[映画] ジョン・カーター|John Carter|作品情報・レビュー|テイラー・キッチュ/リン・コリンズ/マーク・ストロング/キーラン・ハインズ/ジェームズ・ピュアフォイ/ドミニク・ウェスト/ウィレム・デフォー
ジョン・カーター
John Carter
genre | SF(アクション) |
year | 2012 |
country | アメリカ |
runtime | 132分 |
site | 公式サイト |
rating | G |
production | Walt Disney Pictures |
Introduction
ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として、約200億円の制作費を投じて製作されたSF超大作。 原作はエドガー・ライス・バローズの小説「A Princess of Mars」(火星のプリンセス)だ。 火星シリーズは他に11巻まであり、本作は第1巻の「A Princess of Mars」(火星のプリンセス)を原作としています。
全米でのオープニング成績が振るわず、ディズニーの失敗作といわれた本作ですが、何とか元は回収できたようです。 全世界でのトータル興行収益は約2億8200万ドル(約226億円)となっており、商業的には確かに失敗だったのでしょう。 (2012年11月5日時点での成績と換算)
つまらないわけではありませんが、原作の「火星のプリンセス」を映像化、という時点で期待度がかなり高かったのではないでしょうか。 で、実際出来上がってみると、原作と半分は違う内容、しかも何かまったりした感じになってしまった・・・・・とか。 キャスティングに関しても公開前には、なぜテイラー・キッチュ?という記事が海外では多くありました。 確かに主役は違う役者がよかったのでは? と、個人的にも思います。映像の雰囲気は悪くないと思います、ただ火星には見えませんが・・・・・。 火星ではカーターが驚異的なジャンプをするのですが、何か迫力がありませんし、地球では剣術が達者という設定ですが、火星ではデジャー(姫様)のほうが達者・・・・・。 結局、強いのか弱いのか良く分かりません。
良かったのはリン・コリンズのナイスバディとジェームズ・ピュアフォイ演じる"カントス・カン"ですね。 あと、カーターになつく足の超速い生物、"ウーラ"ですかね。 ちょっとスター・ウォーズの"ジャバ・ザ・ハット"っぽいですが。 先述したようにつまらないわけではありませんが、やたら尺が長く感じられ、また原作を読んで知ってる人にはちょっと残念かも・・・・・。
監督はアンドリュー・スタントン、出演はテイラー・キッチュ、リン・コリンズ、マーク・ストロング、キーラン・ハインズ、ジェームズ・ピュアフォイ、ドミニク・ウェスト、ウィレム・デフォー、他。
監督のアンドリュー・スタントンは『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』の監督として有名、この2本はアカデミー賞:長編アニメ映画賞を受賞しています。 彼は原案、脚本、監督、製作総指揮でピクサーのアニメ映画のほとんどに関わっているヒットメーカーです。
また本作の音楽はマイケル・ジアッキーノが担当しています。 マイケル・ジアッキーノといえば、ここ数年の数々のビッグタイトルに参加してきた辣腕だ。 『MI:3』、『クローバーフィールド』、『スピード・レーサー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『SUPER8』、『MI:4』、他多数。 『カールじいさんの空飛ぶ家』ではアカデミー賞:作曲賞も受賞しています。
『イルマーレ』や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』での印象が強いリン・コリンズ、もしくはキアヌの元カノといったほうがいいか。本作ではウルヴァリンの時よりキレイに見えます。
『ワールド・オブ・ライズ』、そして『シャーロック・ホームズ』から何か勢いがあるマーク・ストロング。 イギリスの俳優さんで、最近の出演作には『キック・アス』、『ロビン・フッド』、『ウェイバック -脱出6500km-』、『第九軍団のワシ』、『グリーン・ランタン』、『裏切りのサーカス』など話題作ばかり。
キーラン・ハインズの最近の出演作は『ザ・ライト』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』、『裏切りのサーカス』、『ゴーストライダー2』などがあります。 2012年12月には出演作の『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』が全国公開予定です。
ジェームズ・ピュアフォイはご存知の通り、『バイオハザード』1で"T-ウィルス"を撒き散らした男スペンス役のイギリスの俳優さんです。 本作ではなかなかいいキャラ(原作ではジョン・カーターと友になる"カントス・カン")を演じており好感が持てます。
