ラム・ダイアリー

The Rum Diary

Introduction

アメリカのジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの自伝小説「The Rum Diary」を原作としており、彼と親交が深かったジョニー・デップが自らの映画制作会社、インフィニタム・ニヒルで製作、そして主演もつとめた伝記ドラマ。
ある日、ジョニー・デップがハンター・S・トンプソン宅を訪れていた時に、原稿をみて2人で映画化を決めたそうです。 本原作は1960年にプエルトリコに移住した際に書き上げたもので、出版されたのは随分後のことです。 しかし彼は2005年に拳銃で自殺しており、映画をみることはありませんでした。 フィクションを織り交ぜることもある彼の記事は、正統的な事実のみを伝えるジャーナリズムから異端視されることが多かったいいます。
1998年にはテリー・ギリアム監督が「Fear and Loathing in Las Vegas」を映画化(邦題は『ラスベガスをやっつけろ』)した際にも、主人公"ラウル・デューク"役で出演しています
(他出演者はキャメロン・ディアス、ベニチオ・デル・トロ、トビー・マグワイアなど)。 また、この"ラウル・デューク"のモデルもハンター・S・トンプソンといわれています。
監督はブルース・ロビンソン、出演はジョニー・デップ、アンバー・ハード、アーロン・エッカート、ジョヴァンニ・リビシ、リチャード・ジェンキンス、マイケル・リスポリ、他。


本作が久しぶりの監督業となるブルース・ロビンソンは、これまで俳優、脚本家としても活動していたマルチタレント。 ここ10年ぐらいは第一線には姿を見せていませんでした。 これまでに『キリング・フィールド』(1984)の脚本、監督・脚本としてアンディ・ガルシア、ユマ・サーマン出演の『Jennifer Eight』(1992)などを手がけています。

若手女優の中でもっとも注目されているといっても過言ではないアンバー・ハード。 スクリーン映えするというか、化粧映えするというか、何か目立ちますね、まぁキレイですから当然ですが･････。 最近の出演作としては『スモーキング・ハイ』、『ゾンビランド』、『イン・ザ・ダークネス』、『ドライブ・アングリー3D』などがあります。
今後の出演作として、大注目のひとつ『マチェーテ・キルズ』(全米、日本共に公開未定)があります。 他にもリアム・ヘムズワース、ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン出演の『Paranoia』(2013年10月全米公開予定)にも出演しています。

アーロン・エッカートは『エリン・ブロコビッチ』(2000)、『ダークナイト』(2008)、最近では『ラビット・ホール』(2010)、『世界侵略：ロサンゼルス決戦』(2011)などに出演。

ジョヴァンニ・リビシは『スカイ・キャプテン』(2004)、『フライト・オブ・フェニックス』(2004)、『パーフェクト・ストレンジャー』(2007)、最近では『パブリック・エネミーズ』(2009)、『アバター』(2009)、『Ted』(2012)などに出演しています。 今後は、2012年に公開予定だったが銃乱射事件の影響で公開が延期されてしまった『Gangster Squad』に出演しています。 『Gangster Squad』は2013年1月11日全米公開予定、出演はショーン・ペン、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョシュ・ブローリン、ロバート・パトリック、マイケル・ペーニャ、アンソニー・マッキーといった豪華メンツ。

ジョニー・デップは『ダーク・シャドウ』が2012年10月3日にリリースされています。 次回作は『The Lone Ranger』(2013年7月3日全米公開予定)です。また『パイレーツ・オブ・カリビアン5』の企画が進行中です。

Storyline

ジャーナリストのポール・ケンプは記事を書くためプエルトリコのサンフアンにいた。 ニューヨークの喧騒から離れ自然がそのまま残る島プエルトリコへとやってきたのだ。 地元の新聞社で働きはじめたケンプは記者仲間と楽しく酒を飲んで過ごす島の生活にケンプはすぐに馴染んだ。
ある日ケンプはアメリカ人のサンダーソンと彼の愛人シュノーと出会う。 ケンプがシュノー夢中になるのに時間はかからなかった。 しかしそこにサンダーソンの画策が隠れていることなどまだ気づかないケンプは様々なアクシデントに見舞われながら仕事と恋に決断をしていく･････

Director

Cast