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2018年07月22日

赤ちゃんの首に湿疹!後ろにブツブツ!原因は?治療法は?

新生児や赤ちゃんは、気づかないうちに湿疹ができていることがあります。湿疹がよく現れる箇所のひとつが、首回りです。首が赤くなり、首元や後ろにブツブツができることもあります。どうして首回りには湿疹ができやすいのでしょうか?赤ちゃんの首にできる湿疹の原因や症状、治療法、自宅ケア方法などについてご紹介します。

赤ちゃんの首にできる湿疹とは?
生まれたばかりの赤ちゃんは、肌のバリア機能が未熟なため湿疹が出やすいもの。

生後3ヶ月頃までは、胎児のときにママからもらい受けたホルモンの影響もあり、皮脂の分泌量が多く、新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹になりやすくなっています(※1)。

その期間を過ぎると、今度は皮脂の分泌量が減ってきて、乾燥性湿疹になることがあります。このように新生児期から乳児期にかけて現れる湿疹をまとめて「乳児湿疹」といいます。

乳児湿疹が首にできると、首まわりや首の後ろなどの皮膚が赤くなったり、ブツブツができたり、乾燥してカサカサしたりします。こうした湿疹は、かゆみを伴うこともあります。



赤ちゃんの首に湿疹が出やすいのはなぜ?
なぜ赤ちゃんの首は、湿疹が出やすいのでしょうか?それは、赤ちゃんの首は皮膚が重なっていて汗が溜まりやすく、蒸れたりこすれたりすることが多いからです。食べこぼしやよだれを拭き残してしまうと、首に流れて湿疹の原因になることも。

また、いつも決まった位置で縦抱きや横抱きをしていると、赤ちゃんの首が常に埋もれている状態になり、蒸れやこすれを引き起こしてしまうのです。



赤ちゃんの首の湿疹で病院に行くべき?治療法は?
赤ちゃんの首の湿疹が乳児湿疹の場合、基本的には肌を清潔にしたり、肌の乾燥を防いだりしてきちんとケアをすれば、自然と治まっていきます。

しかし、かゆみや赤みがひどいときに保湿を行っても症状がよくならない場合は、小児科もしくは皮膚科を受診しましょう。

乳児湿疹とアトピー性皮膚炎を、症状だけで見分けることは医師でも難しいとされています。日本皮膚科学会は、アトピー性皮膚炎の診断基準のひとつとして「乳児期では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上湿疹が続くこと」を挙げていて、湿疹がどのくらい続いているかという情報は、診断する際の重要な判断材料です(※2)。

乳児湿疹やアトピー性皮膚炎と診断された場合は、ステロイド外用薬や非ステロイド外用薬、保湿剤といった塗り薬が処方されます。かゆみ止めの服用薬が処方されることもあります(※1)。



赤ちゃんの首の湿疹に対しての自宅ケア方法は?
赤ちゃんの首に対してのケア方法は、原因によって異なります。

皮脂の分泌が多いときのケア
皮脂の分泌が多くて、首に湿疹ができているときは、石鹸を使って肌を清潔に保つことが肝心です。

首には汗や汚れがたまりやすいので、清潔なガーゼでこまめに首元をぬぐってあげましょう。よだれも丁寧に拭いてあげ、できれば頻繁にスタイを取り替えてあげてください。

お風呂では赤ちゃん用の低刺激の石けんをしっかり泡立てて、優しく体を洗います。石鹸のすすぎ残しがないよう、ぬるめのシャワーでしっかりと洗い流しましょう。


肌が乾燥しているときのケア
肌の乾燥によって湿疹が現れていたら、おむつ替えや着替えのときにベビー用ローションやクリームを塗り、保湿を心がけてください。特にお風呂上りは肌が乾燥しやすいので、タオルで優しく水分を拭き取ったら、すぐにローションやクリームを塗りましょう。

また、加湿器や部屋干しで部屋の乾燥を防ぐことも、大事なお肌ケアです。


アトピー性皮膚炎に対してのケア
アトピー性皮膚炎と診断された場合、入浴時に赤ちゃん用石鹸で泡をたてて優しく洗い、シャワーで洗い流して、お風呂あがりに保湿剤を塗ります。

肌に触れる衣服や寝具は、柔らかくて刺激が少ない木綿素材のものにするのがおすすめです。毛布にはカバーをかけ、症状が重い場合は、毛布の代わりにタオルケットや綿毛布を使います(※3)。

汗をかいたときは、できるだけ速やかに着替えさせるようにしましょう。



赤ちゃんの首の湿疹対策のために肌を常に清潔に
赤ちゃんの首の湿疹は、体の変化のなかで起きることもあるので、完全に予防するのは難しいかもしれません。しかし肌を清潔に保ち保湿を心がけていれば、湿疹ができても悪化することは少なく、赤ちゃんへの負担を減らすことができます。

普段から入浴時に体をしっかり洗ったり、寝具をこまめに交換したりして、赤ちゃんの健康と笑顔を守っていきたいですね。



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posted by 新山 at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア

2018年07月20日

赤ちゃんの目の周りが赤い!原因は何?見分け方はあるの?

赤ちゃんの目の周りが赤くなっていると、「もしかしてアトピー!?」と不安になるかもしれません。ただ、生まれたばかりの赤ちゃんの目の周りは赤くなりやすいので、ぱっと見ただけで原因を特定するのは難しいものです。そこで、赤ちゃんの目の周りが赤いときの原因と見分け方、対処法についてご説明します。



赤ちゃんの目の周りが赤くなりやすい理由は?
生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く、皮脂の分泌が盛んです。そのため、肌が汚れると、すぐに湿疹や赤みが現れてしまいます。

特に赤ちゃんの目の周りの皮膚は、より薄くてデリケートです。乾燥や目やにの付着など、ちょっとしたことでカサカサに乾燥したり、赤くなったりしてしまいます。



赤ちゃんの目の周りが赤い原因は?見分け方は?
赤ちゃんの目の周りが赤い場合は、大きく5つの原因が考えられます。それぞれの症状と見分け方、対処法についてご説明します。

