どうも。ラノベ仙人という者です。
今回はソードアート・オンライン 1巻[アインクラッド]の感想です。
ソードアート・オンライン 1巻 / 川原 礫
(略称:SAO)
おススメ度☆☆☆☆
ハーレム度☆
お気に入り☆☆☆☆
<紹介>
装着した人間の体の機能を停止させ、脳に直接映像を送り込むことによって、自分がゲームの中に入り込むことができる……。
そんな次世代ゲーム機、「ナーヴギア」。
そしてとうとう発売されたナーヴギア専用MMO、その名も「ソードアート・オンライン」。
重度のゲーマーであるキリトは、発売日にこのゲームを購入、即座にこのゲームにログインしました。
普通のRPGには必須の「魔法」の要素が一切ない代わりに無数のソードスキルが存在する世界。
自らの手で剣を操り、システムのアシストによって通常では不可能な速度で攻撃を繰り出せる必殺技。
そしてその技を駆使して自分の手で敵モンスターを切りつけ、倒す爽快感……。
ゲームにログインしそんな世界を体験したゲーマー達は歓喜しました。
しかし、この時既に最悪の悲劇が起こっていたことをキリト達はまだ知りませんでした。
クライン:「あれっ なんだこりゃ。……ログアウトボタンがねