REC／レック3 ジェネシス

[REC]3 Genesis

Introduction

晴れやかな祝福の日が絶叫地獄に変わる！突然変異を遂げた極限恐怖、スペインが生んだヒットホラー『REC』シリーズ最新作。
監督はパコ・プラサ、出演者はレティシア・ドレラ、ディエゴ・マルティム、ハビエル・ボテット、イスマエル・マルティネス、アレックス・モネール、クレア・バシェット、他。
レティシア・ドレラはスペインの女優、アントニオ・バンデラス、エマ・トンプソン主演のスペイン映画『Imagining Argentina』に出演しています。この頃も可愛かったですが、今はさらに大人な感じでキレイになってます(老けたとも･････)。 基本的にスペイン映画以外はほとんど出演していません。 2005年のラミン・バーラニ監督・出演のアメリカ映画『Man Push Cart』ぐらいかな？
"コルド"役のディエゴ・マルティムも、もちろんスペインの俳優、現在38歳。


スパニッシュ・ホラー界を牽引するプロデューサー、フリオ・フェルナンデスが製作し、ジャウマ・バラゲロ＆パコ・プラサが共同で監督を務めた2007年の第1作『REC／レック』は、謎のウイルスの蔓延によって密室化したバルセロナのアパートメントでの惨劇を映像化。 現場に居合わせたＴＶクルーのカメラ目線で全編を描ききるというP.O.V.形式(ポイント・オブ・ビュー＝一人称視点)のドキュメンタリー・スタイルを採用し、それまでにない迫真の極限恐怖演出が世界中の観客を凍りつかせた。

続く2009年の『REC／レック2』は、1のその後を描く正統的続編でありながら、複数のカメラ視点を切り替える手法の導入などのバージョンアップを試み、人間を凶暴化させるウイルス感染現象の意外な真実を提示。 その既存の恐怖映画の想定を超えた戦慄の結末は、第2弾への期待を否応なく煽るに十分だった。

それから3年ぶりに完成した待望のシリーズ最新作『REC／レック3 ジェネシス』は、"創世記"という副題が示唆するように、前2作とまったく異なる状況設定のもとで新たな"逃げ場なき恐怖"を描き出す。 2の続きをあれこれ予想していたファンに痛烈な不意打ちを食らわせ、
未知なる悪夢的シチュエーションに引きずり込む衝撃作。 まさしく『REC／レック』シリーズの突然変異的な絶叫地獄がここにある。

Storyline

今日、コルドとクララは挙式を挙げ、永遠の愛を誓い、楽しい宴で終わるはずだった。 そこには叔父のぺぺも参加していた。ぺぺは犬に手を噛まれたと包帯をしていた。 式が終わり、後は楽しいパーティだけだった。 そしてパーティが始まり、みんな楽しそうに過ごし始めるのだが、惨劇は突然始まった・・・・・
叔父のぺぺが2階から転落、さらに駆け寄った妻の首に噛み付いたのだった。ぺぺの目はギラつき異常だった。 さらに次の瞬間、ぺぺ同様に荒れ狂った数名の人々が大広間に乱入し、手当たり次第に出席者たちに襲いかかったのだ。 彼らは人間の理性を狂わせる未知のウイルスに冒され、怪物化した感染者だった。

会場はパニックとなりコルドとクララも離れ離れになってしまった。 コルドは心配しながらも数名と共に教会へ逃げ込んだ。 なぜか感染者たちは教会に入ってこれなかった。 教会に立てこもり助けを待つのが得策だが、コルドはクララを探しにいく決断をする。 その時、スピーカーからクララの声が聞こえてきた。 そしてクララはコルドに告白するのだった。
「お腹に私たちの赤ちゃんがいるの！」、と。
それを聞いたコルドに迷いはなかった。 妻と、まだ見ぬ子供を救いに飛び出すのだった・・・・・

その頃、クララは本館３階の中央制御室の監視モニターで、コルドの居場所を必死に捜していた。 そして中央制御室をめざすコルドと行き違うようにして、脱出を試みていた。 しかしパーティに出席したあらゆる人々が感染者に襲われ、血肉に飢えた化け物へと変貌し会場内に溢れかえっていた。 地下道に逃げ込んだクララは、外に出られそうな地下通路を見つけた。 しかしクララもまた夫のコルドを置いていくことができなかった。 クララは決心し、偶然見つけたチェーンソーを武器に、コルドを探しに戻るのだった･････

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