全米でのオープニング成績が振るわず、ディズニーの失敗作といわれた本作ですが、何とか元は回収できたようです。 全世界でのトータル興行収益は約2億8200万ドル(約226億円)となっており、商業的には確かに失敗だったのでしょう。 (2012年11月5日時点での成績と換算)
つまらないわけではありませんが、原作の「火星のプリンセス」を映像化、という時点で期待度がかなり高かったのではないでしょうか。 で、実際出来上がってみると、原作と半分は違う内容、しかも何かまったりした感じになってしまった・・・・・とか。 キャスティングに関しても公開前には、なぜテイラー・キッチュ?という記事が海外では多くありました。 確かに主役は違う役者がよかったのでは? と、個人的にも思います。映像の雰囲気は悪くないと思います、ただ火星には見えませんが・・・・・。 火星ではカーターが驚異的なジャンプをするのですが、何か迫力がありませんし、地球では剣術が達者という設定ですが、火星ではデジャー(姫様)のほうが達者・・・・・。 結局、強いのか弱いのか良く分かりません。
良かったのはリン・コリンズのナイスバディとジェームズ・ピュアフォイ演じる"カントス・カン"ですね。 あと、カーターになつく足の超速い生物、"ウーラ"ですかね。 ちょっとスター・ウォーズの"ジャバ・ザ・ハット"っぽいですが。 先述したようにつまらないわけではありませんが、やたら尺が長く感じられ、また原作を読んで知ってる人にはちょっと残念かも・・・・・。
監督はアンドリュー・スタントン、出演はテイラー・キッチュ、リン・コリンズ、マーク・ストロング、キーラン・ハインズ、ジェームズ・ピュアフォイ、ドミニク・ウェスト、ウィレム・デフォー、他。
監督のアンドリュー・スタントンは『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』の監督として有名、この2本はアカデミー賞:長編アニメ映画賞を受賞しています。 彼は原案、脚本、監督、製作総指揮でピクサーのアニメ映画のほとんどに関わっているヒットメーカーです。
また本作の音楽はマイケル・ジアッキーノが担当しています。 マイケル・ジアッキーノといえば、ここ数年の数々のビッグタイトルに参加してきた辣腕だ。 『MI:3』、『クローバーフィールド』、『スピード・レーサー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『SUPER8』、『MI:4』、他多数。 『カールじいさんの空飛ぶ家』ではアカデミー賞:作曲賞も受賞しています。
『イルマーレ』や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』での印象が強いリン・コリンズ、もしくはキアヌの元カノといったほうがいいか。本作ではウルヴァリンの時よりキレイに見えます。
『ワールド・オブ・ライズ』、そして『シャーロック・ホームズ』から何か勢いがあるマーク・ストロング。 イギリスの俳優さんで、最近の出演作には『キック・アス』、『ロビン・フッド』、『ウェイバック -脱出6500km-』、『第九軍団のワシ』、『グリーン・ランタン』、『裏切りのサーカス』など話題作ばかり。
キーラン・ハインズの最近の出演作は『ザ・ライト』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』、『裏切りのサーカス』、『ゴーストライダー2』などがあります。 2012年12月には出演作の『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』が全国公開予定です。
ジェームズ・ピュアフォイはご存知の通り、『バイオハザード』1で"T-ウィルス"を撒き散らした男スペンス役のイギリスの俳優さんです。 本作ではなかなかいいキャラ(原作ではジョン・カーターと友になる"カントス・カン")を演じており好感が持てます。
Storyline
1881年ニューヨーク。 エドガー・ライス・バローズは、叔父ジョン・カーターの訃報の連絡を受け駆けつけた。 そしてジョン・カーターの多額の遺産と、1冊の日記を弁護士から渡された。 日記にはジョン・カーターの信じられないようなの体験談、そして彼の目的が綴られていた・・・・・
1868年、南北戦争に従軍したジョン・カーターは、家族を失った悲しみから戦いを憎み、空虚な心を抱えて、アリゾナを彷徨っていた。 ある日、ネイティブ・アメリカンに襲撃され、逃げ込んだ洞窟で不思議な男に襲われ、男が持っていた"メダル"を掴んで倒れ込んでしまう。 意識が戻ったカーターは、荒涼たる砂漠に倒れていた。 起き上がろうとした彼は、自分が空高く跳躍できることに気づく。 不思議な出来事に驚くカーターの前に、緑色の身体に牙と4本の腕を持ち、やたらと長身のの"サーク族"が現れ、彼は捕えられてしまった。
