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2016年12月08日

ズール戦争 感想

原題:ZULU (制作1964:英) 日本公開1964年6月10日



ストーリー

南アフリカにあるズールー王国に対するイギリスの植民地化に対して王のセテワヨ
は反抗し、英国の拠点を攻め現地調達兵を含む1000人の兵士が死亡した。その勢い
にのってズールーは次の目標を100人程しかいないイギリス軍の守備隊に定め、4000
人を派兵した。川に橋を架けるために赴任していたジョン・チャード中尉は、近隣
の駐屯地のガンビル・ブロムヘッド中尉と共に兵を率いて砦を守り切ることができ
るのか。






この戦争は1879年(日本は明治12年)の出来事で、映画は1月22日と23日の二日間
の戦いを描いています。ズールー王国はいわゆる未開の裸族で基本的には槍と盾の
原始的な攻撃力しかありませんが、頭脳的は戦闘陣形を駆使したり、敵から奪った
ライフルを活用するという、昔の西部劇等でよくある蛮族のような描かれ方はされ
ていません。


数に勝るズールーに対してチャード中尉は撤退することを良しとせず、台車や備蓄
の豆?の袋を使って防壁を築いて籠城戦を行います。このころのライフル銃は、単
発式なので、2列〜3列に隊列を組んで、1列ずつ発砲して弾込めの時間を確保、連射
を可能にしています。これを見て、戦国時代の織田対武田の戦いで織田軍が同じよう
な戦術をとっていたことを思い出しました。


映画冒頭にズール国の集団結婚式の儀式で結婚する男女の踊りが描かれていました
が、制作された時代もあってか女性は胸があらわになっています。2001年に制作さ
れた、この映画の前日譚的な「ズールー大戦争」はそうではないらしいです。

たたき上げのチャード中尉に対してブロムヘッド中尉は代々士官の家柄です。任官
の時期が先だったということでチャード中尉が部隊の指揮をとることになりますが、
部下たちは認めがたいようで、報告するにも一度横にいるブロムヘッド中尉の顔色
を伺って了解を得てから報告するという残念な状態でした。しかし途中チャード中
尉が負傷して一時戦線を離脱、ブロムヘッド中尉が指揮をとることになりますが、
経験のなさを露呈してしまいます。

部隊内の合唱隊の男や仮病を使って病棟に入りびたり仕事をしない男、逃げること
ばかりを進め、部隊の指揮をいたずらに低下させる宣教師の親娘、せっかく作った
百人分のスープを戦闘が始まるということで廃棄命令を受けて嘆く料理担当など
個性豊かな面々が揃っており138分という長い映画ですが飽きさせませんでした。

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Akio
はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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