1. 乳児脂漏性湿疹で目の周りが赤い
乳児脂漏性湿疹は、生まれたばかりの赤ちゃんによくみられる一般的な湿疹なので、心配はいりません。

ホルモンバランスの変化で、生後2週間くらいから目の周りや頬に赤いブツブツができ始め、3ヶ月を過ぎる頃にはほとんど治まります。

赤ちゃんの目の周りは皮脂の分泌が少ないので、頬や額など皮脂の分泌が多い部分のほうが、より湿疹ができやすい傾向があります。

眉毛や頭皮の生え際に、黄色い皮脂やふけのようなものがつくので見分けやすいでしょう。かゆみや痛み、膿などがないことも特徴の一つです。

悪化するとかさぶたのようになったり、細菌感染を起こして赤みを増したり、かゆみが生じたりすることもあります。

特に治療の必要はありませんが、早く治すためには、赤ちゃんの肌を毎日清潔にしておくことが大切です。

沐浴のときに、赤ちゃんの目の周りも忘れずに拭いてあげてください。赤ちゃんの目の周りは涙で汚れやすいので、泣いた後も目の周りを拭くようにしてあげましょう。

赤ちゃんの目の周りは、きつく絞った濡れガーゼで拭くといいですよ。



2. 乾燥で目の周りが赤い
乾燥も、赤ちゃんの目の周りを赤くする原因になります。肌の表面がひび割れたようにカサカサしているときは、肌が乾燥しているサインです。

赤ちゃんの肌は水分が失われやすいので、皮膚の薄い目の周りはすぐに乾燥して赤くなってしまいます。

赤ちゃんの肌をきれいにしようと、沐浴のたびに石鹸やガーゼでゴシゴシと洗ってしまうことが、乾燥肌の原因になります。清潔に保つのは大切ですが、やりすぎには注意しましょう。

赤ちゃんの目の周りは皮脂の分泌が多いわけではないので、目やにや涙は、その都度、濡らしたガーゼでそっとふき取る程度でかまいません。

赤ちゃんの目の周りや肌が赤く、カサカサがひどいようであれば、小児科でワセリンなどの保湿剤を処方してもらってこまめに塗ってあげましょう。


3. アレルギーで目の周りが赤い
赤ちゃんはミルクや離乳食、石鹸などに含まれる成分にアレルギー反応を起こして目の周りが赤くなる場合があります。

アレルギー反応であれば、原因に接したときに発症します。発症するタイミングが、見分けるポイントの一つです。

食後に決まって赤ちゃんの目の周りが赤くなるなど、いつ、どこに、どんな症状が現れるかをチェックしてください。

アレルギーが疑われたら、すぐに小児科を受診しましょう。

血液検査や経過からアレルギー反応の原因を推定し、それを避けることで症状は緩和します。乳児は卵・小麦・乳のアレルギーであることが多いので、注意が必要です。

赤ちゃんの頃にアレルギー反応があったとしても、成長につれて消失することが多いので、あまり心配しすぎず対処法を取り入れていきましょう。



4. アトピー性皮膚炎で目の周りが赤い
アトピー性皮膚炎は、原因は明確になってはいませんが、なんらかの理由で肌が慢性的に炎症を起こす病気です。

親から遺伝することもあれば、親にアトピーがなくても発症する場合もあります。

アトピー性皮膚炎の場合は、肌が乾燥してザラザラした状態になり、かゆみを伴います。乳児の場合は、耳の後ろや目の周り・首に湿疹ができて赤くなることがよくあります。

自己判断でアトピー性皮膚炎に対処してしまうと、症状を悪化させる恐れがあります。赤ちゃんが痒みから目の周りや肌をひっかくなど、アトピー性皮膚炎の症状が見られたら小児科を受診しましょう。

ただし、月齢が低いうちはアトピー性皮膚炎か他の原因の湿疹なのか特定は難しいため、医師と相談の上、様子を見ながら対処することになります。


5. サーモンパッチで目の周りが赤い
生まれつきや、生後間もない時期に、目の周り(まぶたの上など)、額、上唇と鼻の間などに、淡いピンク色のあざが現れることがあります。

これはサーモンパッチと呼ばれる症状で、皮膚表面の毛細血管が増殖したり、急に拡張したりして、血管の色が浮き出たときに見られます。

見分け方は簡単で、境目がはっきりしない平らなあざで、顔の中心線の近くに出るのが特徴です。

いきんで泣いたり、寒がったりしたときには濃い色に見えるため、「急に目の周りが赤くなった!」と思うこともあります。遅くても2歳を過ぎる頃には消えるとされています。



赤ちゃんの目の周りが赤いとき、病院へ行く目安は?
赤ちゃんの肌は敏感で、ちょっとした環境の変化でよく目の周りも赤くなります。

そのため大抵はそこまで気にする必要はありませんが、次のような症状が見られたら、小児科の受診を検討しましょう。

● 乾燥などで肌が切れて出血も見られる
● 直前の決まった動作で発疹や嘔吐などの症状がある
● かゆみがあり、夜間などに掻きむしってしまう


赤ちゃんの目の周りが赤いと、アトピー性皮膚炎について気にするママやパパも多いのではないでしょうか。

かゆみがあること、湿疹が頭から顔、体、手足と広がっていること、乳児であれば2ヶ月以上症状が継続しているときに、アトピー性皮膚炎と診断されることが多いようです(※1)。

家庭での診断は難しいので、心配しすぎず、まずは小児科医への相談から始めましょう。


赤ちゃんの目の周りが赤いとき、保湿剤や入浴剤は使っていい?
乾燥が原因で赤ちゃんの目の周りが赤いときに、保湿剤や入浴剤を使用するパパ・ママも多くいます。

保湿剤については、赤ちゃんの乾燥肌には有効ですが、成分が肌に合わないこともあります。赤ちゃんの目の周りの赤みがひどくなるようなら使用を控えるか、別の保湿剤を選択するようにしましょう。

入浴剤も、基本的に使用しても良いとされています。最近では刺激の少ない赤ちゃんや新生児用の入浴剤も販売されているので、利用してみるのも一つの方法です。



赤ちゃんの目の周りが赤いときは、全身をチェックしよう
赤ちゃんの目の周りの赤みがひどかったり、腫れや痒みを伴ったりする場合は、まずは小児科か皮膚科を受診しましょう。

乳児脂漏性湿疹であれば経過観察で済みますが、他の原因がある場合は、症状や経過に応じた対応が必要になってきます。

また、赤ちゃんの目の周りが赤いと思ったら、全身の肌の状態もチェックしてみましょう。目の周りだけではなく、他の部分も赤くなっている場合は、受診の際に伝えると原因を特定しやすくなります。

赤ちゃんの目の周りの赤みの原因はさまざまですが、早めの対処でよくなる場合がほとんどです。日頃から注意してあげてくださいね。
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posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア

2018年07月19日

赤ちゃんのあせも!治し方と予防法とは?

赤ちゃんの背中や首にあせもができてしまったら、「かゆくないのかな」「肌が荒れたらどうしよう」などと心配してしまうのが親心。そんなときはきちんとケアをして、早く治してあげたいですよね。そこで赤ちゃんの背中や首にできるあせもの原因や対処法、病院へ行く目安、予防法などをご紹介します。



赤ちゃんの背中や首のあせもの原因は?
赤ちゃんは大人に比べて、新陳代謝が活発です。また、自律神経が未熟で、冬場でも汗をかいて体温調整を行うため、汗をかきやすいという特徴があります。

汗をかいた後に、汗の拭き取りや着替えをせずそのままにしておくと、汗を出す腺「汗腺」が汗や垢などで塞がってしまいます。出口を失った汗は、汗腺の中に溜まっていき、炎症を起こします。これが、あせもです。

それでは、なぜ背中や首にあせもができやすいのでしょうか?

