2024年02月13日
睡眠障害には肉体運動と飲食物が関係
日中に肉体運動を行うと夜には疲れて眠くなる。
どうしてなのかを調べると、国立精神・神経医療研究センターのページに以下の内容が記載されていた。
疲労によって体内でアデノシンが作られ、アデノシンがアデノシン受容体に結合すると、ヒスタミンの放出が抑制されて眠くなるのだそう。
勝手に仮説をたてると、もしかして、現代にアレルギー患者が多いのは技術の進展で機械技術やコンピュータでの自動化がされて
肉体労働が減り頭脳労働に置き換わり、パソコンやスマホで光の画面を見る機会が増えて、脳の神経が興奮する状態が増えて
肉体的な疲労物質のアデノシンが出ないことや、食事で逆にヒスタミンが出ることが多くなったことが原因で、ヒスタミンの放出が多くなり眠れなくなったのではと思った。
うつ病をはじめ精神疾患の多くの患者に共通なのが睡眠障害である。
私は未だにコーヒーなどのカフェイン飲料を飲んだりすると、不安や下痢、吐き気、動悸などが起きて
10時間以上、不快症状が続くが、カフェインがどのように作用しているかもしれた。
カフェインはアデノシンが受容体に結合するのを阻害するために、ヒスタミンが放出され続けて、覚醒する神経が興奮するために、眠れなくなる。
私は先日、久々に夕方17時ころにカフェオレを飲んだ。
すると夜間朝方までほとんど眠れず、眠ると悪夢を見た。
この状態は私が不安障害とうつ病がひどかった時に経験した症状だ。
総じて言うと、うつ病や不安障害の治療には日中に肉体運動を多くして、アデノシンを生成することで
眠りの質を上げることでメンタル疾患が早く治るメカニズムは正しいと自分の経験でも思う。
私の場合も日中に用事で朝早く起きたり、体を動かす機会が多くなってから、症状が急激によくなっていった。
でも、いまだにカフェイン飲食物で不安症状や自律神経症状が出てしまう。
一般にカフェインが入っている飲食物で有名なのはコーヒーや緑茶、紅茶、栄養ドリンクである。
しかし、私のようにカフェインに敏感な人はカフェインが体内で代謝されて効果が薄まるまで12時間もかかる。
また、夕方に飲食してダメなものに、ココア、チョコレートなどがあることも覚えておこう。
あなたが夜に眠れなかったり、悪夢を見るのはこれらのカフェインを含んだ飲食物が原因かもしれない。
また、カフェインはヒスタミンの生成を抑制しないため、アレルギー症状はカフェインが原因かもしれない。
花粉症などのアレルギー症状にはヒスタミンの働きを阻害する抗ヒスタミン剤が用いられる。
ヒスタミンの働きを阻害するためにアレルギー症状は抑えられるが、副作用として眠気がひどいことが多い。
世界中で肉体労働が少なく頭脳労働が多くなった昨今、メンタル疾患が増加傾向である。
頭脳労働で神経を使ってもアデノシンという疲労物質はできにくいようだ。
頭ばかり使う仕事の人は逆に脳の神経が興奮状態の癖がついて、眠りにくくなると思う。
posted by さかえ at 07:01| うつ病、不安障害治療法