2018年07月19日
赤ちゃんのあせも!治し方と予防法とは?
赤ちゃんの背中や首にあせもができてしまったら、「かゆくないのかな」「肌が荒れたらどうしよう」などと心配してしまうのが親心。そんなときはきちんとケアをして、早く治してあげたいですよね。そこで赤ちゃんの背中や首にできるあせもの原因や対処法、病院へ行く目安、予防法などをご紹介します。
赤ちゃんの背中や首のあせもの原因は?
赤ちゃんは大人に比べて、新陳代謝が活発です。また、自律神経が未熟で、冬場でも汗をかいて体温調整を行うため、汗をかきやすいという特徴があります。
汗をかいた後に、汗の拭き取りや着替えをせずそのままにしておくと、汗を出す腺「汗腺」が汗や垢などで塞がってしまいます。出口を失った汗は、汗腺の中に溜まっていき、炎症を起こします。これが、あせもです。
それでは、なぜ背中や首にあせもができやすいのでしょうか?
自分で寝返りができない生後半年くらいまでは、背中が布団にくっついたままの状態で過ごす時間が長いため、汗腺の出口が塞がって、あせもができやすいのです。また、赤ちゃんの首はたるんで、しわができていることが多く、そこに汗やほこりなどが溜まり、あせもができます。
赤ちゃんの背中や首のあせもの対処法は?
背中や首にあせもができてしまったら、皮膚を清潔に保って対処します。
散歩やお昼寝の後など汗をたくさんかいたときは、清潔なガーゼで汗を拭き取ったり、着替えさせたりしましょう。汗をシャワーで洗い流してもかまいません。
ただし、石鹸で体を洗うのは1日1回にとどめておいてください。あまり頻繁に石鹸で洗うと、赤ちゃんの肌を守る皮脂までも流い落としてしまうので、注意が必要です。また、石鹸はよく泡立ててから使ってください。
部屋の温度は、夏であれば外の気温よりマイナス5度を目安として冷房をかけましょう。
このほかに、背中と首にあせもができたときの対処法として、次のような方法がおすすめです。
背中にあせもができたときの対処法
赤ちゃんの背中にあせもができたときは、服と背中の間にタオルや薄いガーゼなどを入れて、汗を吸収するようにしましょう。特に、赤ちゃんは寝入りばなに汗をかきやすいため、寝かしつけるときにパジャマの背中にタオルを入れ、寝入ったら外してあげたいですね。
首にあせもができたときの対処法
生後しばらくは、赤ちゃんの首には深いしわができているので、手でしわを伸ばしながら、奥まできちんと拭いたり、洗い流したりしてあげましょう。
ママと体が密着する授乳中などは汗をかきがちなので、背中のときと同じようにガーゼなどを首に当てておくのも効果的ですよ。授乳中に限らず、ときどき首のしわを開いてあげるのも効果的ですよ。
赤ちゃんの背中や首のあせもで病院へ行く目安は?
赤ちゃんの背中や首にあせもが見られて、上で紹介したような対処法を行っても症状が良くならないときは、小児科か皮膚科を受診しましょう。
かゆみが強かったり、発疹がつながって大きくなったり、患部がふくらんで痛みがあったりする場合も、医師に診てもらってください。
病院を受診すると、医師の判断によって、かゆみ止めの飲み薬や弱めのステロイドの塗り薬が処方されることがあります。対処が遅れてあせもが悪化しても、薬を使って治療にあたれば、一般的には数日程度で症状が治まっていきますよ。
赤ちゃんの背中や首のあせも予防法は?
背中や首のあせもを予防するには、肌を清潔に保つことが大切です。
汗が体に溜まらないように、通気性と吸水性の良い服を着せましょう。着せる服の数は、大人より一枚少なくすることを意識してください。
赤ちゃんが汗をかいたときは、着替えさせたり、洗い流したりします。下着は1日2〜3回、こまめに交換するといいですね。
また、背中や首など、あせもができやすい部位にベビーパウダーを塗るのも、あせも予防につながります。ただし、使いすぎは帰って逆効果になることもあるので注意しましょう。
赤ちゃんの背中や首をあせもから守ろう
赤ちゃんは新陳代謝が活発なうえに、主に発汗によって体温調節するため、すぐに汗をかいてしまいます。汗をかいたら、すぐにきれいにすることを心がけましょう。
頻繁に赤ちゃんのお世話をしないといけないため、大変なこともありますが、ママやパパのケアが赤ちゃんのあせも予防につながります。
お昼寝や散歩の後など、汗をかきやすいシチュエーションを理解し、要領をつかんでいけば、それほど苦に感じずに汗チェックができるようになります。しっかりスキンケアを行って、赤ちゃんの肌の健康を守っていきましょう。
※1 主婦の友社『最新 赤ちゃん・子ども病気百科ー0-6才』
※2 学研プラス『最新決定版 はじめての育児』
赤ちゃんの背中や首のあせもの原因は?
