[映画] フェーズ7/Fase 7 | 作品情報・レビュー | ダニエル・エンドレール/ジャスミン・スチュアート/イエイヨー・グリジ
フェーズ7
Fase 7
genre | パニック |
year | 2011 |
country | ARG |
runtime | 95分 |
production | Aeroplano Cine |
site | Official Site |
rating | ― |
Storyline
妊娠7ヶ月の妻ピピと仲良く暮らすココのマンションで、世界中で蔓延しているウィルスの感染者が出た。 詳細が分かるまで、マンションは隔離され、住人は軟禁状態にされた。 事態を深刻に受け止めていなかった住民達、只一人、ホラシオを除いて。
※完全ネタバレのStoryLine
※完全ネタバレのStoryLine
ホラシオは只一人、この時のために準備をしていた。防護服に銃などの武器、そして大量の食料。 ホラシオはココに防護服と銃を渡し、用心しろと警告する。 そしてこの事態は政府上層部の陰謀であると説明する。 政府は増えすぎた人口を制御するため、新秩序の確立という前提で人口を減らそうとしているのだと。 ココはもちろん信じなかった。
隔離時に案内された緊急センターとも連絡がつかず、自宅の蓄えだけで生活を強いられている住民達の行動に異常さが見られるようになった。 住民のランゲとググリエリニは、咳をしているサヌットと、サヌットの妻の姿が見当たらないということで、サヌットを感染者として疑う。 そして、とうとうランゲとググリエリニは、ランゲの部屋に強引に扉を破り進入する。が、待ち構えていたサヌットに逆に頭を吹っ飛ばされてしまう。 サヌットの暴走がここから始った。 その一部始終をココは目撃してしまう。ココは事の顛末をホラシオに相談し、ランゲの部屋を確認しに行くことに。
ココたちがランゲの室内を物色していると、サヌットがやってきた。 サヌットはココたちを挑発し地下へ降りていった。 ココ達とサヌットは撃ち合いを始めるのだが、暗闇のため決着がつかない。
話し合いで穏便に納めようと互いに提案する。 そしてお互いに分かったと武器を捨てるが、今度はサヌットがナイフを取り出した。 それにのったホラシオと暗闇で戦い始めるのだった。 何とか勝ったホラシオだが、腕に傷を負っていた、そして咳こむのだった。 ホラシオは感染してしまったのだ。
ホラシオは自分の食料、武器などの蓄えを全てやるから、娘を頼む、そしてウィルスで死ぬ前に自分を撃ち殺してくれとココに頼む。 しかし、ココはどちらとも断った。 あとがないホラシオは最後の手段として、ココを襲い、そしてココの反撃によって死のうと。 しかし、ココは反撃どころか、逃げ出してしまう。 追いかけてきたホラシオに、階段で追い詰められたが、同マンションに住む、中国人によって助けられる。 生き残った住人で、コルドバ高原を目指して出発するココたちだった。
隔離時に案内された緊急センターとも連絡がつかず、自宅の蓄えだけで生活を強いられている住民達の行動に異常さが見られるようになった。 住民のランゲとググリエリニは、咳をしているサヌットと、サヌットの妻の姿が見当たらないということで、サヌットを感染者として疑う。 そして、とうとうランゲとググリエリニは、ランゲの部屋に強引に扉を破り進入する。が、待ち構えていたサヌットに逆に頭を吹っ飛ばされてしまう。 サヌットの暴走がここから始った。 その一部始終をココは目撃してしまう。ココは事の顛末をホラシオに相談し、ランゲの部屋を確認しに行くことに。
ココたちがランゲの室内を物色していると、サヌットがやってきた。 サヌットはココたちを挑発し地下へ降りていった。 ココ達とサヌットは撃ち合いを始めるのだが、暗闇のため決着がつかない。
話し合いで穏便に納めようと互いに提案する。 そしてお互いに分かったと武器を捨てるが、今度はサヌットがナイフを取り出した。 それにのったホラシオと暗闇で戦い始めるのだった。 何とか勝ったホラシオだが、腕に傷を負っていた、そして咳こむのだった。 ホラシオは感染してしまったのだ。
ホラシオは自分の食料、武器などの蓄えを全てやるから、娘を頼む、そしてウィルスで死ぬ前に自分を撃ち殺してくれとココに頼む。 しかし、ココはどちらとも断った。 あとがないホラシオは最後の手段として、ココを襲い、そしてココの反撃によって死のうと。 しかし、ココは反撃どころか、逃げ出してしまう。 追いかけてきたホラシオに、階段で追い詰められたが、同マンションに住む、中国人によって助けられる。 生き残った住人で、コルドバ高原を目指して出発するココたちだった。
