2016年05月07日
ウルトラマン 第1話感想 「ウルトラ作戦第一号」
初回放映:1966年7月17日 TBS系
ウルトラQに続くTBSの空想特撮シリーズ第二作。
(ストーリー:ネタバレ)
「パリに本部を置く国際科学警察機構の日本支部に科学特捜隊と呼ばれる5人隊員たちがあった。
彼らは怪事件や異変を専門に捜査し、宇宙からのあらゆる侵略から地球を防衛する重大な任務を
持っていた。」(ナレーションより)
小型ビートルで空をパトロール中のハヤタは、竜が森上空で青く光る未確認飛行物体を発見、追
跡した。青い光は湖畔でキャンプをしているキャンパーたちの目の前で湖に沈んでいった。
追跡してきたハヤタは、突如飛来した赤く光る玉に衝突されビートルは墜落炎上した。科学特捜
隊に埼玉県警の警ら隊から事件の通報があり、ハヤタに連絡をとるも応答はなかった。フジアキ
コ隊員を基地に残し、ムラマツキャップ、イデ、アラシの三人はビートルでが現場へ向かった。
墜落現場に近づいてきた警察やキャンパー達は機外で倒れているハヤタを発見するが、赤い球が
ハヤタを中に取り込んで空中に舞い上がっていった。その中では命が尽きようとするハヤタと異
形の男が会話をしていた。男は自分がM78星雲から来た宇宙人であり、怪獣ベムラーを宇宙の墓場
に運ぶ途中、逃亡され地球まで追って来たという。男はハヤタの命の代わりに男の命をハヤタに
あげて一心同体となり、地球の平和のために戦いたいと告げた。そして、困ったときに使えとベ
ータカプセルをハヤタの胸に落とした。その後赤い球は爆発飛散した。
科学特捜隊が到着し現場にいた人に話を聞くが、彼らが見た荒唐無稽な話をなかなか信じること
はできなかった。翌朝になってもハヤタは見つからず、本部ではアキコ隊員とホシノ少年が安否
を心配していた。
その時、湖面から水が吹き上がりベムラーが現れた。光線銃で対抗するとベムラーはまた湖底へ
沈んでいった。そのころ基地にハヤタから無線連絡があり、特殊潜航艇S16号をビートルで運ぶよ
うにとアキコ隊員に指示があった。湖に到着したビートルのアキコ隊員にムラマツキャップは命
令を出していない咎めるが、ハヤタからの指示だというアキコ隊員に他の三人は信じられない面
持ちであった。
着水させた潜航艇に、ハヤタが乗るモーターボートが近づいてきた。ムラマツキャップは無線で
今までどこにいたのかと問い詰めるが、「彼が助けてくれた。」などハヤタの話は要領を得ない。
ハヤタに急かされてベムラー攻撃を行うこととなった。
ハヤタが潜航艇で攻撃してベムラーを水上に追いやり、そこをビートルで上空から攻撃するとい
う作戦。ムラマツキャップは作戦名を「ウルトラ作戦第一号」命名した。
作戦は順調に進むかに見えたが、潜航艇がベムラーに咥えられてしまった。ビートルの攻撃で地上
に潜航艇を落とすことに成功したが、ベムラーの熱戦で潜航艇は炎に包まれてしまった。ハヤタは
ベーターカプセルを使いウルトラマンに変身した。ウルトラマンと格闘するうち、ベムラーは青い
光球となって逃げようとする。ウルトラマンはスペシウム光線を発射して光球は爆発四散した。
科学特捜隊メンバーの元に駆け寄ってくるハヤタ。ハヤタは自分を助けてくれたのは彼だという。
名前を訪ねると「名なんか無いよ。」というがしつこいイデ隊員に「じゃあウルトラマンてのはど
うだ」と答えた。一行はビートルで帰途についた。
以後50年間続いているウルトラマンシリーズの第一作です。ウルトラマンという今までに無かった
ヒーローの登場と怪事件を解決する専門組織の科学特捜隊の擁する装備や武器の数々に子供達は、
大喜びだったと思います。も
いままで白黒だったウルトラQのオープニングロゴがカラーになって登場。そのロゴが飛散して
「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」というタイトルが赤地に白文字で表示される。かっこいい
です。
ドラマ開始早々にまず目を引いたのが、科学特捜隊隊員が来ている鮮やかな青のブレザーに白(
グレー?)のズボン(アキコ隊員はスカート)でした。初期のころはビートル操縦などの特殊任
務以外の時はオレンジの隊員服の上に着ていたのを思い出しました。緊急出動時にブレザーとズ
ボンを素早く脱いで出動する姿はかっこよかったです。科学特捜隊の隊員服が後の防衛組織と大
きく異なっているところはワイシャツのような襟とネクタイをしているという点ですが、ブレザ
ーを着ている時とセットでデザインを考えていたとしたら面白いアイディアだと思いました。
「どこにいるの、みんながあなたのことを探しているのよ。」と心配するアキコ隊員に「そんな
ことはどうでもいい。」というハヤタはひどいです。キャップのほうにも無事なことを報告して
いないし。
科学特捜隊に事件を連絡してきたのは埼玉県警だったので竜が森の湖は埼玉県にある?
