2017年06月05日
次の目的地はどこへ?! 〜 フランス・ヴァンスから、マルセイユ〜イギリス・ロンドンへ 〜
「なぜヨーロッパなのか?」と、時々尋ねられる。
そして、自分でも時々思う。
世界中、心惹かれる場所、そして物価も安く、行きやすい場所はいたるところにあるけれど、なぜこの時、ここだったのか?
その理由はイギリス東部にある「サマーヒル・スクール」の存在にあった。
出発前に、散々迷った末に「今、絶対に行ってみたい場所」がこの学校だった。
和歌山にある「きのくに子どもの村学園」を始めとする、日本にあるフリースクールの多くが、(いや世界中の)この学校をモデルとしている。
いわば「教育の理想郷」のような学校と言えるかもしれない。
でも、そんな有名な学校が、そんなに簡単に訪問させてもらえるだろうか?
出発の1ヶ月半前くらいにネットで調べたメールアドレスに、ドキドキしながらメールを送ってみた。
すると、ごく短いけれどまぎれもなくリーダーであるZoeから「歓迎」という返事が来た(≧▽≦)!
(その時は、返事が来たことそのものに、大感動だった)
できれば一週間くらい滞在してみたかったので、そのことも書いてみたが「2、3日」という返事だった。今思うとその頃は春休みで、まだ余裕があったのだろうなと思う。
だんだん日が近くなるにつれて
「訪問は1日だけに、どの日がいいか連絡をください」となり、
最後は「訪問日はこの日だけにしてください」と指定日の連絡を受けた。
つまりは訪問者が多過ぎるのだな・・・と予想できた。
しかし、これが困った事態となった。
そのメールを受け取ったのは、南フランス・フレネ学校訪問中の木曜日。
既に、次はイギリスと予定を立てて、次の月曜日にマルセイユからロンドン行きの飛行機の予約もしてあった。
そして、最も近い指定日はまさにその当日だった・・・その次はなんと3週間後・・・
ここで選ぶ道は3つあった。
@飛行機の予定を1日早めて指定されたその日に行く。
A予定はそのまま、イギリス内の他の学校を見て、3週間後に行く。
B行く国を変えて、3週間後にイギリスにいく。
ひとまず、Aができたら一番助かるので、ダメで元々と前もって調べておいたイギリス内の別の連絡先にメールを送った。(そして、これが後の私の運命に大きく関係してくる)
そして次の日(金曜日)、フレネ学校訪問という第一の大仕事を終え、通訳をしてくださったYさんとビールで乾杯して大いに夢を語り、この貴重な出会いに感謝し・・・ほろ酔い気分で、ホテルのパソコンと向き合った。
@の、予約を変更するということのデメリットは「予定外のお金がかかる」「せっかくの訪問が急ぎ足になる」ということだった。
ライアンエアーの予約画面の前で、散々迷っているうちにほんの数分違いで、航空運賃は倍ほどに跳ね上がり・・・(ToT)
さらに気がつくと、この日はニースに帰るつもりでいたのだが、その最終バスの時間も過ぎていた・・・Σ(゚Д゚)
またやってしまった〜っっ。。゚(゚´Д`゚)゚。
、、、大丈夫、月曜まではまだあと2日もある!
例によって、これは神様が「焦るな」って言ってるんだなと思うことにして、散歩していた時にみつけた安いホテル(32ユーロ)に移動した。
(ニースのユースに謝罪とキャンセルの電話をすると、とても優しい返事でキャンセル料も取られなかった。すばらしい!)
ひとまず無理して行動するのはやめにして(つまり@は却下)、のんびりとその時を楽しむことに決定('・ω・')
ヴァンスのこのホテルでは、トラベルクッカーにかなりお世話になり、ものは試しとレトルトにも手を出してみた(美味!)
節約しながら、そして現地の食も、、、^^
街の雰囲気も楽しみ、、、
そのホテルで、プチ贅沢も、、、
結局2泊させてもらい、ホテルの夫婦とも打ち解け、すっかりくつろがせてもらった・笑
そして日曜日、曇っていた天気は再び快晴!