赤ちゃんは大人に比べて、新陳代謝が活発です。また、自律神経が未熟で、冬場でも汗をかいて体温調整を行うため、汗をかきやすいという特徴があります。
汗をかいた後に、汗の拭き取りや着替えをせずそのままにしておくと、汗を出す腺「汗腺」が汗や垢などで塞がってしまいます。出口を失った汗は、汗腺の中に溜まっていき、炎症を起こします。これが、あせもです。
それでは、なぜ背中や首にあせもができやすいのでしょうか?
自分で寝返りができない生後半年くらいまでは、背中が布団にくっついたままの状態で過ごす時間が長いため、汗腺の出口が塞がって、あせもができやすいのです。また、赤ちゃんの首はたるんで、しわができていることが多く、そこに汗やほこりなどが溜まり、あせもができます。
赤ちゃんの背中や首のあせもの対処法は?
背中や首にあせもができてしまったら、皮膚を清潔に保って対処します。
散歩やお昼寝の後など汗をたくさんかいたときは、清潔なガーゼで汗を拭き取ったり、着替えさせたりしましょう。汗をシャワーで洗い流してもかまいません。
ただし、石鹸で体を洗うのは1日1回にとどめておいてください。あまり頻繁に石鹸で洗うと、赤ちゃんの肌を守る皮脂までも流い落としてしまうので、注意が必要です。また、石鹸はよく泡立ててから使ってください。
部屋の温度は、夏であれば外の気温よりマイナス5度を目安として冷房をかけましょう。
このほかに、背中と首にあせもができたときの対処法として、次のような方法がおすすめです。
背中にあせもができたときの対処法
赤ちゃんの背中にあせもができたときは、服と背中の間にタオルや薄いガーゼなどを入れて、汗を吸収するようにしましょう。特に、赤ちゃんは寝入りばなに汗をかきやすいため、寝かしつけるときにパジャマの背中にタオルを入れ、寝入ったら外してあげたいですね。
首にあせもができたときの対処法
生後しばらくは、赤ちゃんの首には深いしわができているので、手でしわを伸ばしながら、奥まできちんと拭いたり、洗い流したりしてあげましょう。
ママと体が密着する授乳中などは汗をかきがちなので、背中のときと同じようにガーゼなどを首に当てておくのも効果的ですよ。授乳中に限らず、ときどき首のしわを開いてあげるのも効果的ですよ。
赤ちゃんの背中や首のあせもで病院へ行く目安は?
赤ちゃんの背中や首にあせもが見られて、上で紹介したような対処法を行っても症状が良くならないときは、小児科か皮膚科を受診しましょう。
かゆみが強かったり、発疹がつながって大きくなったり、患部がふくらんで痛みがあったりする場合も、医師に診てもらってください。
病院を受診すると、医師の判断によって、かゆみ止めの飲み薬や弱めのステロイドの塗り薬が処方されることがあります。対処が遅れてあせもが悪化しても、薬を使って治療にあたれば、一般的には数日程度で症状が治まっていきますよ。
赤ちゃんの背中や首のあせも予防法は?
背中や首のあせもを予防するには、肌を清潔に保つことが大切です。
汗が体に溜まらないように、通気性と吸水性の良い服を着せましょう。着せる服の数は、大人より一枚少なくすることを意識してください。
赤ちゃんが汗をかいたときは、着替えさせたり、洗い流したりします。下着は1日2〜3回、こまめに交換するといいですね。
また、背中や首など、あせもができやすい部位にベビーパウダーを塗るのも、あせも予防につながります。ただし、使いすぎは帰って逆効果になることもあるので注意しましょう。
赤ちゃんの背中や首をあせもから守ろう
赤ちゃんは新陳代謝が活発なうえに、主に発汗によって体温調節するため、すぐに汗をかいてしまいます。汗をかいたら、すぐにきれいにすることを心がけましょう。
頻繁に赤ちゃんのお世話をしないといけないため、大変なこともありますが、ママやパパのケアが赤ちゃんのあせも予防につながります。
お昼寝や散歩の後など、汗をかきやすいシチュエーションを理解し、要領をつかんでいけば、それほど苦に感じずに汗チェックができるようになります。しっかりスキンケアを行って、赤ちゃんの肌の健康を守っていきましょう。
※1 主婦の友社『最新 赤ちゃん・子ども病気百科ー0-6才』
※2 学研プラス『最新決定版 はじめての育児』
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