自分で寝返りができない生後半年くらいまでは、背中が布団にくっついたままの状態で過ごす時間が長いため、汗腺の出口が塞がって、あせもができやすいのです。また、赤ちゃんの首はたるんで、しわができていることが多く、そこに汗やほこりなどが溜まり、あせもができます。



赤ちゃんの背中や首のあせもの対処法は?
背中や首にあせもができてしまったら、皮膚を清潔に保って対処します。

散歩やお昼寝の後など汗をたくさんかいたときは、清潔なガーゼで汗を拭き取ったり、着替えさせたりしましょう。汗をシャワーで洗い流してもかまいません。

ただし、石鹸で体を洗うのは1日1回にとどめておいてください。あまり頻繁に石鹸で洗うと、赤ちゃんの肌を守る皮脂までも流い落としてしまうので、注意が必要です。また、石鹸はよく泡立ててから使ってください。

部屋の温度は、夏であれば外の気温よりマイナス5度を目安として冷房をかけましょう。

このほかに、背中と首にあせもができたときの対処法として、次のような方法がおすすめです。



背中にあせもができたときの対処法
赤ちゃんの背中にあせもができたときは、服と背中の間にタオルや薄いガーゼなどを入れて、汗を吸収するようにしましょう。特に、赤ちゃんは寝入りばなに汗をかきやすいため、寝かしつけるときにパジャマの背中にタオルを入れ、寝入ったら外してあげたいですね。

首にあせもができたときの対処法
生後しばらくは、赤ちゃんの首には深いしわができているので、手でしわを伸ばしながら、奥まできちんと拭いたり、洗い流したりしてあげましょう。

ママと体が密着する授乳中などは汗をかきがちなので、背中のときと同じようにガーゼなどを首に当てておくのも効果的ですよ。授乳中に限らず、ときどき首のしわを開いてあげるのも効果的ですよ。



赤ちゃんの背中や首のあせもで病院へ行く目安は?
赤ちゃんの背中や首にあせもが見られて、上で紹介したような対処法を行っても症状が良くならないときは、小児科か皮膚科を受診しましょう。

かゆみが強かったり、発疹がつながって大きくなったり、患部がふくらんで痛みがあったりする場合も、医師に診てもらってください。

病院を受診すると、医師の判断によって、かゆみ止めの飲み薬や弱めのステロイドの塗り薬が処方されることがあります。対処が遅れてあせもが悪化しても、薬を使って治療にあたれば、一般的には数日程度で症状が治まっていきますよ。


赤ちゃんの背中や首のあせも予防法は?
背中や首のあせもを予防するには、肌を清潔に保つことが大切です。

汗が体に溜まらないように、通気性と吸水性の良い服を着せましょう。着せる服の数は、大人より一枚少なくすることを意識してください。

赤ちゃんが汗をかいたときは、着替えさせたり、洗い流したりします。下着は1日2〜3回、こまめに交換するといいですね。

また、背中や首など、あせもができやすい部位にベビーパウダーを塗るのも、あせも予防につながります。ただし、使いすぎは帰って逆効果になることもあるので注意しましょう。



赤ちゃんの背中や首をあせもから守ろう
赤ちゃんは新陳代謝が活発なうえに、主に発汗によって体温調節するため、すぐに汗をかいてしまいます。汗をかいたら、すぐにきれいにすることを心がけましょう。

頻繁に赤ちゃんのお世話をしないといけないため、大変なこともありますが、ママやパパのケアが赤ちゃんのあせも予防につながります。

お昼寝や散歩の後など、汗をかきやすいシチュエーションを理解し、要領をつかんでいけば、それほど苦に感じずに汗チェックができるようになります。しっかりスキンケアを行って、赤ちゃんの肌の健康を守っていきましょう。
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posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア

2018年06月26日

おむつかぶれに効く薬は?ステロイドって?




赤ちゃんのおしりはかぶれやすいですが、おむつ替えのたびにおしりが真っ赤になっているのを見るのはなんともつらいですよね。そんなときは、「おむつかぶれの薬を塗って早く治してあげたい」と思うかもしれませんが、一体おむつかぶれの薬にはどんな種類があるのでしょうか?また、どのように使えばいいのでしょうか?おむつかぶれに使う薬の種類やその効果、使い方の注意点などをご紹介します。



赤ちゃんのおむつかぶれとは?
おむつかぶれは、おむつをしている場所に起きる皮膚の炎症のことです。医学的には、「おむつ皮膚炎」とも呼ばれます。

おしり全体が赤くなって肌が荒れたり、あせものようなぽつぽつとした小さな湿疹が出たりします。炎症が起きた部分は、かゆみや痛みを伴うため、赤ちゃんも機嫌が悪くなって泣いたりぐずったりします。

おむつかぶれが起きる主な原因は、下痢や汗により皮膚がふやけて傷ついてしまうことです。おむつの繊維による擦れや洗剤といった刺激で、さらに皮膚が荒れてしまうことがあります。



おむつかぶれの薬は?どんな種類があるの?
おむつかぶれの対処法としては、おしりの清潔を保ち、おむつをこまめに替えてあげることです。いつもきれいにしてあげて、常時蒸れていない状態にすることが大切です。おしりふきを使うと荒れてしまうほど症状がひどいときは、座浴やシャワーでうんちをきれいに洗い流してあげてください。

また、おむつかぶれの治療には、おむつかぶれの薬を使うことができます。おむつかぶれ用の薬には病院で処方される処方薬だけではなく、一般の薬局で販売されている市販薬もあり、その種類は以下の通りです。

非ステロイド外用薬
おむつかぶれに処方されることが多いのが、非ステロイド外用薬です。炎症を抑える作用があるため、おしり全体が赤くなったり、ぽつぽつと湿疹が出たりしているおむつかぶれに効果を発揮します。継続して塗り続けることで、少しずつ改善していきます。

処方薬としては亜鉛華単軟膏やアズノール軟膏、スタデルム軟膏などがあります。非ステロイド外用薬の市販薬としては、赤ちゃん専用の「ポリベビー」(佐藤製薬)があります。基剤に植物油を使っており、赤ちゃんの肌に優しい作りになっています。

ステロイド外用薬
赤み・かゆみが強く、非ステロイド外用薬では改善がみられない場合に、ステロイド系外用薬が処方されることがあります。非ステロイド外用薬に比べて効果が期待できます。

ステロイド外用薬を使うことに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、症状がひどく医師から処方された場合は、指示通りに使用して早く治してあげてください。用法・用量を守って短期間だけ使っていても、体に異変があれば、病院を受診して薬を変えてもらうなど対処してもらいましょう。