なにはともあれ予定通り月曜にマルセイユ空港からイギリスに向かうべく、ヴァンスを出発した。
正直、この時の行く先の決まらない状態はかなり不安だった。
この日は、ヴァンス〜ニース〜AIX(マルセイユのとなり)で、初めての長時間のバスの旅。
二階建てバスの乗り心地はかなりすばらしく、車窓はまさにプロバンス地方のイメージ通りのぶどう畑・・・
しかし、やはり車酔い(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
AiXに着いた時は、正直「バスはもういい」という感じだった→_→
ここのユースに1泊、、、
*ここでの出来事は、「情報編」ブログの「ユースホステルばんざい」にて公開しております^^
ちなみに、あまり観光地とはいえないこの街で、フランス語が全くできない私は、「分かりやすいメニュー」を求めてさまようこととなった。結局、せっかくフランスにいるのに、なぜかファミレスっぽいお店に、、、
写真付のメニューがどれほどありがたいか、よく分かった・笑
(10ユーロ)
そこそこ美味しかったからいいんだけど、、、(^^ゞ
次の日、マルセイユ空港からライアンエアーで、ロンドン,スタンステッド空港へ
そして、次の行く先、宿泊場所を決めるべく、空港そばのホテルのパソコンに向かい合った。
YAHOO JAPANからメール受信画面に移った時、ものすごくドキドキが走った。
先週送った学校からの返信が見え,これが、Sand SchoolのJoannaからのはじめてのメールで
「歓迎」というものだった\(^o^)/
この状況で、どれだけ嬉しいメールだったことか・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。
これで、次の行き先が決定した。この道迷い状態の時がなかったら、もしかしたらSand Schoolとは出会えなかったかもしれない。
この時のちょっとした、運命のいたずらというか、不思議な流れにしみじみと感謝。
そして、その日はハイドパークのそばのユースにたどり着き、無事に予定の行程を終えることができた。
(つづく)
実際の旅に役立つ情報編へは、こちら
ヨーロッパの自由学校訪問記 〜情報編〜
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世界中、心惹かれる場所、そして物価も安く、行きやすい場所はいたるところにあるけれど、なぜこの時、ここだったのか?
その理由はイギリス東部にある「サマーヒル・スクール」の存在にあった。
出発前に、散々迷った末に「今、絶対に行ってみたい場所」がこの学校だった。
和歌山にある「きのくに子どもの村学園」を始めとする、日本にあるフリースクールの多くが、(いや世界中の)この学校をモデルとしている。
いわば「教育の理想郷」のような学校と言えるかもしれない。
でも、そんな有名な学校が、そんなに簡単に訪問させてもらえるだろうか?
出発の1ヶ月半前くらいにネットで調べたメールアドレスに、ドキドキしながらメールを送ってみた。
すると、ごく短いけれどまぎれもなくリーダーであるZoeから「歓迎」という返事が来た(≧▽≦)!
