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2015年06月15日

ウルトラQ 「バルンガ」感想

ウルトラQ

制作16話 放送11話(1966/3/13)「バルンガ」

(制作順はWikipediaを参考にしました。)


シリーズを通してのメインの出演者

万城目淳:星川航空にパイロットとして勤務。
     SF小説を書いている。
戸川一平:パイロット助手
江戸川由利子:毎日新報のカメラマン


ストーリー(ネタバレ)

探査ロケットが宇宙からやってきた何かによって燃料を
吸い取られ、「風船が」というパイロットの言葉を残し
て墜落した。

万城目と由利子はその取材の帰り、セスナの燃料が無く
なり、危うく飛行場までたどり着く。

セスナの中に奇妙な風船が紛れ込んでいたのだ。風船を
調べてもらいに車で移動中の万城目、一平、由利子は
また車のガソリンが無くなったため道路で立ち往生して
しまう。風船は車を浮遊させ、巨大化して車を破壊して
しまう。落ちてきた車の破片にぶつかり一平は重症を負
ってしまう。

風船はバルンガと命名され、自衛隊が攻撃するがびくと
もせず、車のガソリンや都市の電力を吸い取り、ます
ます大きくなっていく。

バルンガの対策法を探す万城目と由利子は、以前バルンガ
について学会で発表し、学会を追われた(このままでは
危険と感じたため小さいうちに殺したため証拠として
バルンガを見せられなかった)奈良丸博士を探す。
病院では一平を含む動かせない重病人が危機を迎えていた。

やってきた台風でバルンガを吹き飛ばせないかと期待した
が台風が去った後にも空にはその姿が残っていた。

奈良丸博士を探し当て、宇宙で核爆発を起こしバルンガを
誘導し太陽に向かわせ、太陽にバルンガを焼き尽くさせる
作戦により、病院では一平の手術を開始することが出来た。


冒頭墜落したロケットのパイロットは奈良丸博士の息子
でした。このことは、かつてバルンガを殺したことのある
博士とバルンガとの因縁を強く感じさせました。



白黒フィルムの効果も相まって、バルンガの生物感が
すごいです。空中に浮遊しているだけの怪獣は東宝の
「宇宙大怪獣ドゴラ」に出てきたドゴラを思い浮かべ
ます。

一の谷博士がここしばらく出てきません。こんなとき
こそ頼りになるのに。


万城目と由利子は車が動かなくなったので自転車で移動
しているのがなんかリアルでした。

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posted by Akio at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラQ
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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