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2014年07月26日

スリップの変遷

先日は初期のスリップを紹介したが、今回は偶然入手しているスリップの変遷について記してみたい。まず紹介するのは、小川鼎三『解体新書』(中公新書・165)、1968年8月である。註文伝票となっており、当時の定価は200円。註文数と書店名などの項目があり、売り上げおよび、報奨金の管理などがあったと考えられる。

解体新書


次は1970年11月に販売した藤田健治『ニーチェ』(中公新書・235)である。100番台と異なるのは、註文伝票→注文伝票となっていること。定価は300円(分厚い本である)、ここから分類(1210)−製品(070235)−出版社(4622)というISBNの前身になる管理番号が入ってくる。

ニーチェ


8年後の1978年6月に発売された稲垣眞美『日本のビール』(中公新書・507)の注文伝票を見てみよう。注文伝票の名前は変化し、「中公新書注文カード」とある。過去のものと比較するとシンプルになっている。長方形の枠に囲まれ、本のタイトル・通し番号・著者名が中央に書かれている。また大きな変化は、安野光雅氏デザインの中公新書のマーク(RC)が本のスリップのトップに印刷されていることである。他の新書スリップと区別がつくようにマークが印刷されていたのだろうか。

日本のビール


内容による区分けのための帯の色が変化したあとのスリップは微妙に変化している。1986年12月に発行された水野忠夫『囚われのロシア文学』(中公新書・823)のスリップである。このころの伝票にはISBNがきちんと印刷されている。スリップの左側にISBNが記されている。まだ安野光雅氏のRCマークはスリップの丸く突起した部分に印刷されていることもわかる。スリップの名称は「中公新書売上カード」と変化していることもわかる。

囚われのロシア文学


今回はビニールカバー時代の中公新書のスリップの時系列的変化を見てきたが、引き続き普通のカバーになった時代の中公新書のスリップの変化を見てみたいと思う。




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posted by empirestar at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本
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