ダブル・ミッション -CIAと家族: 映民屋

2014年12月07日

ダブル・ミッション -CIAと家族

2010年公開ジャッキーチェン主演
「ダブル・ミッション」（The Spy Next Door）のレビューです

　＜　あらすじ　＞

普段冴えない風貌であるボブ（ジャッキー・チェン）は、裏では敏腕CIAエージェントとして働いています。ボブの隣の家では、シンルグルマザーであるジリアンが住んでいて、彼女には三人の息子と娘がいます。ボブとジリアンは恋仲ですが、ボブはシリアンの子供たちに「冴えない風貌」から嫌われています。

ボブはCIAの仕事を引退し、平和な家族を築くことにします。

ちょうどその頃、シリアンの父が怪我をしてしまいその看病へいくことになります。ジリアンは母を連れてくるといいますが、ボブが子供たちの世話をすると名乗りでます。子供達と仲良くなるという目論見でした。

しかし、ボブのことが気に食わないファレン、虚言癖のある長男イアン、一番幼い次女ノーラに振り回されて、なかなかうまく子供たちと仲良くなることができません。ある日、イアンがボブのパソコンを勝手にいじってしまい、ロシア組織の極秘データを自分のアイポッドにダウンロードしてしまいます。ダウンロードした位置が特定されてしまい、国際的な陰謀にジリアンファミリーが巻き込まれてしまいます。

ボブがCIAであることを知らなかったジリアンは、その事実を知って別れることを決意します。

ジリアンとの関係はどうなるのか、ボブはジリアンファミリーを守ることができるのか、いつものジャッキーアクションとファミリードラマの両方を楽しめます。

あらすじは以上です。

good!!
子供達との距離が縮まる

ボブが子供達との距離を縮めるために、彼らの立場にたって少しずつ距離を縮めているシーンはとてもよかったと思いました。一生懸命に子供達のために尽くして、疲れ果てているシーンはもう一家の大黒柱に見えました。

しつけもしっかりしていて、ダメなものはダメと言い、不慣れではあるものの頑張っている姿はいい父親だなと感じます。

いつものアクションばりばりのジャッキー主演作品よりも落ち着いた気持ちで見ることができました。

どたばたアクション

ジャッキー・チェンのどたばたアクションはこの作品でも健在ですね。家の家具を使って敵と戦っているところは視聴者を魅了します。ジリアンファミリー一員も、ボブに応戦しています。

ボブが必死で戦っているのに、子供達はのんきな雰囲気でいるところもおもしろいです。死ぬ恐怖がわかっていないからこそではありますが、CIAに家族ができるとこんな風になるんだろうかと想像してしまいます。