この星は、バルスーム。 そして"ヘリウム王国"、"ゾダンガ王国"、"サーク族"という3つの勢力があった。 二つの王国は激しく対立して壮絶な闘いを繰り広げ、サーク族は好戦的な種族だが、どちらにも加担せずにいた。 サークに捕えられていたカーターは、ヘリウムとゾダンガの戦いに遭遇する。 その戦いの中に人間の姿をした女戦士を見つけ、この星に来て身に付けた驚異のジャンプ力と腕力によって彼女を救いだすが、二人とも再びサーク族の捕虜となってしまう。 助けた女の名はデジャー・ソリスといい、ヘリウムの王女である彼女は、戦いで優勢となっているゾダンガ王国の王子サブ・サンと政略結婚させられようとしていた。
カーターのけた外れのジャンプ力とパワーを見たデジャーはヘリウムを救ってくれるようカーターに頼み込むが、カーターは戦いを嫌悪しており、それを拒むのだった。 カーターはデジャーの説明によりこの星は火星だと理解し、そしてなぜ火星に来たのかは、あの"メダル"がキーとなっていることを再認識するのだった。 ヘリウム王国を守るため、地球へ帰る道を探るため、それぞれの目的のためにサーク族の拘束から逃げ出した彼らは、禁断の寺院へと向かう。 そこには惑星どころか全宇宙の命運を握る想像を絶する秘密が隠されていたのだった。
1868年、南北戦争に従軍したジョン・カーターは、家族を失った悲しみから戦いを憎み、空虚な心を抱えて、アリゾナを彷徨っていた。 ある日、ネイティブ・アメリカンに襲撃され、逃げ込んだ洞窟で不思議な男に襲われ、男が持っていた"メダル"を掴んで倒れ込んでしまう。 意識が戻ったカーターは、荒涼たる砂漠に倒れていた。 起き上がろうとした彼は、自分が空高く跳躍できることに気づく。 不思議な出来事に驚くカーターの前に、緑色の身体に牙と4本の腕を持ち、やたらと長身のの"サーク族"が現れ、彼は捕えられてしまった。
この星は、バルスーム。 そして"ヘリウム王国"、"ゾダンガ王国"、"サーク族"という3つの勢力があった。 二つの王国は激しく対立して壮絶な闘いを繰り広げ、サーク族は好戦的な種族だが、どちらにも加担せずにいた。 サークに捕えられていたカーターは、ヘリウムとゾダンガの戦いに遭遇する。 その戦いの中に人間の姿をした女戦士を見つけ、この星に来て身に付けた驚異のジャンプ力と腕力によって彼女を救いだすが、二人とも再びサーク族の捕虜となってしまう。 助けた女の名はデジャー・ソリスといい、ヘリウムの王女である彼女は、戦いで優勢となっているゾダンガ王国の王子サブ・サンと政略結婚させられようとしていた。
カーターのけた外れのジャンプ力とパワーを見たデジャーはヘリウムを救ってくれるようカーターに頼み込むが、カーターは戦いを嫌悪しており、それを拒むのだった。 カーターはデジャーの説明によりこの星は火星だと理解し、そしてなぜ火星に来たのかは、あの"メダル"がキーとなっていることを再認識するのだった。 ヘリウム王国を守るため、地球へ帰る道を探るため、それぞれの目的のためにサーク族の拘束から逃げ出した彼らは、禁断の寺院へと向かう。 そこには惑星どころか全宇宙の命運を握る想像を絶する秘密が隠されていたのだった。
more・・・
!!注意!! 〓ネタバレのストーリーライン〓
Director
・ | Andrew Stanton (アンドリュー・スタントン) |
Cast
・ | Taylor Kitsch (テイラー・キッチュ) | : | ジョン・カーター ヴァージニア州の富豪 |
・ | Lynn Collins (リン・コリンズ) | : | デジャー・ソリス ヘリウムの王女 |
・ | Mark Strong (マーク・ストロング) | : | マタイ・シャン サーン族の教皇 |
・ | Ciaran Hinds (キーラン・ハインズ) | : | タルドス・モルス ヘリウムの国王 |
・ | James Purefoy (ジェームズ・ピュアフォイ) | : | カントス・カン ヘリウムの士官 |
・ | Dominic West (ドミニク・ウェスト) | : | サブ・サン ゾダンガの皇帝 |
・ | Willem Dafoe (ウィレム・デフォー) | : | タルス・タルカス サーク族の皇帝 |
・ | Samantha Morton (サマンサ・モートン) | : | ソラ サーク族 |
・ | Thomas Haden Church (トーマス・ヘイデン・チャーチ) | : | タル・ハジュス サーク族 |
・ | Daryl Sabara (ダリル・サバラ) | : | エドガー・ライス・バローズ ジョン・カーターの甥 |
・ | Bryan Cranston (ブライアン・クランストン) | : | パウエル 南軍騎兵隊大尉(地球) |
John Carter - John Carter
Blu-ray|DVD 情報 2012年8月22日リリース | |
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ネットレンタル 情報 2012年8月22日レンタル開始 | |
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【SFの最新記事】
2012年03月23日 17:48|SF