ステロイド外用薬は、多くはロコイドなどの弱いレベルの薬が使用されます。まずは小児科か皮膚科の医師に相談してください。

保湿剤
軽度のおむつかぶれであれば、予防にも使われるワセリンや馬油といった保湿剤も効果があります。保湿剤は尿や便などの外部刺激から肌を守り、乾燥するのを防いでくれます。

ただ、保湿剤を使うのはあくまでおむつかぶれが軽度のときにして、症状がひどい場合には小児科か皮膚科で薬を処方してもらうようにしましょう。


抗真菌外用薬
非ステロイド外用薬やステロイド外用薬を使っても、症状が一向に改善しない場合は、カンジダというカビによっておむつかぶれが起きている可能性があります。そのようなケースのときには、真菌に対して作用がある外用薬を使って対処します。



おむつかぶれの薬を使うときの注意点は?ステロイド薬は?
おむつかぶれの薬を使う前に、まず患部を清潔にしてあげましょう。おむつ替えの際に、濡らしたガーゼやおしり拭きで拭いたり、ぬるま湯に座浴させたりしてきれいにしてあげてください。清潔にした後は、しっかり乾燥させてから薬を塗りましょう。

非ステロイド外用薬やステロイド外用薬は炎症の強いところだけに塗るようにして、余計な部分にはつけないようにします。

おむつかぶれの治療のためにステロイド外用薬が処方されたときは、塗る回数や量を医師にしっかりと確認しておきましょう。



おむつかぶれは薬を上手に使いながら治療しよう
おむつをつけている時期は、どうしてもおむつかぶれになりやすいものです。どんなに注意していても、かぶれてしまう赤ちゃんはたくさんいます。

おむつかぶれになったときは、薬をうまく使いながら治療しましょう。症状が軽いうちはこまめにおむつ替えしながら、保湿剤や非ステロイド外用薬を使って対処してみてください。

それでも症状がよくならなかったり、おしりを拭くと痛がって泣いたりする場合は小児科か皮膚科を受診し、症状に合った薬を処方してもらいましょう。薬を適切に使い、赤ちゃんのおむつかぶれの苦しみをできるだけ早く取り除いてあげたいですね。
posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア

2018年06月04日

薬は必要?新生児ニキビとは?




新生児は湿疹ができやすく、さまざまな原因から起こる湿疹の中の一つに「新生児ニキビ」があります。新生児ニキビと聞くと「赤ちゃんでもニキビができるの?」と驚かれる人もいるのではないでしょうか。そこで、新生児ニキビの特徴やケアの方法、薬の使い方や病院へ行く目安についてご紹介します。



新生児ニキビとは?顔や頭に湿疹ができる?
新生児ニキビとは、生後2週間頃から1ヶ月の新生児によく見られる肌トラブルの一種です。

実は、赤ちゃんの顔や体にできる湿疹は原因の特定が難しいため、肌トラブルをまとめて「乳児湿疹」と呼ぶことがあります。湿疹の症状としては、カサカサしていたり、じゅくじゅくしていたりと状態もさまざまです。

この乳児湿疹の中でも、思春期の子供に見られるニキビと同じように、白い芯が入っているような吹き出物が顔や頬、おでこ、頭などに見られるときは、新生児ニキビとしての対処を行っていきましょう。


新生児ニキビの特徴は?
新生児ニキビの特徴は、赤い、膿をもっている、中に白い芯があるなどで、顔や頬、おでこに出ます。

最初は顔の一ヶ所だけにできていたニキビが、頭皮にまで広がることもあります。ガーゼなどで神経質に口のまわりを拭きすぎていると、乾燥して口の周りが赤くなることも。

いわゆる「ぽつぽつ」とした突起だったものが、徐々に炎症を起こして膿んだり白くなったりしてくると、かなり悪化した状態なので、むやみに触らず、小児科や皮膚科を受診してくださいね。



新生児ニキビの原因は?
新生児ニキビが発生する原因は、思春期のニキビと同じように毛穴に皮脂が溜まってしまい、炎症を起こすことです。新生児に毛穴の汚れが溜まりやすいのは、主に次のような原因です。

ホルモンの影響
生まれたときにママの体からもらったホルモンの影響を受けるのが原因のひとつです。

赤ちゃんの皮脂の腺は大人に比べると細く、未発達な状態です。ホルモンの影響で皮脂がたくさん分泌されると、行き場をなくして毛穴に詰まってしまいます。結果として、新生児ニキビが頬やおでこなどの肌に現れてしまうのです。


布団や服の影響
新生児期の赤ちゃんはまだ寝返りを打つことができないので、布団の上で過ごす時間が長く、肌がずっと布団に触れている状態です。

その布団が汚れていると赤ちゃんの肌が汚れに敏感に反応してしまい、新生児ニキビの原因となってしまいます。

他にも、肌着やスタイについた汚れも新生児ニキビにつながる可能性があるため、こまめに着替える、洗濯するなど清潔に保ってあげることも大切です。



新生児ニキビはおっぱいが影響するの?
新生児ニキビには母乳が影響するのでは、という考え方もあります。ただ、たくさんある要因の中のひとつに過ぎないので、あまり神経質になりすぎないでくださいね。

一度試してみてほしいこととしては、揚げ物や乳製品の量を減らしてみることです。脂分の多い揚げ物を食べると母乳の脂肪分が高くなり、赤ちゃんにも脂質が多く渡されてしまうことがあります。

また大豆や乳製品を食べ過ぎると、たんぱく質の多い母乳を赤ちゃんが飲むことになるかもしれません。


新生児ニキビをケアする方法は?
新生児ニキビのケア方法としては、基本的にニキビのできた肌を清潔にしてあげることです。具体的には次のようなことを心がけましょう。

寝具やガーゼを清潔にする
赤ちゃんの肌に触れる機会が多い布団や枕といった寝具、洋服、ガーゼなどをこまめに洗濯し、清潔に保つようにしましょう。

かさぶたをはがさない
ニキビが悪化してかさぶたになることがありますが、自然に取れるので無理にはがそうとしないでください。無理にはがすと細菌感染などによりさらに悪化してしまいます。

皮脂はしっかり洗い落とす
皮脂がお肌に残り続けているとニキビの悪化を促してしまいます。お風呂に入ったときに赤ちゃん用の石けんでしっかり泡を立て、やさしく洗い落としましょう。このとき、弱刺激性の赤ちゃん用石鹸を使うようにしてください。

また夏場は汗をかきやすく雑菌が繁殖しやすいので、こまめに着替えさせ、顔や体、腕をガーゼで拭いて毛穴に皮脂がたまらないようケアしてあげましょう。



新生児ニキビは潤いを保つことが大切?
新生児ニキビの対策に必ず保湿が必要とはいえませんが、他の新生児に起こる肌トラブルを抑えるためにも、保湿をしっかり行っておきましょう。