ハヤタは完全に死んでおらず魂が消えかけている状態なのかウルトラマンと会話できています。
まだキャラが固まっていないのか「フッフッフッフッ」と笑うウルトラマンが不気味です。
ウルトラQに続いて石坂浩二がナレーションをしています。
ウルトラQからの俳優のスピンオフとして、江戸川由利子を演じた桜井浩子がフジ・アキコ隊員
として出演しています。当時は今のように人気番組の設定や脇役をもとに新しい番組を立ち上げ
るのではなく、前の人気番組の俳優を何人か次の番組にも出演させることをスピンオフと言って
いました。
ハヤタ捜索に出た三人が乗ったビートルと潜航艇を運んできたビートルと現地には2機ビートるが
あったはずなのに、ベムラー攻撃と帰還時には潜航艇を運んできたビートル1機しか使いませんで
した。
いまは無き特撮撮影用の大プールを使用した湖での戦いの撮影が素晴らしいです。潜航していく
潜航艇のカットは趣があります。
カラータイマーについてのムラマツとイデの会話が面白かったです。赤は万国共通の危険信号と
いうイデに、そんなことわかるもんかとムラマツは至極全うなことを行ってます。(アニメの伝
説巨神イデオンでは宇宙人の敵と停戦しようとした地球側が掲げた白旗が宇宙人にとっては一人
残らず根絶やしにするという宣戦布告の意味だった。)
この第一話の時点では赤い光球はウルトラマンが自分の能力で作り出した状態ではなく、宇宙船
という設定だったようです。どっか行っちゃったんじゃないの。」というアキコ隊員にハヤタは、
、「彼は自分の宇宙船が爆発して自分の星に帰れなくなった。」と説明しています。ハヤタと一
心同体となり地球で生涯を終える決意で宇宙船を爆破したのでしょうか。
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ウルトラQに続くTBSの空想特撮シリーズ第二作。
(ストーリー:ネタバレ)
「パリに本部を置く国際科学警察機構の日本支部に科学特捜隊と呼ばれる5人隊員たちがあった。
彼らは怪事件や異変を専門に捜査し、宇宙からのあらゆる侵略から地球を防衛する重大な任務を
持っていた。」(ナレーションより)
小型ビートルで空をパトロール中のハヤタは、竜が森上空で青く光る未確認飛行物体を発見、追
跡した。青い光は湖畔でキャンプをしているキャンパーたちの目の前で湖に沈んでいった。
追跡してきたハヤタは、突如飛来した赤く光る玉に衝突されビートルは墜落炎上した。科学特捜
隊に埼玉県警の警ら隊から事件の通報があり、ハヤタに連絡をとるも応答はなかった。フジアキ
コ隊員を基地に残し、ムラマツキャップ、イデ、アラシの三人はビートルでが現場へ向かった。
墜落現場に近づいてきた警察やキャンパー達は機外で倒れているハヤタを発見するが、赤い球が
ハヤタを中に取り込んで空中に舞い上がっていった。その中では命が尽きようとするハヤタと異
形の男が会話をしていた。男は自分がM78星雲から来た宇宙人であり、怪獣ベムラーを宇宙の墓場
に運ぶ途中、逃亡され地球まで追って来たという。男はハヤタの命の代わりに男の命をハヤタに
あげて一心同体となり、地球の平和のために戦いたいと告げた。そして、困ったときに使えとベ
ータカプセルをハヤタの胸に落とした。その後赤い球は爆発飛散した。
科学特捜隊が到着し現場にいた人に話を聞くが、彼らが見た荒唐無稽な話をなかなか信じること
はできなかった。翌朝になってもハヤタは見つからず、本部ではアキコ隊員とホシノ少年が安否
を心配していた。
その時、湖面から水が吹き上がりベムラーが現れた。光線銃で対抗するとベムラーはまた湖底へ
沈んでいった。そのころ基地にハヤタから無線連絡があり、特殊潜航艇S16号をビートルで運ぶよ
うにとアキコ隊員に指示があった。湖に到着したビートルのアキコ隊員にムラマツキャップは命
令を出していない咎めるが、ハヤタからの指示だというアキコ隊員に他の三人は信じられない面
持ちであった。
着水させた潜航艇に、ハヤタが乗るモーターボートが近づいてきた。ムラマツキャップは無線で
今までどこにいたのかと問い詰めるが、「彼が助けてくれた。」などハヤタの話は要領を得ない。
ハヤタに急かされてベムラー攻撃を行うこととなった。
