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2017年03月29日

ドカベン 第117話感想 「頑張れ里中! 小さな巨人」

初回放映:1979年1月10日

フジテレビ系



(ストーリー:ネタバレ)

甲子園 準決勝 信濃川高校との対戦

右手親指の突き指を隠して投げ続ける里中は限界に近づいていた。山田のヒット、生還によっ
て明訓1点勝ち越しのまま9回裏信濃川高校の攻撃。

里中は親指の痛みのため、ボールを投げる瞬間親指を使わないようになった。そのため思いも
よらず、ボールが落ちる変化をするようになり、山田はそれに気づき策を練った。

タイムをかけ、大声で里中に親指の突き指の状態を問いかける。何故今まで必死に隠し通して
きたのにここでばらしてしまうのかと唖然とする土井垣監督と里中であったが、ベンチで三人
が相談の後、何事もなかったかのように試合再開となった。明訓ナインも当然ピッチャー交代
だと思い岩鬼がマウンドに立っていたが納得できずにサードへ戻っていった。

信濃川高校は里中の突き指を知ると、左打席の奇策をやめ打者を通常の右打席に立たせた。
しかし、里中の親指を使わない変化球(シンカー)に三振となり試合は明訓の勝利に終わった。
徳川監督や次の決勝相手候補の土佐丸高校は里中が変化球を投げたということで、突き指した
という情報がブラフだと信じ込んだ。山田の策が見事に当たったのである。徳川監督は山田の
成長を認め、打倒山田に終止符を打つ。土井垣は里中の新たな変化球を「さとるボール」と名
付けた。




怪我の功名で新しい変化球を身に着けた里中でしたが、決勝までにどこまで親指が回復するか
が心配です。

明訓側スタンドで山田の妹サチ子と一緒に観戦している横浜学院高校の谷津吾朗のセリフの始め
に必ずつける「前略」というのは1975年から1977年まで2シリーズ放送された萩原健一
主演のTVドラマ「前略おふくろ様」の萩原健一がナレーションで母親への手紙を読むときの
出だしのセリフが元ネタです。

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posted by Akio at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドカベン
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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