物価上昇で各社が次々に値上げを発表で苦しむ国民。さらなる円安でまた値上げの波が来ると憂鬱な気分になります。
しかし日本銀行の総裁黒田さんは講演で家計の値上げ許容は高まっていると発言(下記事)。
さすが年収数千万円の人の発言はすごいですね。
私は値上げ許容してないんですけどね。しかも物価だけ上がって給与に反映されて無い状態で生活が苦しくなってる人が多い。私も年収数千万円だと物価高気にしないでしょうね。
黒田氏の周りは高級官僚や政治家、経団連のお偉いさんぐらいしかいないんじゃないですかね?反対する人間は10年近い総裁任期で軒並み左遷されてるでしょうし。
日銀の黒田東彦総裁が6日、東京都内で開かれた講演で「家計の値上げ許容度も高まってきている」と述べた。2%の物価目標の達成を目指す上で「重要な変化と捉えることができる」と語った。
中略
日本よりも米国の方が金利が高いことを背景に、外国為替市場で円安ドル高が進んだが「急激な変動ではなく、安定的な円安方向の動きであれば、経済全体としてみればプラスに作用する可能性が高い」と強調した。
■東京新聞
しかし黒田さんは円安が経済に寄与すると言うことを頑なに信じてます。昭和バブル時代の幻想を追い求めるんでしょうね。
世界と真逆の金融政策で誰も日本円を買わない状況。しかもこれから円安が進行しでも途上国よりも高い人件費。どういう理論で経済に寄与するのか私にはわかりません。
通貨が下落すれば防衛するのはほぼ不可能。30円近く円安が下落したのに経済は復活すると考えるのは難しい。
いいとこ外国企業が企業買収。その後基幹部分の技術を自国の関連企業に売り払い二束三文企業を売り払い、日本で働く従業員は首切りで国力大幅減でしょうね。
暗い話ばかりですが、円安が続く限りこの状況は変わらないでしょう。さらに言えば日銀も財務省も政府(自民・公明)も円安推進派だらけで増税で苦しくなることはあっても楽になることは無いと見てます。