[映画] トロール・ハンター｜TROLLHUNTER｜作品情報・レビュー｜オットー・イェスパーセン／グレン・エルランド・トスタード／ヨハンナ・モールク／トマス・アルフ・ラーセン

2012年 8月 8日（水）　リリース

トロール・ハンター

TROLLHUNTER


	genre	ホラー(モンスター)
	year	2010
	country	NOR
	runtime	103分
	production	Filmkameratene A/S｜Norsk Filminstitutt｜Sogn og Fjordane Fylkeskommune
	site	公式サイト
	rating	－

Introduction

これは、世界で初めてノルウェーの森に住む妖精の撮影に、成功した記録映像である
[ 映画予告より ]

ノルウェーの森に住むと古来より言い伝えられている伝説の妖精、トロール。ムーミンのモデルであり、『ハリー・ポッター』、『ロード・オブ・ザ・リング』などの映画にも登場する。
そのトロールをターゲットにドキュメンタリータッチで作られたノルウェー産ムービー。
こんな巨大な生物が、今の世の中で隠れるのはほぼ不可能。それを無視して、よくここまで練って作ったものだと思う。トロールの生態も細かく設定されています。

個人的にトロールといえば漫画「ベルセルク」を連想してしまいます。この漫画に登場するトロールは人間の女を犯して繁殖します。顔が何となく、ほんのちょっとだけ似てる気がするので。
UMA映画は数多くあれど、モキュメンタリーでの映画はまだ少ない。モキュメンタリーで撮られた映画は、たいてい心霊現象物だ。また、タイトルが単純でいいです。変にこわばったネーミングや意味不明のタイトルより、なぜかくすぐられます。
モンスター好きには堪らないでしょうな1本。すでにハリウッドがリメイクに動き出しています。

Storyline

ノルウェー・ヴォルダ大学の学生3名が学校の課題として、地元で問題になっていた熊の密猟事件をドキュメンタリーとして追った事がきっかけとなり、偶然にもこの記録映像の撮影に成功する。
密猟者を追う中で出会った謎の男、ハンス。夜な夜な森の中に姿を消す彼を尾行すると、そこにはおとぎ話だと思っていたトロールそのものが現れたのである。
ハンスは、ノルウェー王国の政府機関であるトロール保安機関(TSS)に雇われたハンターで、テリトリーから抜けだして民家に近づくトロールを抹殺する事で、トロールの存在を民間人から隠し続ける事が主たる任務であった。
生活も保障されず、深夜・残業手当もない、孤独な現状に嫌気がさしていると同時に、今までのトロールの扱い方にも疑問をもっていたハンスは、学生たちの熱意に負けトロールの全貌を明かす証言者となる。
ハンスの案内の元、学生たちが押さえたトロールの姿、生態、そしてノルウェー王国政府の陰謀とは････

TROLLHUNTER - Unknown

Director

・

Andre Uvredal (アンドレ・ウーヴレダル)　　　　　　

・	Otto Jespersen (オットー・イェスパーセン)	：	ハンズ(トロールハンター)
・	Glenn Erland Tosterud (グレン・エルランド・トスタード)	：	トーマス
・	Johanna Morck (ヨハンナ・モールク)	：	ハンナ
・	Tomas Alf Larsen (トマス・アルフ・ラーセン)	：	カッレ
・	Urmila Berg-Domaas (ウルミラ・ベルグ＝ドマース)	：	マリカ
・	Hans Morten Hansen (ハンス・モルテン・ハンセン)	：	フィン・ハウゲン
・	Torunn Lodemel Stokkeland (トルン・ローデメル・ストッケランド)	：	ヒルデ

Award

■2011年サンダンス映画祭
オフィシャルセレクション作品

Chat

■トロールとは
北欧の国々（ノルウェー、デンマーク、スウェーデンなど）で伝承されている妖精の一種。
言い伝えは地域ごとで異なるが、知能レベルが極めて低く、凶暴だと言われる事も多い。
ノルウェー人の中では、このトロールを信じている人も多く、日常生活でふっと物が無くなった際には「トロールのいたずら」と言われる程である。