2014年09月13日
高橋リーダー、iPS移植手術「5年で可能という確信があった」
おはようございます、ecarです。
今日は【iPS移植手術「5年で可能という確信があった」】 をお届けします。
iPS細胞を利用した世界初の移植手術を終え、
記者会見で笑顔を見せる理研発生・再生科学総合研究センターの
高橋政代・プロジェクトリーダーという嬉しいニュースが報道されていますね。
興味深深なので調べてみました。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)の登場から8年、
iPS細胞から作った細胞が12日、
世界で初めて患者に移植されました。
高橋政代・プロジェクトリーダーは大阪府豊中市出身。
京都大学医学部を卒業し、
京大医学部助手などを経て、
2006年から理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)へ。
兼任する先端医療センターなどで眼科医として毎週診察する一方、
ES細胞(胚性幹細胞)などを使い、
傷んだ網膜を細胞移植で再生させる研究を続けてきました。
昨年末、
英科学誌ネイチャーが発表した
「2014年に注目すべき5人」
の1人に選ばれています。
高橋リーダーによると、
06年に京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授がマウスの細胞でiPS細胞を作製したことを聞き、
「自分の研究に使える」
と直感。
細胞をもらうために連絡をとるようになったそうです。
「5年でヒトに利用できるようにします」。
翌年、
高橋リーダーは山中教授に言い切ったそうです。
山中教授は
「すごいことを言うなと思った」
と振り返る。
高橋リーダーは当時について
「ES細胞は他人の細胞を使うことになるため拒絶反応への不安もあった。
患者本人の細胞を使うiPS細胞なら5年で可能という確信があった」
と語っていました。
安全性、
長期に見届ける必要、
京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授の話
ヒトのiPS細胞ができて7年という短い時間で大きな第一歩を踏み出したことは、
高橋政代リーダーらの努力の結晶。
安全性について長期にわたって経緯を見届ける必要がある。
【ことば】
加齢黄斑変性
網膜の中心部の
「黄斑」
と呼ばれる部分に異常が起き、
視野の真ん中がゆがんだり暗くなったりする病気。
悪化すると失明につながる。
老化に伴い、
網膜の内部で視細胞を維持する
「色素上皮」
の機能が低下して起こる。
日本人に多い
「滲出(しんしゅつ)型」は
異常な血管ができて網膜を傷つけるが、
根本的な治療法はない。
現行の治療は新たに血管ができるのを防ぐ薬を注射するなど対症療法のため、
再生医療に期待がかかっている。
国内の患者数は推定約70万人。
【ことば】
iPS細胞(人工多能性幹細胞)
皮膚などの体細胞に、
特定の遺伝子を導入し、
体のさまざまな組織になる能力を持たせた細胞。
2006年、
山中伸弥・京都大教授らのチームがマウスの細胞から作製したと発表、
07年にはヒトの皮膚細胞でも成功したと報告した。
体の組織や臓器を修復する再生医療や、
難病の仕組みの解明、
新薬の開発などへの利用が期待される。
山中教授は、
12年のノーベル医学生理学賞を受賞した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【iPS移植手術「5年で可能という確信があった」】 をお届けします。
iPS細胞を利用した世界初の移植手術を終え、
記者会見で笑顔を見せる理研発生・再生科学総合研究センターの
高橋政代・プロジェクトリーダーという嬉しいニュースが報道されていますね。
興味深深なので調べてみました。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)の登場から8年、
iPS細胞から作った細胞が12日、
世界で初めて患者に移植されました。
高橋政代・プロジェクトリーダーは大阪府豊中市出身。
京都大学医学部を卒業し、
京大医学部助手などを経て、
2006年から理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)へ。
兼任する先端医療センターなどで眼科医として毎週診察する一方、
ES細胞(胚性幹細胞)などを使い、
傷んだ網膜を細胞移植で再生させる研究を続けてきました。
昨年末、
英科学誌ネイチャーが発表した
「2014年に注目すべき5人」
の1人に選ばれています。
高橋リーダーによると、
06年に京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授がマウスの細胞でiPS細胞を作製したことを聞き、
「自分の研究に使える」
と直感。
細胞をもらうために連絡をとるようになったそうです。
「5年でヒトに利用できるようにします」。
翌年、
高橋リーダーは山中教授に言い切ったそうです。
山中教授は
「すごいことを言うなと思った」
と振り返る。
高橋リーダーは当時について
「ES細胞は他人の細胞を使うことになるため拒絶反応への不安もあった。
患者本人の細胞を使うiPS細胞なら5年で可能という確信があった」
と語っていました。
安全性、
長期に見届ける必要、
京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授の話
ヒトのiPS細胞ができて7年という短い時間で大きな第一歩を踏み出したことは、
高橋政代リーダーらの努力の結晶。
安全性について長期にわたって経緯を見届ける必要がある。
【ことば】
加齢黄斑変性
網膜の中心部の
「黄斑」
と呼ばれる部分に異常が起き、
視野の真ん中がゆがんだり暗くなったりする病気。
悪化すると失明につながる。
老化に伴い、
網膜の内部で視細胞を維持する
「色素上皮」
の機能が低下して起こる。
日本人に多い
「滲出(しんしゅつ)型」は
異常な血管ができて網膜を傷つけるが、
根本的な治療法はない。
現行の治療は新たに血管ができるのを防ぐ薬を注射するなど対症療法のため、
再生医療に期待がかかっている。
国内の患者数は推定約70万人。
【ことば】
iPS細胞(人工多能性幹細胞)
皮膚などの体細胞に、
特定の遺伝子を導入し、
体のさまざまな組織になる能力を持たせた細胞。
2006年、
山中伸弥・京都大教授らのチームがマウスの細胞から作製したと発表、
07年にはヒトの皮膚細胞でも成功したと報告した。
体の組織や臓器を修復する再生医療や、
難病の仕組みの解明、
新薬の開発などへの利用が期待される。
山中教授は、
12年のノーベル医学生理学賞を受賞した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
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