ですが、この世の目に見えるものは、どれも誰かの想像によって生まれたものです。
そう考えると、やはりまずは目に見えないものを大切にしていくことが必要だと感じています。
空気を読みすぎる女性を主人公にしたドラマがいくつかありました。
それは相手を優先させるために、いつのまにか自己犠牲になってしまい、気が付いた頃には心身ともに疲弊してしまう状態になってしまいます。
本当に相手の事を思うならば、まずは自分を後回しにせずに、自分のメンタルを大事にすることが先決だと思います。
逆の立場になって考えてみると、相手の自己犠牲の上に、何かをされたとしても、された方も幸せには感じにくいでしょう。
さらに度が過ぎると有難迷惑になり、その上、お礼の強要をされた時には、かなりのストレスを感じてしまいます。
ここまでくると、それはもう善意でもなんでもなくなってしまいます。
仮に誰かに善意のある行動を取って、何も反応が無かったとしても、別のところから自分のところへお返しがやってくるのだと思います。
1対1ではなく、善意はどんどん繋がっていく方が、結果的に世の中全体が良くなっていくでしょう。
自分のメンタルを大事にすることで、結果的に相手のメンタルも大事にすることに繋がっていくのではないかと思っています。
以前、何度か血の通っていないような文面を受け取ったことがあり、かなりショックを受けました。
人間同士のコミュニケーションだけではなく、文字同士のやり取りの中でも、心のある言葉を心がけたいものだと思いました。
自分のメンタルを大事にしていくことで、メンタル的な不調も減っていくでしょうし、ストレスから来る病気も減っていくような気がします。
お金や義理、見栄などのために自分のメンタルを犠牲にしてしまうと、その代償は予想以上に大きいものになってしまうようです。
中にはお金や義理、見栄が第一主義の人もいるのかもしれません。
人の価値観はそれぞれですが、自分の価値観と違う人とはご縁が無いと思うので、そういう人に出会うことはあまりありません。
今年は新型コロナウィルスの1年だったと言っても過言ではありません。
この状況を改めて考えてみると、やはりこれからは目に見えないものにもっと意識を向けていくべきなのではないかと思っています。
100年に一度の出来事のようですが、世の中が大きく変わって行くと言うか、変わらなければいけない時期に来ているような気がしています。
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