風呂上がりで水分が保たれているうちに、保湿クリームやマッサージオイル、ベビーローションを使って、肌の潤いが保たれるように保湿してあげてくださいね。


新生児ニキビで病院へ行く目安は?
新生児ニキビは基本的に自宅でのケアをきちんとしていればそれほどひどい症状にはならないので、まずは自宅で対処しましょう。

それでもひどく膿んだ状態や乾燥した状態が続く場合は、病院で診てもらってくださいね。症状が激しい場合は薬を処方してもらえるので、医師の指示通り使って様子を見てください。


新生児ニキビの薬の注意点は?
小児科や皮膚科を受診して処方された薬であれば使用しても問題ありませんが、市販のニキビ薬を使うのは控えましょう。大人用のニキビ薬は、ステロイドといった強い作用のある成分が含まれることがあるため、病院から処方される薬を利用してください。

ステロイドの成分が含まれていても、新生児用に処方された薬であれば、医師の指示した量で利用する分には問題ありません。新生児がニキビを気にして掻きむしってしまうと、肌の状態が悪化してしまうので、適切に薬を使うことは大切です。通常は、ステロイドとしては弱いレベルの外用薬が処方されます。

処方された薬を使っても、ニキビの治りがあまりにも遅いときや、ニキビの進行が急激なときには、新生児ニキビとは違う皮膚病の可能性もあります。この場合には、再度診察を受けるようにしましょう。



新生児ニキビは自然に治まる
新生児ニキビは多くの赤ちゃんが経験することで、気にしすぎる必要はありません。新陳代謝のサイクルが発達してくる生後3ヶ月頃からは、新生児ニキビの多くが自然に治まっていきます。自宅でケアをしながら様子をみてくださいね。
posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア

2018年05月30日

子どもの急な蕁麻疹!原因・対処法は?




ふとしたときに子供の肌を見たら、赤いポツポツが…。もしかしたら、それは「蕁麻疹」かもしれません。蕁麻疹は強いかゆみを伴うため、知らず知らずの間に子供がかきむしってしまい、蕁麻疹の範囲が拡大してしまうことも。症状が悪化しないように大人がしっかり対処してあげる必要があります。そこで子供の蕁麻疹について、原因や症状、対処法、病院に連れて行く目安などをご紹介します。



子供の蕁麻疹とは?
蕁麻疹とは、皮膚が赤く腫れてかゆみを起こす病気です。一般的に、蕁麻疹による発疹は短時間で現れ、24時間以内には治まります。

蕁麻疹はたいていはかゆみを伴うものの、チクチクとした痛みを感じたり、焼けるような感じになったりすることもあります。

皮膚の腫れや盛り上がった発疹が特徴的で、腫れの大きさは様々です。1〜2mmくらいのこともあれば、手足全体が腫れたり、腫れと腫れがくっついて体全体を覆ってしまったりすることもあります。

子供に起こる蕁麻疹には主に2つのタイプがあり、1ヶ月以内に症状が治まるものは「急性蕁麻疹」、1ヶ月以上続くものは「慢性蕁麻疹」と呼ばれています。

ちなみに、蕁麻疹という名前は、蕁麻疹の症状がイラクサ(蕁麻)という植物の葉に触れた際に現れる皮膚症状と似ていることに由来しているといわれています(※1)。



子供の蕁麻疹の原因は?
子供の蕁麻疹の原因はさまざまで、大きく分けるとアレルギー性と非アレルギー性のものがあります。ただし、子供の蕁麻疹の原因は特定できないことがほとんどです。

アレルギー性
アレルギー性蕁麻疹は、アレルギーの原因となる物質「アレルゲン」に反応して発症します。アレルギー性蕁麻疹には、原因が必ずあります。体内に摂取することにより症状を引き起こすアレルゲンとしては食品や薬があり、具体的には下のようなものが挙げられます。

・食品…そば、エビ、カニ、卵、牛乳、小麦のアレルギー、青魚などの蕁麻疹を起こす毒素を含む食品など
・薬品…抗菌薬、解熱鎮痛剤、降圧剤など


非アレルギー性
非アレルギー性蕁麻疹は、以下のような身体的・精神的な影響を受けて現れます。お風呂上がりや運動のあとに蕁麻疹が出ることもありますが、この場合は30分〜1時間でなくなります(※1)。

・摩擦や圧迫などの物理的刺激
・気温の変化
・発汗
・日光
・ストレス
・疲労




子供の蕁麻疹の対処法は?
蕁麻疹が現れたら、子供が患部をかかないように注意しましょう。

活発に動いていると、着ている服との摩擦によりかゆみが強くなることがあるので、安静にさせてください。冷水でしぼったタオルを当てて患部を冷やすことにより、かゆみが和らぐこともあります。

お風呂に入ることはできますが、熱いお湯に浸かったり、タオルでこすりすぎたりすると、血管が拡張し発疹が出やすくなることがあるので、できるだけぬるめのシャワーで済ませるようにしましょう(※2)。

また、どんなに気をつけていても子供が患部をかいてしまうことがあるので、爪を短く切っておくことも大切です。かゆみを和らげるために体を温め過ぎず、たくさん水分摂取をして体内の原因物質の排せつを促しましょう。


子供の蕁麻疹で病院に行くべき?
蕁麻疹は自然に治まることがほとんどなので、重たい症状が出ていなければ、前述の対処法を行いながら、家でしばらく様子を見てみましょう(※3)。

しかし、蕁麻疹の症状がひどく眠れない、呼吸が苦しい、なかなか消えずに長引く、といった場合や、何度も発症する場合は、一度皮膚科か小児科を受診してください。

何をやっていたときに蕁麻疹が現れたか、治まるまでにどのくらいの時間がかかったかなどをメモしておくと、病院での診察がスムーズに進みますよ。また、病院に着く前に蕁麻疹が消えることがあるので、症状が現れたときに患部の写真を撮っておきましょう。

また、蕁麻疹と共にアナフィラキシーショックが起きることがあるので、注意が必要です。呼吸困難や意識障害などのアナフィラキシーショックの症状が見られたら、すぐに救急車を呼んでください。

子供の蕁麻疹の治療法は?
子供の蕁麻疹の治療では、基本的に抗ヒスタミン薬などの抗アレルギー薬を服用します。かゆみや腫れが非常に強い場合は、短期的にステロイドの内服薬が処方されることもあります。

蕁麻疹がアレルギー性の疑いがあると、アレルギー検査を通して原因の特定を行うことがあります。頻度は低いものの、アレルギー検査によってアレルゲンが判明したら、医師と相談しながら、そのアレルゲンと接触しないようにする対策を講じていきます。

