おはようございます。あるへです。
本日はこちら「ファー:チェンジング タイド」のレビューです。
前作ローンセイル同様、壮大で雄大な自然や廃墟の様子を目で楽しみ、風や波、水の音、そして船の奏でる様々な音を耳でも楽しむ、非常に癒された旅でした。
これも前作と同様、文字やセリフはまったくありませんが、旅の途中で印象的なポイントがいくつかあるのでストーリーとしての建前はきちんとあります。その中でラストの展開に気付いたときは鳥肌が立ち、思わず感動してしまいました。
それから、思うところがあって前作もさくっとプレイし直したのですが、プレイ感覚はまったく変わらずとも、やはり本作の方がグラフィックから操作性、プレイ感覚、全て正当に進化していましたね。全体としての長さも倍くらいに増えており、結果的に前作で感じた「ただ車を走らせるだけの何もない時間」が欲しかったという不満に応えてくれています。
良いんですよ。これが。
帆を開いて風を読み、その角度を微調整しながらひた走る時間が。
あるいは燃料を燃やし、櫂を漕いで進む時間が。
さらには海中に潜り、ゆったりと過ぎる時間が。
前作のように嵐の中を、雹を避けて雨宿りするあの、雨粒が鉄に打ち付ける音も非常に心地よかったですが、今回のこの、大嵐の海上を避けて海に潜って進むシーンも素晴らしかった。
今作は全てのオブジェクトが3Dになっており、非常に奥行きを意識した演出になっています。解放感があり、パズルというかゲームの演出としても、この3Dの強みを生かした壮大な仕掛けが多く、冒険心をくすぐってくれます。
心の中の澱が溶けていくような、素晴らしいゲームでした。ご馳走様です。
未プレイの方には是非とも、前作からプレイしてもらいたいです。
↓SS げんそうてき〜
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FARシリーズは物言わぬ愛車との孤独な旅感が抜群の雰囲気ゲーですよね。初見時ほんのちょっとだけ悩みながらパズルを解くのも良いスパイスになってます。
シップブレーカー、少しだけ気になってたんですよ。最近流行りの〇〇シミュレーターみたいな感じかなって。最近だとガソスタ経営とか、ちょっと前だと車やら家やらの清掃だったり、芝刈りだったり農業だったり。そういう系かなぁって。
単純作業で無心になったり、のんびりやれそうですね。
謎解きも程よい難易度で。今はシップブレーカーにハマっています。
あるへさんも機会があれば遊んでみて下さい。