ハヤタが潜航艇で攻撃してベムラーを水上に追いやり、そこをビートルで上空から攻撃するとい
う作戦。ムラマツキャップは作戦名を「ウルトラ作戦第一号」命名した。
作戦は順調に進むかに見えたが、潜航艇がベムラーに咥えられてしまった。ビートルの攻撃で地上
に潜航艇を落とすことに成功したが、ベムラーの熱戦で潜航艇は炎に包まれてしまった。ハヤタは
ベーターカプセルを使いウルトラマンに変身した。ウルトラマンと格闘するうち、ベムラーは青い
光球となって逃げようとする。ウルトラマンはスペシウム光線を発射して光球は爆発四散した。
科学特捜隊メンバーの元に駆け寄ってくるハヤタ。ハヤタは自分を助けてくれたのは彼だという。
名前を訪ねると「名なんか無いよ。」というがしつこいイデ隊員に「じゃあウルトラマンてのはど
うだ」と答えた。一行はビートルで帰途についた。
以後50年間続いているウルトラマンシリーズの第一作です。ウルトラマンという今までに無かった
ヒーローの登場と怪事件を解決する専門組織の科学特捜隊の擁する装備や武器の数々に子供達は、
大喜びだったと思います。も
いままで白黒だったウルトラQのオープニングロゴがカラーになって登場。そのロゴが飛散して
「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」というタイトルが赤地に白文字で表示される。かっこいい
です。
ドラマ開始早々にまず目を引いたのが、科学特捜隊隊員が来ている鮮やかな青のブレザーに白(
グレー?)のズボン(アキコ隊員はスカート)でした。初期のころはビートル操縦などの特殊任
務以外の時はオレンジの隊員服の上に着ていたのを思い出しました。緊急出動時にブレザーとズ
ボンを素早く脱いで出動する姿はかっこよかったです。科学特捜隊の隊員服が後の防衛組織と大
きく異なっているところはワイシャツのような襟とネクタイをしているという点ですが、ブレザ
ーを着ている時とセットでデザインを考えていたとしたら面白いアイディアだと思いました。
「どこにいるの、みんながあなたのことを探しているのよ。」と心配するアキコ隊員に「そんな
ことはどうでもいい。」というハヤタはひどいです。キャップのほうにも無事なことを報告して
いないし。
科学特捜隊に事件を連絡してきたのは埼玉県警だったので竜が森の湖は埼玉県にある?
ハヤタは完全に死んでおらず魂が消えかけている状態なのかウルトラマンと会話できています。
まだキャラが固まっていないのか「フッフッフッフッ」と笑うウルトラマンが不気味です。
ウルトラQに続いて石坂浩二がナレーションをしています。
ウルトラQからの俳優のスピンオフとして、江戸川由利子を演じた桜井浩子がフジ・アキコ隊員
として出演しています。当時は今のように人気番組の設定や脇役をもとに新しい番組を立ち上げ
るのではなく、前の人気番組の俳優を何人か次の番組にも出演させることをスピンオフと言って
いました。
ハヤタ捜索に出た三人が乗ったビートルと潜航艇を運んできたビートルと現地には2機ビートるが
あったはずなのに、ベムラー攻撃と帰還時には潜航艇を運んできたビートル1機しか使いませんで
した。
いまは無き特撮撮影用の大プールを使用した湖での戦いの撮影が素晴らしいです。潜航していく
潜航艇のカットは趣があります。
カラータイマーについてのムラマツとイデの会話が面白かったです。赤は万国共通の危険信号と
いうイデに、そんなことわかるもんかとムラマツは至極全うなことを行ってます。(アニメの伝
説巨神イデオンでは宇宙人の敵と停戦しようとした地球側が掲げた白旗が宇宙人にとっては一人
残らず根絶やしにするという宣戦布告の意味だった。)
この第一話の時点では赤い光球はウルトラマンが自分の能力で作り出した状態ではなく、宇宙船
という設定だったようです。どっか行っちゃったんじゃないの。」というアキコ隊員にハヤタは、
、「彼は自分の宇宙船が爆発して自分の星に帰れなくなった。」と説明しています。ハヤタと一
心同体となり地球で生涯を終える決意で宇宙船を爆破したのでしょうか。
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