最後の迷宮【氷河洞窟】へ挑みます。ネタバレ注意!
・9巻の感想・評価
・次:10巻のネタバレ・あらすじ
・前:8巻のネタバレ・あらすじ
価格:777円 |
<光輝たちがパワーアップ>
昇華魔法を覚えたハジメは、光輝たちの武装を大幅にパワーアップしました。これで彼らも大迷宮で戦えます!
光輝の聖剣:「魔力の通りが段違いだ。出力自体も随分と上がっているし、新しい能力もかなり有用だ」
龍太郎のブーツと籠手:「いやぁ、マジですごいぜ! 空中を踏むって感覚は戸惑ったけどよ、慣れればマジ使える。籠手の威力も倍増しだしよ」
雫は黒刀の性能・多機能さにややドン引き気味。
そして鈴には、2つの扇が武器としてプレゼントされました。鈴の天職は“結界師”。彼女の結が大幅に強化され、結界を駆使しての攻撃もできるようになりました。もう守ってばかりの彼女ではありません!
<最後の大迷宮>
最後の大迷宮、【氷雪洞窟】の攻略にかかりますが、この9巻では攻略は終わらず、10巻へ続きます。
【氷雪洞窟】の試練のコンセプトは、自分の心と向き合うこと。
自分の心の弱みを抉るような囁きが聞こえてきたり、自分が嫉妬している仲間を無意識に攻撃してしまう状態で魔物と戦ったり。
そして最後には自分の分身である『虚像』と戦うことになります。この虚像は能力・戦闘力は本人と一緒ですが、相手の心を読み取って、自分が逃げてきたこと、目を背けてきたことなどを語りかけ、心を乱してきます。
そして自分の心の弱みを受け入れると虚像は弱体化。受け入れずに尚も目を背けると虚像は強化されます。
・ハジメは自分の虚像に勝利。ハジメは戦闘中に成長して自分の虚像に実力で上回りました。
・雫は虚像に、やりたくない剣道を周りの期待に応えるために続けてきたこと、光輝の友達として損な役回りをさせられてきたこと、自分がハジメを好きなことなどを虚像から指摘されますが、なかなか認めず受け入れることができません。
結果、雫の虚像は強化され続けました。
<雫がハジメを好きに!>
雫が虚像に殺される寸前にハジメが合流し、雫を助けました!
神水を飲んで復活した雫は、ハジメに命を救われたことで彼が好きだとしっかり自覚し、心に整理がつきました。
雫は渾身の一撃で自分の虚像を撃破しました。
ハジメ:「お見事。相変わらず、惚れ惚れするような太刀筋だ」
雫:「南雲君……ふふ、そのまま惚れてくれてもいいのよ?」
「なに言ってんだ」
「あら、残念」
その後、自分の心に素直になった雫は、ハジメにお姫様抱っこをさせようとしたり、甘えたりするようになりました。
『ありふれた職業で世界最強』9巻のネタバレ・あらすじ
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