Impression
アルゼンチン発のパニックスリラー。ウィルスが蔓延していく世界で、とあるマンションが隔離されそこに住む、住人が巻き起こす自滅的パニック。 マンションに隔離される原因のウィルスについてはほとんど出てきません。マンション内で感染での死亡が描写されているのは1箇所(1人のみ)。 よって、ウィルスでのパニックを描きたい作品ではないと・・・。隔離され、閉ざされた空間にいる人間の行動心理を描きたかったようです。
外界とも連絡がつかない状況で、不安と自己保身から、殺し合いを始める人間の醜さが感じられます。
映像もグロい映像はほとんどありませんが、1箇所だけグロく撮られています(銃で頭が吹っ飛ぶシーン)。えっ?こういうシーンも出てくるの?と思ってもそこのみ。 何でそこだけ・・・? 撃ち合いもかなりしょぼいです。 なので、ハリウッド的な過激なアクションなどは一切期待しないほうが良いでしょう。 ほぼマンションの中でのみ撮られている映画で、制作費安そう・・・って感じがします。 公開制作費が日本円に換算して約4,400万円(アルゼンチン・ペソ:1ペソ=17.6円での換算)。 そこまで安くないか・・・
役者は日本では知られていない人ばかりだと思います。 あえて挙げるなら、ダニエル・ブルマン監督の『僕と未来とブエノスアイレス』(2003?)に出演しているココ役のダニエル・エンドレールか、『パンズ・ラビリンス』(2006)に出演しているフェデリコ・ルッピぐらいかな。
ウィルス、フェーズといったら『Carriers』(邦題:フェーズ6)を連想してしまいます。 あとフランス映画にも『MUTANTS』というのがあり、邦題がたしか"フェーズ7"でした。 もちろん、映画同士は全く関係ありませんが、邦題が同じ"フェーズ"を使用しているので連想しちゃいます・・・。
■脱線して【フェーズ】とは?
日本語で段階のこと。ウィルスの広がりを表すときに良く聞きます。現在WHOが定めている、ウィルス感染拡大状況の進捗度は【フェーズ1】〜【フェーズ6】までの6段階です。フェーズ6までいくと、いわゆる"パンデミック"です(爆発的感染、世界的感染)。
value : ★★★★☆☆☆☆☆☆ [ 4 / 10 ]
外界とも連絡がつかない状況で、不安と自己保身から、殺し合いを始める人間の醜さが感じられます。
映像もグロい映像はほとんどありませんが、1箇所だけグロく撮られています(銃で頭が吹っ飛ぶシーン)。えっ?こういうシーンも出てくるの?と思ってもそこのみ。 何でそこだけ・・・? 撃ち合いもかなりしょぼいです。 なので、ハリウッド的な過激なアクションなどは一切期待しないほうが良いでしょう。 ほぼマンションの中でのみ撮られている映画で、制作費安そう・・・って感じがします。 公開制作費が日本円に換算して約4,400万円(アルゼンチン・ペソ:1ペソ=17.6円での換算)。 そこまで安くないか・・・
役者は日本では知られていない人ばかりだと思います。 あえて挙げるなら、ダニエル・ブルマン監督の『僕と未来とブエノスアイレス』(2003?)に出演しているココ役のダニエル・エンドレールか、『パンズ・ラビリンス』(2006)に出演しているフェデリコ・ルッピぐらいかな。
ウィルス、フェーズといったら『Carriers』(邦題:フェーズ6)を連想してしまいます。 あとフランス映画にも『MUTANTS』というのがあり、邦題がたしか"フェーズ7"でした。 もちろん、映画同士は全く関係ありませんが、邦題が同じ"フェーズ"を使用しているので連想しちゃいます・・・。
■脱線して【フェーズ】とは?
日本語で段階のこと。ウィルスの広がりを表すときに良く聞きます。現在WHOが定めている、ウィルス感染拡大状況の進捗度は【フェーズ1】〜【フェーズ6】までの6段階です。フェーズ6までいくと、いわゆる"パンデミック"です(爆発的感染、世界的感染)。
value : ★★★★☆☆☆☆☆☆ [ 4 / 10 ]
Fase 7 - Coco & Horacio
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