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2017年03月28日

ドカベン 第116話感想 「里中負傷! 明訓ピンチ無死満塁」

初回放映:1979年1月3日

フジテレビ系


(ストーリー:ネタバレ)

甲子園 信濃川高校との対戦

かつての明訓高校野球部監督の徳川家康が監督退陣後、クリーンハイスクール高校に続いて監
督を引き受けた。


明訓2点先取後の1回裏、信濃川高校の攻撃で、徳川のと金作戦により全員右打者のはずのナ
インが全員左打席に立ち、バントに特化した攻撃を行う。左打席のほうが1塁ベースに近くなる
ためである。徳川の言に乗せられて、ファールになるはずのボールを岩鬼が補給、暴投により
点を取られてしまう。

明訓の混乱は続き、山田ががら空きになったサードに向かい、里中はホームベースへ。カバー
の甲斐なくセーフとなり里中は利き腕の右手親指を負傷(つき指)してしまう。負傷を信濃川
や自チームナイン、そしてこの試合を見ている勝ち進んだ場合に対戦する可能性のあるチーム
に知られないため、土井垣監督、山田、里中は相談して左手首に包帯をまいてごまかすことに
する。作戦は功を奏し、痛みのためにボールのスピードがハーフスピードになっていることを
徳川監督はバント対策と読み違えてしまう。

しかし、徳川監督は老獪さを発揮し、バントから急にヒッティングに切り変えることで山田の
ミットにバットを当てようとして打撃妨害を目論んだり、実際にヒッティングに切り替えたり
と策をめぐらし、山田、里中は右手の負傷がばれたのではないかと不安に陥った。




116話とは放送3年目に入った9クール目終了の前話です。1月3日という正月三が日中にス
ペシャル放送でもなく通常放送されているのは凄いと思いました。放送はこの年の12月26日
まで続いて163話で終了しました。アニメの進行が原作漫画に追いついてしまったためです。


原作漫画の「ドカベン」はコミックス48巻で完結し、当時は少年キングに連載されていた望月
三起也作の「ワイルド7」48巻と並んで日本の最長コミックと話題になっていました。


実は、ドカベンは野球編になる前の柔道編のほうが好きだったりします。ドカベンの前作で原作
は牛二郎先生でしたが、スリのグループの抗争を描いた「いただきヤスベエ」も面白かったです。

107話からのOP「九人のマーチ」はあまり記憶にありません。山田太郎の歌だった最初のOP
「がんばれドカベン」よりは高校球児全体をテーマにしているようです。EDの「きみこそみんな
のアイドルだ!」は覚えてました。

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posted by Akio at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドカベン
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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