2024年07月03日
1212 ケツ捲くり
二泊で川治温泉ツアー旅行へ行った。
ウイークデーとあって老人だらけ。
新宿発、上野経由で上野から乗った。
高速道路で、予定外にお客のトイレタイムをとるとのアナウンス。
70歳くらいのばーさんがパンク状態で路肩へ降りると、後からじーさんが追いて行く。
もどかしくガバッとケツを捲くると、これまたタイミングよくじーさんが傘をパッと目隠しに広げる。
あれれ?
透明のビニール傘、まる見えだ。
ワッと言うどよめきと溜息。
スッキリしたばーさんは、じーさんと手を取りニコニコ顔。
夕食は、大広間で其々膳をとる。
じーさんは食欲おおせいで、ばーさんの善にまで箸を出す、二度もご飯のお代わりを大声でとる。
翌日の夕食は、さすがに中居さんも心得、おひつごと置いていった。
三日目、午後3時出発とあって、昼食後、帰る前の温泉で混雑していた。
すると、女の声がする。
混浴ではないぞ?
よく見ると、あの石臼ケツのばーさんだ。
じーさんと二人、ゆかた姿、おまけにスリッパびしょびしょのまま。
洗い場を端から端まで点検、部屋のカギがないとの事で探している。
とうとう二人は浴槽を見定め、この中にあるはずだ。
温泉を抜こうと手に手をとって行動開始。
おい! 全員風邪を引くぞ!
割腹のいい年寄りが、とうとう切れた。
お前ら!フロントヘ行け!
何も悪い事してないのに何んで怒るのよ、とすごすご退散。
この分だと帰りのバスで何か起こるな、と期待していたが二人でゴーゴーといびきのハモリ。
息が合う、麗しき夫婦愛。
しかし、やはり事件は起きた。
上野へ着くとじーさんは、ここは自分の家ではない、自分の家は川治温泉だ、すぐに引き返せと言い寄る。
ばーさんは一泊しかしていない、もう一泊あるからすぐに引き返せ、と。
麗しき夫婦愛。
例のじーさんが再度切れた。
運転手の首根っこを捕まえ、こいつらここで降ろせ!と。
この二人今夜中に家へ帰れるか、鍵は?
素晴らしい映画のクライマックスシーンを時間切れで見れない感じで後ろ髪を引かれる。
終点、新宿まで行って結末を見たかった。
末期老人語録・・・より。
老夫婦、二人でボケれば、敵なしだ!
老夫婦、二人でボケれば、キミ麻呂だ!
老夫婦、二人でボケればメルヘンだ!
老夫婦、二人でボケれば極楽だ!
1211 老人天国
スポーツクラブで泳ぐのを日課にしているが、平日のクラブは老人天国だ。
サウナに入った後、平面ガラス張りの広い部屋に10人が腰かけられる総鏡張りの前で、ドライヤーが使えるようになっている。
何気なく見、腰が抜ける程、ギョッとした。
ツルツル禿げのじいさんが3人、その前でツルツル頭にドライヤーを当てているではないか。
鏡に映る顔と、ツルツル後頭。
ガン首、シャレコーベが六つ並んで、しかも裸体で、こっちを見ている光景に見えたのだ。
一瞬、あの世へ来てしまった、と感じ、心臓が止まる思いだった。
異様なる光景とは、その事だろう。
何も毛の無いツルツル頭に、ドライヤーを使う必要ないだろう。
せっかくエコに到達できたのに、電気代の無駄だ!
