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2020年07月12日

409.Zombie Army Trilogy

Zombie Army Trilogy (輸入版:北米) - XboxOne



↑そういえば日本ストアにはないんだった……。

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「ゾンビアーミートリロジー」のレビューです。

 本作はもともと狙撃をメインに据えたTPSスナイパーエリートシリーズのスピンオフ作品として制作されました。エピソード1から3まであり、それらをまとめて一本の作品にしたのが本作です。
 また、続編であるゾンビアーミー4:デッドウォーは、これらの続きであるエピソード4という扱いです。

 一言でいうならまさにスナイパー無双。めっちゃ楽しめました。
 まぁ、本当に無双ゲーのように無双できるかというと全然そうではないのですが、「スナイパーライフル」と聞いて思い浮かべる、「遠くから」「静かに」「狙って」「撃つ」という静のイメージを連想しているとかなり裏切られますよ。
 そもそもがこの時代の狙撃、ということで銃はスナイパーライフルではなく、ライフル。ハンティングライフルに近いんですよね。
 一番狙撃に適した銃だけど、なんでもできる(笑) ただし連射は利かないし、音も酷いし、リロードも長い。そんな銃で、四方八方からわらわらと、ゆっくりと忍び寄ってくるゾンビの頭を次々に撃ちぬいていくのが本当にクセになるかなり貴重な作品です。
 ゾンビゲーは数あれど、戦闘のスタイルもゾンビの種類もかなり飽和した現在においても、古典的なゾンビとこれほど相性のいいシューターもそうそう無いと思います。

 攻略のコツとしては、ヘッドショットに固執しないこと。ですね。
 もちろん、頭に当てられれば最高なのは言うまでもないですが、時間をかけて頭を狙うより、胴でいいのでガンガン連射したほうが結果的にゾンビの波を抑制できる場面も多いです。貫通やクリティカルなどで、意外と殲滅できるんですよね。

 もう一つのコツは、エピソード1の数ステージをやって「こんなものか」と思わないで欲しいこと(笑)
 本作の欠点として、非常に単調、という点があります。
 レール形式で、進んで撃って、また進んで撃っての繰り返しになります。私はお化け屋敷のようだと思ってます。
 ただ、この繰り返しが、終始暗い雰囲気とマップ、代わり映えしないゾンビやその種類と拍車を掛けて、人によっては苦痛なほど単調なんですよね。

 大丈夫、とは言えませんが、エピソード3から大化けします。本当に面白くなる。そして4へと繋がる原点になったと思えます。エピソード1や2が単調で面白くないと思ったら、是非エピソード3をやってみて欲しいです。

 スナエリ伝統のボトルショット(コレクティブル)は、今回もまた動画を探さないと絶対に見つからないようなエグイ隠し方をされているものも多々あり、まぁ、それも含めて私は大いに楽しめたのですが……。
 一緒に攻略を手伝ってくれたフレンドはリアル嘔吐するほど画面酔いに苦しめられました。
 終始暗いマップ、そんな中で目を凝らしての狙撃、個人的には軽快でシンプルだと思う操作感度がフレンドにとっては悪い影響に。追い打ちで単調で変化のないステージと、かなり人を選ぶゲームだと思います。

 だからこそ、肩の力を抜いて、こいつぁスナイパー無双だぜひゃっふー!と、固定観念を捨てて緩く、軽くライフルを連射してほしいんですよね。
 ゲーム的な成長要素は皆無で、何周もしながらプレイヤー自身が立ち回りを覚えていくアーケードライクなシューターでした。

↓ごめ〜ん(テヘペロ☆)その1


↓ごめ〜ん(テヘペロ☆)その2


↓ここ異常にきついんだよね。嫌い。



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