(その時は、返事が来たことそのものに、大感動だった)
できれば一週間くらい滞在してみたかったので、そのことも書いてみたが「2、3日」という返事だった。今思うとその頃は春休みで、まだ余裕があったのだろうなと思う。
だんだん日が近くなるにつれて
「訪問は1日だけに、どの日がいいか連絡をください」となり、
最後は「訪問日はこの日だけにしてください」と指定日の連絡を受けた。
つまりは訪問者が多過ぎるのだな・・・と予想できた。
しかし、これが困った事態となった。
そのメールを受け取ったのは、南フランス・フレネ学校訪問中の木曜日。
既に、次はイギリスと予定を立てて、次の月曜日にマルセイユからロンドン行きの飛行機の予約もしてあった。
そして、最も近い指定日はまさにその当日だった・・・その次はなんと3週間後・・・
ここで選ぶ道は3つあった。
@飛行機の予定を1日早めて指定されたその日に行く。
A予定はそのまま、イギリス内の他の学校を見て、3週間後に行く。
B行く国を変えて、3週間後にイギリスにいく。
ひとまず、Aができたら一番助かるので、ダメで元々と前もって調べておいたイギリス内の別の連絡先にメールを送った。(そして、これが後の私の運命に大きく関係してくる)
そして次の日(金曜日)、フレネ学校訪問という第一の大仕事を終え、通訳をしてくださったYさんとビールで乾杯して大いに夢を語り、この貴重な出会いに感謝し・・・ほろ酔い気分で、ホテルのパソコンと向き合った。
@の、予約を変更するということのデメリットは「予定外のお金がかかる」「せっかくの訪問が急ぎ足になる」ということだった。
ライアンエアーの予約画面の前で、散々迷っているうちにほんの数分違いで、航空運賃は倍ほどに跳ね上がり・・・(ToT)
さらに気がつくと、この日はニースに帰るつもりでいたのだが、その最終バスの時間も過ぎていた・・・Σ(゚Д゚)
またやってしまった〜っっ。。゚(゚´Д`゚)゚。
、、、大丈夫、月曜まではまだあと2日もある!
例によって、これは神様が「焦るな」って言ってるんだなと思うことにして、散歩していた時にみつけた安いホテル(32ユーロ)に移動した。
(ニースのユースに謝罪とキャンセルの電話をすると、とても優しい返事でキャンセル料も取られなかった。すばらしい!)
ひとまず無理して行動するのはやめにして(つまり@は却下)、のんびりとその時を楽しむことに決定('・ω・')
ヴァンスのこのホテルでは、トラベルクッカーにかなりお世話になり、ものは試しとレトルトにも手を出してみた(美味!)
節約しながら、そして現地の食も、、、^^
街の雰囲気も楽しみ、、、
そのホテルで、プチ贅沢も、、、
結局2泊させてもらい、ホテルの夫婦とも打ち解け、すっかりくつろがせてもらった・笑
そして日曜日、曇っていた天気は再び快晴!
なにはともあれ予定通り月曜にマルセイユ空港からイギリスに向かうべく、ヴァンスを出発した。
正直、この時の行く先の決まらない状態はかなり不安だった。
この日は、ヴァンス〜ニース〜AIX(マルセイユのとなり)で、初めての長時間のバスの旅。
二階建てバスの乗り心地はかなりすばらしく、車窓はまさにプロバンス地方のイメージ通りのぶどう畑・・・
しかし、やはり車酔い(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
AiXに着いた時は、正直「バスはもういい」という感じだった→_→
ここのユースに1泊、、、
*ここでの出来事は、「情報編」ブログの「ユースホステルばんざい」にて公開しております^^
ちなみに、あまり観光地とはいえないこの街で、フランス語が全くできない私は、「分かりやすいメニュー」を求めてさまようこととなった。結局、せっかくフランスにいるのに、なぜかファミレスっぽいお店に、、、
写真付のメニューがどれほどありがたいか、よく分かった・笑
(10ユーロ)
そこそこ美味しかったからいいんだけど、、、(^^ゞ
次の日、マルセイユ空港からライアンエアーで、ロンドン,スタンステッド空港へ
そして、次の行く先、宿泊場所を決めるべく、空港そばのホテルのパソコンに向かい合った。
YAHOO JAPANからメール受信画面に移った時、ものすごくドキドキが走った。
先週送った学校からの返信が見え,これが、Sand SchoolのJoannaからのはじめてのメールで
「歓迎」というものだった\(^o^)/
この状況で、どれだけ嬉しいメールだったことか・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。
これで、次の行き先が決定した。この道迷い状態の時がなかったら、もしかしたらSand Schoolとは出会えなかったかもしれない。
この時のちょっとした、運命のいたずらというか、不思議な流れにしみじみと感謝。
そして、その日はハイドパークのそばのユースにたどり着き、無事に予定の行程を終えることができた。
(つづく)
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ヨーロッパの自由学校訪問記 〜情報編〜
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