コスメ☆化粧品ｄｅスキンケアでアンチエイジング

今回のブログでは、ニキビの治療法について紹介します。

ニキビは、ホルモンのアンバランスが主な要因になります。

さらに、さまざまな要因で、ニキビを悪化させます。

思春期を過ぎると落ち着くことが多いのですが、25歳ぐらいまで続く場合があります。

皮膚科で薬を処方してもらい、ニキビを治療することが最も大切になります。

市販薬では、なかなか改善させることが難しくなります。

ニキビ治療とともに、正しいスキンケアを行なう必要があります。

なお、早く治さないと、炎症性色素沈着を起こして、赤色や黒色のにきび跡を残してしまいます。

また、人によってはクレーターになってしまう場合もあります。


ニキビは、保険診療(3割負担)で治療できる皮膚疾患になります。

まず、ニキビの原因ですが、完全には解明されていません。

ニキビには、思春期にできる「思春期にきび」と20歳以上の大人にできる「大人にきび」があります。

いずれのニキビも、ホルモンのアンバランスが、最も影響力のある要因(ファクター)と考えられています。

思春期ニキビ

要因

・思春期におけるホルモンのアンバランス

・オイリースキン(もともと皮脂腺が発達した方)

・誤った洗顔(または洗顔をしない)

なお、思春期にきびの方は、オイリースキンでありながら、インナードライの方が多くみえます。

細胞間脂質・天然保湿成分の不足を、皮脂で代償していると考えられています。

細胞間脂質・天然保湿成分に比べて皮脂の保湿力は弱いです。

よく、オイルで保湿されている方がみえるのですが、保湿できていません。

皮脂やオイルでは、角質上部のカバーだけであり、たやすく水分が蒸発してしまうのです。

つまり、オイリースキンでありながら、乾燥して、皮膚刺激に弱く、肌荒れやにきびができやすいというのが特徴になります。

発症メカニズム

ホルモンのアンバランスによる過剰な皮脂の分泌が起こります。

皮脂は、毛穴の奥にある皮脂腺でつくられます。

過剰な皮脂が毛穴に溜まり、そこに皮膚の常在菌であるアクネ菌が増殖します。

アクネ菌自体には病原性はありませんが、皮脂を酸化させる作用があります。

この酸化した皮脂が刺激となって、皮膚の炎症を起こします。

治療

標準的な治療

−薬剤−

レチノイド様製剤　ディフェリン

抗生物質　ダラシンゲル

ディフェリンは、角質をはがし、肌のターンオーバーを促進させます。

皮脂の分泌を抑制します。

ダラシンゲルは化膿した部分に塗り、アクネ菌を殺します。

ｂｙ　Ｎａｎａ