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2018年05月14日

産後に膝の痛みはありませんか?原因・対処法は?

出産前は何ともなかったのに、「育児を始めてから、膝の痛みに悩まされるようになった…」というママは意外に多くいるようです。なぜ産後に、膝が痛みやすくなってしまうのでしょうか。育児に集中するためにも、早めに原因を突き止めて、しっかりと対策をとりたいですよね。産後の膝の痛みの原因と対処法についてご説明します。



産後の膝の痛みとは?どんな症状が出るの?
産後の膝の痛みには、「赤ちゃんを産んでしばらくしてから膝が痛むようになった」「階段の昇り降りがつらい」「しゃがんでから立ち上がるのがつらい」といった症状を訴えるママがいます。

妊娠前や妊娠中は、痛みを感じなかったのに、出産後に急に痛みを感じるようになる人が多くみられます。



産後の膝の痛みの原因は?
産後に膝の痛みは、主に次のような原因によって起こると考えられます。

出産による骨盤の歪み
ママの体は、出産に向けて骨盤と産道を広げるためにリラキシンというホルモンを分泌します。リラキシンによって、靱帯や関節がゆるみ、分娩時に赤ちゃんがスムーズに産道を通れるようになります。

出産後、リラキシンの分泌は止まり、子宮は回復していきますが、骨盤や関節はしばらく不安定な状態でグラグラとゆるんだままです。

そんなときに、赤ちゃんのお世話や家事に追われることで、膝や腰に負担がかかり、痛みを感じやすくなります。

育児による膝の負担
首のすわっていない赤ちゃんを抱っこするときに前かがみになったり、赤ちゃんを抱っこしたまま何かを取ろうとしたり。

産後は育児をしている中で、産前とは違う動きをするようになります。特に立ったり座ったりするときに、膝がつま先に対して内側に入ると、膝がねじれ、負担がかかってしまうのです。

妊娠中の体重増加
妊娠中に体重が増加したことで膝に負担がかかり、出産後も回復せず、痛みを生じることがあります。

産後に膝の痛みを感じたら、上記のいずれかが原因となっていることが多いので、しっかりと対処をしていきましょう。



産後の膝の痛みの対処法は?
産後の膝の痛みを悪化させないためには、日頃の生活を変えることがポイントです。

「和」の生活を「洋」に変える

・布団ではなく、ベッドに
・外出先でのトイレは、洋式トイレを利用する
・拭き掃除は、雑巾がけでなく、ワイパーなどを利用する
・浴室では、椅子に座って体を洗う
・日頃から、床に座らず、テーブルや椅子を利用する


その他にも、横座りや足を組む、といった姿勢は膝に負担がかかるので、姿勢に注意しながら生活することも大切です。

栄養に気をつける
カルシウムや、カルシウムの吸収を促進させるビタミンDを摂るのもおすすめです。鮭やウナギなどの魚、しいたけやきくらげなどのキノコ類には、ビタミンDが多く含まれています。サプリメントから摂るのも、ひとつの方法です。

ただし、過度な摂取は栄養バランスが偏るので注意してくださいね。


予防のエクササイズをする
太ももの前面にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」を鍛えることで、膝の痛みを予防することができます(※1)。

テレビを見ながら簡単にできるエクササイズがあるので、普段の生活の中で行ってみてください。バランスボールを利用して、少し前かがみの状態をキープするのもいいですね。

膝の痛みを予防するエクササイズ

1. イスやテーブルに向き合って座る
2. イスに手をついて両足を開き、座った状態をキープする
3. 2の状態を保ったまま、できるだけその状態を長く保つ


最初は10〜20秒くらい、慣れてきたら少し長めに状態を保つといいです。



産後に膝が痛いときは病院に行ったほうがいいの?
基本的には、育児中に膝が痛くなったら、できるだけ早く病院を受診しましょう。膝の痛みをかばいながら生活を続けると、他の部位にも支障をきたす可能性があります。

膝の痛みがひどい場合は、整形外科を受診すると、痛みを取り除く注射や、痛み止めを処方してもらえます。ただし、母乳を与えている間は、授乳中でも服薬できる薬を処方してもらいましょう。

また、全身の骨格矯正や骨盤矯正をしてもらうために、整体へ行くのもおすすめです。

すぐに受診すべき産後の膝の痛みは?
出産後の膝の痛みには、前述以外の原因によって症状が出るケースもあります。膝の痛みとともに、次の症状が現れたときは、すぐに病院を受診しましょう。

・熱がいつまでも下がらない
・全身がだるく、こわばる痛みがある
・あざや赤い発疹ができる
・痛みで夜中に起きてしまう、眠れない


膝の痛み加えて、これらの症状があるときは、「膠原病」などの可能性があります。膠原病は、ひとつの病気の名前ではなく、血管、皮膚、筋肉、内臓といった組織に炎症がみられる病気の総称です(※2)。

以前から素因があり、妊娠・出産がきっかけで膠原病を発症することがあります。関節の痛み、腫れ、こわばりを感じたら、早めに病院を受診してください。



産後の膝の痛みは早めに治療をしよう
出産後の膝の痛みは辛いものですが、赤ちゃんのお世話に追われて、病院に行くタイミングを逃してしまいがちです。最初は大したことないと思っていても、知らぬ間に痛みが増して、普段の生活や育児に支障をきたすこともあるので、痛みを感じたら早めに対処をしましょう。

産後は膝の痛みだけでなく、腰痛や恥骨痛に悩まされる人も多くいます。痛みをかばいながら育児をするのは精神的にもストレスがたまってしまうので、できるだけ早く病院を受診し、痛みを取り除くようにしてくださいね。





※1 現代書林 「産前・産後の筋肉&骨盤ケア」 p.25, 91,109,110
※2 NHK出版「NHKすくすく子育て 産後ママの体と心 トラブル解消BOOK」p.124
posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 妊活・妊娠
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