映画とテレビ視聴感想

初回放映：1979年1月4日

フジテレビ系



（ストーリー：ネタバレ）

停車駅「装甲惑星」　停車時間：不明

科学が発達し３０００年も前から稼働し続けている人工衛星がある星。
生き物はみんな装甲しているが、今は滅びゆく星


装甲惑星に到着早々、パンツァービートルという昆虫に襲われる鉄郎とメーテル。
鋼鉄をも貫く装甲を持つビートルの攻撃に鉄郎をかばったメーテルは身体を貫かれてしまう。
車掌の呼びかけにより防護スクリーンのある９９９に戻った二人であったが、９９９には医者
は乗車しておらずメーテルの治療の方法がなかった。

機関車のコンピューターに照会するとこの機関車から東に10kmの場所にこの星のに医者がいる
のがわかった。車掌が危険だと止めるのも聞かず、鉄郎は列車を飛び出していった。

気が付いたメーテルが危険だと鉄郎を追いかけようとして車掌に止められていると、どこから
か男の声が聞こえ、車掌にこの車両から出ていくように命令する。メーテルからもそうするよ
うに頼まれた車掌は、車両から出ていく。男の声により服を脱いだメーテルは光に包まれてい
った。

その頃、霧に包まれた道で迷った鉄郎は巨大な虫の死骸に出会う。また鋼鉄のアンドロイドの
ような人間の死体も見つけた。そして今度は生きているヌータルという。医者の息子と出会う
が、ヌータルは医者に合わせようとせず、鉄郎を生贄として捕まえて食べようとする。

戦士の銃で応戦するが、戦士の銃が全く聞かない。鉄郎は逃げる途中で崖から落ちてしまう。
気が付くと日が暮れていた。崖を登ってさまよう鉄郎はなんとか医者の家にたどり着いたが、
医者は寿命が尽きかけていて寝たきりになっていた。

そこにヌータルが帰ってきた。医者の助けにより家から逃げ出すが、また崖の淵に追いつめられ
てしまった。

間一髪、メーテルが駆けつけ次元反動法でヌータルの右足を打ち砕きヌータルは崖から落ちて行
った。メーテルは元気になっていて、車掌がべつの医者を連れて来たと鉄郎に説明した。鉄郎は
この星には他の医者はいないはずと疑問に思うが、メーテルが元気なら良いとそれ以上考えない
ことにした。

メーテルの説明によると、昔この星では争いを防ぐため生き物全てを装甲で覆った。しかしその
ために捕食される生き物がいなくなり、この星の生き物は滅びに進んでしまったという。生き物
を殺さなければ生きていけない生物の業を思う鉄郎であった。



１３話の「化石の戦士」ではメーテルと鉄郎のことを「お客さん」と呼んでいた車掌さんですが、
だいぶ打ち解けて来たようです。常に名前で呼ぶようになりました。

時折現れる謎の男の声。今回もメーテルの傷を治してくれました。正体が分かるのはいつの日か。

メーテルは服の下に黒い下着を付けている時と何も着ていない時があります。今回は何も着ていま
せんでした。

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