子供の蕁麻疹の再発を予防する方法は?
子供の蕁麻疹は繰り返し起きることがあります。また、明らかな原因がわかることは、少ないものです。蕁麻疹の原因がわかっている場合は、食べ物であれば、それを飲食しないこと、物質であれば、それに触れないことが大切です。

また、蕁麻疹は疲労やストレスで発症することもあるので、子供の睡眠時間をしっかりとり、子供の話をきちんと聞く時間を設けるなど、心のケアもしてあげましょう。

汗をかいたら服を着替えたり、毎日のお風呂で体を洗ったりして、肌を清潔に保つことも蕁麻疹の予防につながりますよ。



子供の蕁麻疹はいつまで続く?
蕁麻疹の多くが急性蕁麻疹で、早い場合は数十分、長くても1日程度で治まります。もし発症を繰り返しても、1ヶ月以内に治まっていきます。

しかし、原因が分からない慢性蕁麻疹だと数ヶ月、場合によっては数年にわたって発症を繰り返します。慢性蕁麻疹は、基本的に長期にわたって薬を飲み続けることになりますが、徐々に薬の量を減らしていき、やがては薬の服用を中止できることがほとんどです(※1)。

子供の蕁麻疹に症状が似ている病気は?
発疹が出る子供の病気はいくつかあり、発疹の部位やかゆみ、発熱などの症状によっては、蕁麻疹ではなくほかの病気である可能性もあります(※4)。

子供の肌にブツブツが出たときには下記の病気も疑い、詳しく観察して医師に伝えてみてくださいね。

水疱瘡(水ぼうそう)
全身に赤い発疹が出て、赤く盛りあがったあとに水が溜まって水疱ができ、かさぶたへと変化します。熱が出ることもあれば、出ないこともあります。


手足口病

その名のとおり、手足や口の中に米粒くらいの大きさの水疱ができます。発熱することもあれば、特に熱が出ないこともあります。

突発性発疹

高熱が出て下がったあと、お腹や背中を中心にポツポツとした発疹が全身に広がります。特に1歳未満の赤ちゃんによく見られ、遅くとも2歳くらいまでにかかる子が多い病気です。



子供の蕁麻疹の原因を特定し、再発予防を
蕁麻疹は原因が分からないと、対策にも苦労してしまいます。そのため、蕁麻疹が発症したときに、子供が何をしていたのかを記録しておくことが肝心です。

発症したときのことを記録していくと何かしらの共通点が見えてきて、原因が特定できることがあります。蕁麻疹の再発を防ぐためにも、子供が蕁麻疹を起こしたときはそのときの状況をしっかりと観察しておきましょう。

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2018年05月26日

おむつかぶれを防ごう!赤ちゃんのお尻がかぶれる原因は?




赤ちゃんは、いつもより少しおむつ替えの間隔が開いてしまったり、夏場に汗をかいたりしただけでも、あっという間に「おむつかぶれ」になってしまうことがあります。体質によってなりやすい子、なりにくい子もいますが、そもそも赤ちゃんはなぜおむつかぶれになりやすいのでしょうか。新生児期におしりが荒れやすい原因や赤ちゃんのおむつかぶれの治療法についてご紹介します。



おむつかぶれとは?どんな症状?
おむつかぶれは、「非アレルギー性接触皮膚炎」の一種で、おむつが触れる部分の肌が赤く炎症をおこし、ブツブツの小さな発疹ができたり、ただれたり、ひどくなると真っ赤に腫れてジクジクしたかさぶたができる状態のことです。か

ゆみやひりひりした痛みが伴い、不快感から泣いてしまうことやぐずってしまうこともあります。

おむつかぶれになるのは、おむつが触れている皮膚の表面部分がほとんどです。性器のしわの奥まで赤くなることはありません。また同じ状況であっても、体質によってかぶれない子もいます。

よく似た症状に「カンジダ性皮膚炎」という病気がありますが、これはおしりに限らず首回りにも湿疹が出るのが特徴です。

おむつの周りを囲むように発疹が現れるなど、おむつかぶれと様子が違うと感じた場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。



新生児や赤ちゃんのおしりがかぶれやすい原因は?
新生児や赤ちゃんのおしりが荒れやすいのは、おむつをしていることで、汗や排泄物の水分で蒸れたおしりが強くこすれてしまったり、おしっこやうんちの酵素、尿素、細菌、おむつの繊維による擦れや洗剤が刺激になったりすることが原因です。

赤ちゃんの肌は薄く、バリア機能が不十分で、外的刺激にとても敏感であることがそもそもの要因といえます。そのため、おむつかぶれに限らず、乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹・あせもなど、肌トラブルを起こしやすい状態なのです。

毎日のお風呂やおむつ替えのタイミングで、肌のチェックをしてあげると、早期発見することができますよ。


おむつかぶれの治療法は?薬が必要な目安は?
おむつかぶれの治療法は、症状により異なります。軽い・ひどいに限らず、まずはとにかくおしりを清潔に保ちましょう。そして、おむつ替えのタイミングで風を当てたり、しばらくおむつをつけず自然な空気に触れさせたり、湿気をとってからおむつをつけるのが基本です。

しかし、なかには薬が必要な場合もありますよね。軽度で早めに症状を緩和させてあげたい場合は自宅で市販の軟膏を使用しながらケアすることも可能です。ただし、ひどい場合は皮膚科で医師から処方された薬が必要な場合もあります。

以下の治療法を参考にしてみてください。

あせもが軽度で自宅ケアする場合
汚れが気になるうんちのときは、座浴やシャワーでうんちを洗い流しましょう。お湯がおしりの脂分も洗い流してしまうと、肌が乾燥しておむつかぶれを悪化させてしまうこともあるので、ぬるま湯がおすすめですよ。

外出時は、オリーブオイルをしみ込ませた脱脂綿で汚れをふき取り、馬油やワセリンを塗ってあげましょう。おしりに油分のバリアをつくり、肌を刺激から守ることで、早く治りますよ。生後すぐからでも使える安全なベビーワセリンも市販されています。

薬を塗るときは、必ずママの手を清潔にしてから。沐浴や夜の入浴は、お湯が熱いとかゆみを助長してしまうので、ぬるめで短時間にすると良いですね。


医師の判断による治療を受ける場合
症状があまりにひどく、泣いたり、赤ちゃんが引っかいたりしてしまう場合は、無理せず小児科あるいは皮膚科を受診しましょう。症状に合わせて、ステロイド入りの塗り薬や抗真菌薬、非ステロイド系抗炎症薬などの外用薬を処方されるケースが一般的です。

