2011年製作の３Ｄヴァンパイア映画。　特殊な力をもった"プリースト"と呼ばれるヴァンパイアハンターVSヴァンパイアという内容。　本作で登場するヴァンパイアは、知能がないモンスターで描かれている。　力とスピードはとてつもなく、対抗できるのは"プリースト"だけ。　そのプリーストがヴァンパイアにさらわれた姪を助けるべく旅立つ。　知能がないヴァンパイアがなぜ誘拐？という疑問があるが、それはネタバレになるので書きません。
また、冒頭の(ソラ・ミラ・ハイブ)と呼ばれる、ヴァンパイアの巣でのシーンで、黒幕(オチ)が分かってしまうという残念至極な出来。　でも他の要素でカバー(？)してます。ヴァンパイア映画なのに、乗り物(特にバイク)がかっこいい。　そこは力入れるところ？と思うぐらいかっこいい。　アクションシーンがみえみえのワイヤーアクションで楽しい(？)とか。　最後も、ちゃんと次回作が製作できるような流れと終わり方です。

出演はポール・ベタニーカール・アーバン、マギー・Ｑ、そしてクリストファー・プラマー。
ポール・ベタニは『キス・キス・バン・バン』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『ツーリスト』などが有名で、分かりやすいところでは、『ダ・ヴィンチ・コード』で枢機卿を殺していくアサシン役。
カール・アーバンは、『イン・ザ・ダークネス』、『ボーン・スプレマシー』、『ロード・オブ・ザ・リング』２、３など。　分かりやすいところでは、『ロード・オブ・ザ・リング』のローハン国の騎馬隊の隊長(分かりにくいか･･･)。
マギー・Ｑは『ダイ・ハード４』の敵側のコンピューターに長けた女役。　クリストファー・プラマーは出演作がありすぎるので、最近のものから『ドラゴン・タトゥーの女』のヘンリック役。
またプリーストの姪役にリリー・コリンズが。　まだ新人さんですが、あのフィル・コリンズ(歌手)の娘さんです。　日本でも９月に公開予定のジュリア・ロバーツ主演『白雪姫と鏡の女王』に出演してます。