自宅では、ドライヤーを使わないだろうに、タダだからと言って何の意味がある・・
ヤケドするだけだぞ・・
老人大国、平日、喫茶店に行き、タバコをふかしていると、スリ硝子で仕切られた禁煙席に、ばあさん軍団が、けたたましく入ってきた。
耳が遠いのか、親分肌のババーが、店内に響きわたる声で、しゃべくっている。
ねーねー丁目の山本さん、バイドクじゃない。
バイドクは、頭が禿げるんだって・・
子分・・それって、エイズの事じゃない。
そうそう、そのエイズよ・・
若い頃、東南アジアへ単身赴任。今は、奥さんとも、うまくいっていないみたいよう・・
と、山本氏の話題で、大変な盛り上がりようだ。
その内、私の隣にいた、かわいい毛糸の帽子をかぶった男が、ソワソワ動き出した。
親分の前へつかつかと行き、バサーと帽子をとり、一人一人なめ回すように、睨みつけたのだ。
そう、話題の山本氏だったのだ。
殺傷事件が起きかねない、異様なる雰囲気である。
山本氏の後姿は、肩まで怒り狂っているようで、勘定を払って出て行く。
その後姿を見送ると、親分肌のばあさんは、前にもまして、大きな声で言い放った。
何もエイズだと、決め付けた訳でもないのに、失礼だわ!
睨みつけられる覚えは無いはずよ、と。
おい! ばあさん、あんたに反省の気持ちは無いのか・・
ボケも入ってきているのであろう。
老人大国の日本、そろそろ、ボケ法の制定をしないと、国はなりいかなくなるぞ・・
30年間もオカマを通し、女に成りきった男がいた。
酒の席で、色気も全く感じられない、お前は女に成りきれない、男だ、と言われる。
ボケも入ってきており、感情の上下が激しくなっている男は、相手を刺し殺した。
さて、問題はこれからだ。
心身共に女になりきって、殺人までおこしたこの人物を、男部屋に収監したら、罪になるのか・・
女部屋に収監したら、罪になるのか・・
皆さんで酒の肴に、議論してほしい。
いずれ貴方は、裁判員になる可能性がある。
今の内から、勉強しておこう。
1210 すこぶる面白
その昔、道路や高速道路が出来、物流が飛躍的に伸びた。
そして運送業などが台頭した。その後通信、電波が出現し、テレビやラジオなど・・
土地や建物は所有しても限界がある。しかし電波には垣根が無い。
土地を千坪持っていても、その上層部は天空まで自分の物とは言えないのであるが、電波は勝手に侵入する。家の中まで入って来るのである。
時代の潮目としてTVやラジオが一気に先端企業になり、その後上空空間を使う空間産業として航空産業、JALやANAが誕生。
そして携帯、ブログの時代へ進んで来たのである。
TV等は国の免許が要る、がブログは垣根がない。
私が他人の家へ入れば即逮捕、しかしこの私のブログはもう既に貴方の家に侵入している。
トイレ、スッポンポンで風呂に入っても私のブログは侵入、貴方の体を舐め回している??
と言っても過言ではないだろう。
恐ろしい・・と言うか、世の中すこぶる面白い。
これ程面白い道具を単なる日記で終わらせる訳にはいかない。
昔・コンピュータは国家や巨大企業の独壇場だった。しかし今は個人で持てる。
昔・電波は国家管理下にあった。今はブログで個人が自由に使える時代になった。
ビルゲイツがコンピユータソフトを考え出した状況以上に、目の前には巨大な市場、チャンスが広がっているのだ。
そうだ、個人で放送を初めてもまったく問題は無い。
GPSを利用した次世代産業を就職に選ぶも良し。
だから言う、著名大学を出ようが時代の潮目を見れなければ底辺を這うしかない。
このブログの、若者よ・・・をじっくり味わい先駆者になろう。
革命だ〜
いや、いや、脳内爆発だ〜
1209 脳内爆発だ〜
最近電車に乗っていて車内の様子が激変しているのにびっくりした。
皆さん気が付いていたのか、殆んどの人が携帯を見ているのだ!