「ステロイド=怖い薬」のような印象があるとおもいますが、ステロイドには種類があり、医師は症状に合わせて適切な薬を処方してくれます。

おむつかぶれでは、一般的には弱いものが処方されます。塗る回数・塗り方・量までしっかり教えてもらえるので、その方法をしっかり守って、効果的な使い方をしましょう。

ステロイドの怖いところは、ママやパパが自己判断で塗ったり塗らなかったりすること。症状に合わないステロイドをむやみに塗ると、悪化させてしまう恐れがあるので注意しましょう。



おむつかぶれを予防するには?
おむつかぶれを予防するには、こまめにおむつを取り替え、おしりを清潔で乾燥した状態に保つことです。特にうんちの場合には、汚れを残さないように水分をたっぷり含んだおしりふきで汚れを拭き取り、その後、おしりをよく乾かしてからおむつをはかせるようにしましょう。

おしりについている水分が気になる場合は、やわらかいタオルで水分を拭き取ってからおむつをはかせるといいですよ。うんちを洗い流すときは、霧吹きでぬるま湯をかける方法もおすすめです。おしりを拭きやすくなりますし、きれいに拭き取ってあげることができます。

お風呂あがりにしっかり水分を拭き取ったら、ベビーパウダーを塗ってあげるのも効果的です。おむつかぶれだけでなく、湿疹の予防にもつながりますよ。



新生児・赤ちゃんのおむつかぶれは悪化する前に対処してあげよう
赤ちゃんのおむつかぶれは、1度治っても同じ状況になればたびたび繰り返してしまうことも珍しくありません。こまめにチェックして、症状がみられた場合は悪化する前に対処してあげましょう。普段は問題がなくても、下痢などをしているときは特にいつもより様子をみることが大切です。

薬を使用するときは、市販でも、処方された薬でも、適量・回数を守りましょう。塗れば塗るほど治るわけではないので、おむつ替えやお風呂のあとを基本に、しっかりと塗ってあげると良いですね。

また、医師が処方した薬でも、体質によって合わないこともあります。わからないことや不安なことがあれば、診察時に相談し、アレルギーなどがあることが初めにわかっていれば、医師に伝えるようにしましょう。
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2018年05月23日

気になる子どものあせも!治し方は?薬?シャワー?




汗をかいたまま放っておくと、「あせも(汗疹)」ができてしまうことがあります。特に子供はあせもができやすいので、ママやパパが予防やケアをしてあげることが大切です。そこで子供のあせもの原因や治し方、薬は効くのかなどについてご説明します。



子供のあせもの原因は?
あせもは、正式には「汗疹(かんしん)」と呼ばれる皮膚の疾患です(※1)。「汗腺」に汗やほこり、垢などが詰まって炎症を起こすと、小さな発疹ができます。これがあせもです。

特に、乳幼児は汗腺の活動が活発です。たくさん汗をかいたあとに放置したり、肌が汚れたままにしていると、汗腺がふさがれて汗が外に出られなくなり、あせもができやすくなってしまうのです。


子供のあせもの症状は?
子供によく見られるあせもは、汗腺のどの部分が詰まっているかによって「紅色汗疹」と「水晶様汗疹」の2種類に分けられます。

紅色汗疹(こうしょくかんしん)
皮膚の少し深いところで汗腺が詰まり、皮膚の表面に小さな赤いブツブツができるのが紅色汗疹です。子供のあせもでもっともよく見られるタイプです。

背中や首周り、わき、足の付け根やおしりの割れ目、ひざの裏側などにできやすく、かゆみが強いのが特徴です。子供がかき壊したところに細菌が侵入して「とびひ」などを引き起こすことがあります(※2)。

炎症がひどくなってくると、大きなブツブツになったり、こすれることで悪化してチクチクとかゆみが強くなったりするので、注意が必要です。


水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
紅色汗疹よりも浅い、体の皮膚の表面に近いところに小さな水膨れのようなものができるのが、水晶様汗疹です。

かゆみがあまりなく、自覚症状が少ないので気づかないことも。特別な治療をしなくても、数日経てば自然に消えていきます。



なぜ子供はあせもができやすいの?
主に以下2つの理由で、子供の体にあせもができやすいと考えられています(※3)。

汗腺が密集している
汗腺の数は大人も子供もほとんど同じですが、子供は体が小さいので、大人と比べて皮膚の表面に汗腺が密集している状態です。汗腺が密集していると汗が溜まって蒸れやすく、あせもができやすくなるのです。

また、汗をかいても、子供は自分で着替える、シャワーを浴びるといったことがなかなかできないので、汗腺が詰まってしまいがちです。

汗をたくさんかく
子供は新陳代謝が活発なので、動いたり食事をしたりするとすぐに汗をかきます。

また、大人は成長の過程で体温調節機能が発達していますが、子供の体温調節機能は未発達なので、汗を大量にかきます。

汗が溜まりやすい状態で、汗をたくさんかくため、子供の体にはあせもができやすいのです。



子供のあせもの対策は?予防できる?
皮膚を清潔に保っておかないと、あせもは完治せず、繰り返してしまいます。かゆみを我慢するのは、子供にとってつらいことなので、できるだけあせもにならないようにホームケアをし、予防してあげましょう(※1)。

1. 汗をこまめに拭く
子供は汗をたくさんかくものです。あせもを気にして汗をかかせないようにするよりも、汗をかいたと思ったら、やわらかいガーゼやハンカチなどでこまめに拭いてあげてください。

また、汗を拭きとった後にこまめに着替えさせましょう。自分で汗を拭き取る習慣をつけさせることも大切です。

2. シャワーで汗を洗い流す
毎日必ずお風呂に入れて、体の表面についた汗を洗い流しましょう。公園で遊んだり、お昼寝をしたりして汗をたくさんかいたときは、シャワーで洗い流してあげるのも効果的。

ただし、あまり頻繁にシャワーを浴びると、皮膚を傷つけて逆効果になってしまうこともあるので、夏場でもシャワーに入る回数はほどほどにしましょう。

3. 通気性のよい衣類を選ぶ
通気性の悪い衣類を身に着けていると、汗をかいたときに蒸れやすくなり、あせもの原因になります。袖口が広く、襟元もスッキリとした衣類を選ぶようにして、吸湿・速乾性のある肌着を身につけさせましょう。

あせもは夏にできるもの、と思っている人もいるかもしれませんが、暖房の設定温度が高すぎたり、服を着せすぎたりすると、冬にあせもができることはあります。冬でも、子供が寒い思いをしない程度に薄着を心がけましょう。


4. 室温を適切に保つ
子供は室温が25度くらいから汗をかきます。そのため、外の気温が暑いときはクーラーなどで調整してあげましょう。

また、サーキュレーターや扇風機などで、部屋の空気を循環させるだけでも体感温度が下がり、赤ちゃんは汗をかきにくくなります。



子供のあせもの治療法は?薬で治る?
水晶様汗疹は放っておいても自然に治まっていくので、特別な治療は必要ありません。

一方、紅色汗疹ができて、先ほど紹介したような基本のケアをしても症状が改善しない場合や、症状がひどくてかゆみが引かない場合は、小児科や皮膚科を受診してきちんと治療しましょう。

病院では、症状に合わせて炎症を抑える作用のある飲み薬や塗り薬が処方されます。これらの薬を使えば、数日間で症状が落ち着きます。

ただし、突発性発疹や手足口病などでもあせものような湿疹が現れることがあります。薬を1週間ほど使っても炎症が改善されない、あるいは発熱など湿疹以外の症状がある、といった場合には、再度病院にかかり医師に相談してください。



子供のあせもの予防は清潔第一
肌を清潔に保ち、涼しい環境で過ごすことが、あせもの予防につながります。炎症がひどくなるとかゆみを我慢できなかったり、かき壊した傷口から細菌が入ってしまったりする恐れがあるので、ひどくなる前にしっかりケアしてあげてくださいね。
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2018年05月01日

顔の小さいポツポツ気になっていませんか?

