モラハラ親、DV夫からの幸せメソッド

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3年前。
夫のDVにより、娘が飲んだり、食べたり、
起き上がることもできなくなりました。

日ごとに弱っていく娘。

なんとかしなきゃ。
でも、何ができる？


自身もまた、自分の夫による、DV被害経験をもつ姉に相談すると
「今すぐ家を出なあかん。
でもその前に、絶対に警察に行って相談しいや。」

家を出ろと言われることはわかっていた。

でも私だけの収入で、これからの生活は？
私一人だけで、できるはずがない。

そう思って、これまで来てしまった。

でも、もうそんなレベルじゃない。

娘が〇んじゃう！


私は初めて部屋を探し始めた。

下の子は高校生。
高校にも通いやすくて、家賃がやすくて、すぐにでも
入居できるところ…。

なーい！

そもそも不動産屋のサイトの見方がわからない。
相場もわからない。


もともとネットが苦手だから、度重なる自分の操作ミス
にかかる時間が半端ない。

しかも、夫に知られるわけにはいかない。

このペースでは、娘の命がもたない！

今まさに、逃げなきゃいけない瞬間。

このタイミングで、当然身につけてこなければいけなかった常識、
スキルを一切身につけていない自分に気づかされる。


私一人の力では無理。
この家から出るなんて無理。

誰か助けて。

私一人…。

夫ではなく、私一人の無能と覚悟のなさに娘がコ〇される。



こうして私は、15年以上足を踏み入れることのなかった
実家に電話をすることになります。




今DVに苦しんでいる人にしてほしいこと。
まずは
・DV相談に電話
・警察に相談


逃げるまでに猶予があるなら
・お金の準備
・避難先を確保
・子供の学校、保育園、幼稚園に相談
・DV被害の記録を作る

くれぐれもネット検索に注意してください。
履歴がのこらないよう、シークレットモードで。


いざとなったら、スマホだけ持って逃げて！
あなたが助けを求めたら、絶対助けてもらえます。

家から逃げた時は、助けてくれる警察官でさえ
「この人だって、家の中じゃ何してるかわかんないよね。」
としか見ることができなかった私と娘です。

正直、娘は一生男の人と交際しないだろうと思ってました。
「男は殴るからいらない。」
って言ってた娘に、優しい彼氏ができました。
娘から猛アタックした彼氏です。


彼は、人に対して絶対に嫌な言動をしない尊敬できる人。
8才年上だけど、女の人に慣れてなくてかわいいらしい。


私が交際相手に求めた第1条件は、父より体が大きく、力が強い人。
実際に父を殴らなくてもいいけど、父を圧倒して、父が手を出す気
もおこさない人。


”交際相手って、そういう基準で選ばなあかんかったんや〜。”
と自分の未熟さに初めて気づく、50才の私。

娘のほうが、ずっと成熟してしっかりしてます。
ありがたい。

3年前の私に教えてあげたい。
あなたが一生懸命に守っているつもりでいるけど、あなたの娘の
方が、ずっとずっと賢くて幸せになるんだよ。

毎日早く死ぬことだけを願っていたその先に、自分の頭では考え
られない未来が待ってるよ。
だから今は、自分をほめてあげて。
生きていてくれている自分と娘に、ありがとうって伝えて。
そして抱きしめてあげて。

「生きててくれてありがとう。
無事に帰ってきてくれてありがとう。」

このブログを読んでくれた全ての人が
幸せでありますように。

約3年前にDV夫から逃げました。
私の父もDV,モラハラ父・母でした。
家から逃げるための結婚でした。

選んだ相手の第一条件
父より体が大きく、父より力が強い人。

父から守ってくれる、頼もしい存在。
いざとなったら、父を殴ってでも私を守ってくれる。
初めての安心感。

その力が私と子供に向いた時。


父は手加減してたんだ…。


父は私より少し背が高いくらい。
力も男の人としては、そう強くはない。
素手では勝てないけど、棒とか使えば
勝てる。いざとなったら、母を守れる。
そう信じてた。


父は手加減してくれてたんだ…。


父より圧倒的に強い人を選んじゃった。

武器を使っても勝てないじゃん。


賢者は歴史に学び、
愚者は経験から学ぶ。


この私の愚かな歴史から学んでください。

自分の身は、自分で守る。
誰かの暴力に頼らない。
力ではなく、サポートや制度を利用して。
親戚、友人、知人の助けを借りて。

暴力を受けている人は、まずはＤＶ相談に
電話してください。
簡単にネットで検索できます。
警察にも、相談してください。

周りの人には相談してみてください。
この「してみる」くらいのスタンスがいいです。
幸せな家庭で育っている人は、すごいことを言う
人がいるんです。


「愛情があるから、つい手が出ちゃうんだよ。」
「あんないい人が、暴力をふるうとは思えない。
あなたがよっぽど怒らせたんじゃないの。」
と言われることがあります。

”こういうことを言われるかもね。”
覚悟をしていたつもりでも、やっぱり言われると
つらいです。


その時はすぐに話をやめて、次の人に相談に行き
ましょう。こういう幸せな家庭に育った人には、
また別の時に力を借りる時があるんです。
暴力やモラハラを受けている、今じゃない。


私は、同じくDV夫から暴力を受けていた姉から
アドバイスをもらいました。

すぐに家を出る。
家を出る前に、警察に相談すること。

この二つのアドバイス、が私達親子の
運命を変えました。

「警察」
うちの場合は、警察の存在がとっても
大きかったです。

これはまたのちの記事でかかせてもらいます。

DV,モラハラを受けている、あなたとあなたの
大切な人が1日でも早く安心な生活が送れますように。

私は約3年間に、DV夫から逃げました。

家を出る前に、警察に夫のDVについて相談
をしました。

そのおかげで、
・110番特定登録
・住民票閲覧制限
をしてもらうことができました。

110番特定登録とは、私と子供のスマホから
110番を押しただけで、何も言わなくてもす
ぐに警察官がパトカーで駆けつけてくれる制
度です。

「御主人にている人を見かけたら、人違いでも
いいから110してください。」
と言われました。
とても心強くて、うれしくて涙があふれました。

また市役所では、夫が私達の住民票を取れないように
してもらいました。この支援は毎年1回更新してもらい、
現在にいたります。

もし配偶者などのDVで苦しんでいる人がいたら、
このような制度があることを知ってほしいです。