以前は携帯と言えば耳に当てる物、と思っていたが様子がちょっとの間に変わっているのだ。
メールであったり、ラインであったりゲーム、読み物、ともかく携帯が耳から完璧に目に変わっているのだ。
世の中に革命が起きているのだ。
この革命を見過ごすのではなく乗る事、先取りする事が大事と思い、すぐさまブログを書き出した。
いずれブログはインターネットを超え、巨大市場が出来るはずだ、ライブドアや楽天以上の巨大企業が誕生するはずだ。
そして子会社化されるぞ。
私はブログを単なる日記の延長ではなく、コンテンツさえ考えればとんでもない道具になる、と考え実験に乗り出した。
このサイトは予想を遥かに超えるアクセスを確保。
更なるアクセスが倍増出来れば、本格的な個人放送、携帯放送に切り替える積りだ。
若者よ! 未来は面白くなるぞ!
心して己を見つめ、とんでもない可能性へ舵を取ろう!
携帯はその内本になり、サイフや紙幣になり、世界地図にもなる。
チケットやカード、免許証や保険証代わり、音楽堂、むかし話、語り部であったり、更に国をも支配するかも知れない。
電子マネーはすでに定着、国の紙幣までも利用価値が危ぶまれ、住民票や免許証、パスポート等スマホによる顔や指紋認証等切り替わる事も想定できる。
民間では既に利用、スマホバーコードで座席指定からホテル利用など問題ない。
若者よ! 世の流れの潮目を見る要素を蓄えろ。
1208 マッチ発祥の地
世の中時々ひょんな物に出会う。
マッチ発祥の碑、なんて誰も知らないだろう。
あのタレントのマッチじゃないぞ。
場所は錦糸町、ひかる邸の近所にその碑がある。
名門だが両国高校の敷地内に、道路に面した所に何気なく目立たない状態だ。
誰が何んの意味があって、何んの為に、わざわざ金を出し建てたのだろうか。
訳が解らない・・・
マッチコレクターで興味の有る人、校内に入らなくても自由に道路から見れ、写真も撮れる。
錦糸町駅前のトイレ、気持ちよく放尿していると、中学生の集団がザワザワ入って来た。
右隣の子が満杯なのか、あせりにあせった挙句、ギャーと声を張り上げ「思いっきり、チャックに挟んだ、擦り剥けたよー」と・
左隣の大き目の子が、声変わりしたのか、低いトーンで、訳の分からない意味不明の歌を歌い出した。
「タマネギむ〜けた、皮剥けた〜、涙が出たよ〜、お父〜さん〜・・」
禿げ爺ジーは若い頃、皮の剥けた当時の喜びを思い出し、思い切りニタニタうなずいていた・
ジーさん、あんたは変態か?!・
明美とひかるは高校時代からの友達で、郷里の会合などで時々会い、クラス会などでも二人は永遠の恋人同士だ、と言い合い、周りからも羨ましがられる親しい友人関係であった。
年に一度の大勢の郷友会で、日曜昼間、一時頃からの飲み会。
舞台では郷土芸能や隠し芸など賑わう。
友人等の席を回り戻ってくると、四時頃だったか、明美が待っていたかの如く、腕にしがみつき、懇願する眼差し。
私、今マルバイ(ノーパン)なの。スースーして風邪引きそう・・と言う。
バカ、昼間っから誘って、どういう積もりだ! と言うと、あら 色気感じるの?
と茶目っ気たっぷりな会話。二人は何時も孫の自慢話だらけ。
話を聞くと、ビールを飲みトイレへ行くが並んでいる。
こらえて我慢、急いでパンツを下ろし、バッシャーと行ったそうだが、ふたのまま、ストッキングを伝わり小水がかかとまで濡れたそうだ。
しかたないのでパンツを脱ぎ捨てた。だからノーパンだとの事。
あんた男でズボンだし、裏返しにするから、パンツ頂戴、と縋り付いての懇願。
帰り、スカート姿で駅の階段上下は出来ないとの事。
こう言う時こそ男にならなければ、と略奪されてしまった。
明美!もし蓋が割れ、お姫ちゃんが挟まれたらただ事では済まないぞ。
内鍵をかけられ、ギャーギャー騒がれたら救急車どころか、レスキュー隊だぞ!