よーく見ると、目の周りやおでこに白いポツポツが・・・。
ニキビではなさそうだけれど、触るとざらざらしてなんだか気になる・・・。
その正体は「稗粒腫」(ひりゅうしゅ)かもしれません。





白いものは角質のかたまり
この白いポツポツ、うすい膜に覆われた中には、 角質のかたまりが入っています。

ニキビをつぶしたことがある人はわかるかもしれませんが、
この稗粒腫も同じように、とがった針のようなもので突き刺すと膜が破れて、中から白くて小さな塊がムニュっと出てきます。これが、角質。

稗粒腫は毛穴の奥にある「毛包(もうほう)」と呼ばれる袋や、皮脂を作り出す腺に角質がたまってできます。
大きさはだいたい1mm〜2mmと、ニキビと比べるとかなり小さいです。


見た目は悪いけど・・・放置しても問題ナシ!
稗粒腫はニキビではありません。ニキビのように肌が炎症をおこしているわけではないので、放置しておいても問題はありません。
自然に治る場合もありますが、治ってもまた増えていくこともあります。
といっても、一度気になると、何度も鏡を見てしまったりしますよね。


原因は体質?生活習慣?
老若男女だれにでも、また体のどこにでもできるものですが、おでこや目の周りにできやすいようです。

皮膚の新陳代謝の乱れが主な原因ですが、傷が治ったあとや皮膚を削り取るような手術や剥がれるような事が起こった後にもできることがあるようです。

古くなった細胞がはがれて新しい細胞へと生まれ変わるターンオーバーが正しく行われていないことが原因で起こる場合は、夜更かしや食生活の乱れが引き起こすこともあります。
甘いものや脂っこいものを食べ過ぎると、ポツポツできる人もいます。
また、皮脂を作り出す腺が未発達で皮膚表面に脂や古くなった角質が排出されず溜まってしまう場合もできやすくなります。

どうしても治療したい場合はどうする?
稗粒腫は中に詰まっている角質の塊を外にだしてやれば、きれいに治ります。
自分でニキビの膿を外に押し出す方法では、失敗して皮膚を傷つけてしまうことも。自分でさわらず、専門の病院へ行くようにしましょう。

皮膚科や形成外科で除去をしてもらうことが可能です。小さな針で取り除く方法が多いようです。
数が多い場合などは、レーザー治療になる場合もありますが、美容の領域になるため保険が効かないこともあります。一度レーザー治療をしてもまたできてしまいまたレーザー治療となってしまうことも!

そこでおすすめしたいのがすべすべ美肌角質ジェル クリアポロン



成分は
・Wヨクイニン(脂溶性+水溶性)(ハトムギエキス)
・あんずエキス
・ダーマヴェール
・ビタミンC誘導体
・プラセンタ
・コラーゲン(3種類配合)
・ヒアルロン酸(5種類配合)
・セラミド(3種類配合)
・オリゴペプチド(EGF様)
・植物成分はオーガニックを使用
とイボ(角質)ケア+スキンケアの同時解決商品です!
低刺激処方で全身で使用が可能!!
満足度93.1%、リピート率87.8%、お悩み解決実感85.9%、うるおい使用実感93.1%と高評価です。


特に放置しても大丈夫なので神経質になりすぎず、食生活に気を付けながら肌の調子や様子を見て、治療方法を選んでみてください。




posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア

2018年04月20日

ニキビ跡にはコレ!あきらめないでしっかりケアしよう♪

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ニキビは若者だけのものではありません。

大人になっても、ホルモンバランスの乱れや生活習慣などで悩まされることもしばしば。特に出来てしまった「顔ニキビ跡」は嫌なものですよね。

もう治らないから……と思っているかもしれませんが、そんなことはありません!いくつかの改善方法をご紹介します。

そもそもニキビ跡の要因は?
ニキビが治ったあとにニキビ跡が肌に残ってしまう原因は大きく分けて2つ。

ひどい炎症を起こしたニキビにより毛穴周辺の皮膚組織が損傷してしまい、傷跡として残ってしまう場合、そして自分でひっかいてニキビを潰してしまった場合です。

赤いニキビ跡は毛細血管と毛細血管のうっ血によるよるもの。黒ずんだニキビ跡は色素沈着してシミになってしまっている状態です。

また、肌表面が陥没してしまいクレーターのようになる場合も。

ニキビは出来たらとにかく触らないこと。清潔に保ち、薬などを塗ってそっとしておくことが大切です。





ニキビ跡の改善法@化粧水選び

どのニキビ跡も、まずはお肌に合った化粧水を選ぶことからスタートしましょう。

赤みがある炎症系のニキビ跡や黒ずみには、抗炎症効果と美白効果のあるビタミンC誘導体、ハイドロキノンが入った化粧水を選びます。

また、肌の乾燥もニキビ跡には大敵。化粧水の後には必ず乳液やクリームで保湿を。

化粧水はあれこれ浮気せず、1つのものを使い続けることも必要です。

また、内側からもビタミンを摂取することが大切。野菜や果物でしっかりとビタミンを摂りましょう。





ニキビ跡の改善法A美容外科での治療
赤いニキビ跡やちょっとくらいの黒ずみであれば、根気よく化粧水を使い生活習慣をただせば、知らない間に治っているはず。

ですがクレーター状になっていたり凸凹が目立つまでになってしまうと、自己流では改善が難しいかもしれません。

そんな時は思い切って美容皮膚科で相談を。

レーザー治療やピーリング治療、光治療など症状に合わせて色々な治療を受けることができます。





もうどうにもならない、とあきらめてしまいがちなニキビ跡。

ですが時間と手間をかければ必ず少しずつ良くなるはず。

悩んでいる場合はまず専門家に相談し、自分の症状に合った薬や化粧水を教えてもらうと良いかもしれませんね。



posted by 新山 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキンケア
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