2024年11月18日
借りた部屋についていた〇コム。なくていいから安くしてと思ったけど。
DV夫から逃げるまで、家の中は常に
緊張状態。
毎日、一分一秒、DV夫がきれないように。
子供達が、DV夫と二人っきりにならないように
気を張り詰めていた。
それでも、DV夫の手が出る、足が出る。
DV夫から逃げるために借りた部屋は、
〇オパレスの〇コムがついている物件。
”〇コムはいらんから、その分、家賃を
安くしてほしい。”
そう思った。
でも、ここしか入れる部屋が見つからな
かったのだ。
入居時に、〇コムの人に来てもらい、システムを
説明してもらうことになっていた。
入居日当日、〇コムの人が来てくれた。
カードキーの使い方や、帰宅時の警報音の
解除の仕方を教わる。
そして、非常ボタン。
〇コムの人「侵入者が来たときは、この非常ボ
タンを押してくださいね。すぐに
駆け付けます。」
私の一番の心配は、DV夫に見つかって、部屋に
押し入られること。
DV夫だけど、法律上は夫だ。
夫に対して、非常ボタンを押してもよいのだろ
うか?
見知らぬ不審者でないと、駆けつけてくれない
のかな?
夫に対して非常ボタンを押したら、怒られてし
まうだろうか?
私「夫のDVで、家から逃げて来て、この部
屋を借りたんです。
夫にこの部屋が見つかって、夫がこの部
屋に入ろうとしたとき、非常ボタン
を押してもいいですか?」
〇コムの人は、私の目をまっすぐに見て、
静かに力強く言ってくれた。
〇コムの人「ぜひ押してください。
すぐに駆け付けます。」
嬉しくて、涙があふれた。
毎日、暴力に怯えていたから。
本来なら、一番家族を守ってくれるはず
の夫。
その夫が暴力をふるう。
守ってくれる者は、誰もいなかった。
でも、今、私の目の前にいる人が、私と息
子のために駆けつけてくれると言ってくれた。
この世界で、初めて、DV夫から私と息子を
守ってくれる人が現れた。
ありがとう。
本当にありがとう。
駆けつけてくれる人がいるって、こんなに
安心なんだ。
〇コム代がもったいないと思っちゃって、
ごめんなさい。
※個人の感想です。
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