翌日電話、パンツは後日のり付けアイロンをかけ返しますと。
バカ! 記念にやるよ、と言ってやった。
翌年末、明美はガンであっけなく他界した。
記念のアイロンパンツ履いてあの世へ行ったのかな・
合掌・・・
1206 「ん」
この島では鳥のフクローの事を、ボイサと言う。
なんでこのような呼びかたになったか、まったく訳が分からない。
また、本土では「ん」から始まる言葉や単語は、数少ないと思うが、この島では、けっこう「ん」から始まる言葉や単語がある。
姉さんの事は、「んーな」と呼び、末娘は、んぼま、と呼ぶ。
貝類でも「ん」から始まる末娘と同じ「んぼま」なる名称あり。
木や草にも「ん」から始まる「んーまに」や「んがな」など。
他にも、んーがま、んげせ、など日本の言語学では理解しづらい言葉が数多く残っている。
この島には、言語学者なる者が一歩たりとも足を踏み入れた形跡がない。
30年前に、早稲田大学の調査隊が出した調査報告を見ると、生活様式や行事などを書いてあるが、肝心な言葉に関する調査が欠落している。
昔の言葉を知る人は数少なく、空前の灯だ。
言語学者がいるとすれば、なんとか今の内なら間に合うかもしれない。南の島々の言語を調査すると、日本語と合い通じる、何かが見つかるのではないだろうか。
訳のわからない方言は他にも、出てくる。
お線香の事をこの島では、ハウと言う。
すぐ目の前の石垣島や竹富島、西表島などでも、この呼び方はないようだ。
だいたいが、クーと言うか、それが訛ったような呼び方のようだ。
それは、たぶん香から来ているのだろう。
しかし、なんでこの島だけ、ハウなのか、まったく訳が分からない。
お線香は、火をつけるのにマッチが必需品だ。
墓参へ出かける時、よく確認された。
忘れ物はないか・・・
ハウ、マッチ・・
どこかで聞いたような気がするな・・
石垣島唯一のマクドナルド、あまりの暑さにふらりと入ると女高生が6人二つのテーブルに陣取り、けたたましい声ではしゃいでいた。
スカートであぐら、片ひざ立てている子もおり、上品とは思えないが、制服からひかるの出た高校でないのに一安心。
沖縄人はよく「行くさ〜」「行くね〜」「行くば〜」と言うようにさ〜ね〜ば〜を語尾に付ける場合がおおい。
女高生の会話・明菜が哲也にレター出したば〜 どうなったば〜 フラば〜よと語尾にば〜付けでしゃべっている。
隣の子が携帯の写真を見せられ、ガハハーと高笑いの後 超ば〜 っと言う。
何を言っているのか訳が分らない。ズーズー弁ならぬばーばー弁だ。
卒業後本土ヘ行くだろうが、まともに会話出来るのだろうか。
おい 女高生! いつからばーばーに成ったのだ。
1205 イケメン
島には、全く理解出来ない言葉がある。
行け、という表現は、パリ、と言う。
日本国広し、島の数は、多くあると思うが、行け、という言葉をパリ、と表現する地区ないであろう。
フランスのパリ、がどのような意味を持っているのか知っている方は、教えてもらいたい。
仮に行け、あるいは、目指す、というような意味が、パリに込められているとしたら、それは大変なことだ。
方言が、フランスと関係あるという事になる。
歴史的にフランスとは無関係としか思えない島た。
イケメンの事を方言でいうと、パリメンだ。
パリパリの新入社員という言葉があるが、それは、行け行けの新入社員。
イケメンは当然、パリメンだ。
イケイケメンは、方言でパリパリメン。
ところで貴方は、パリパリメンかな??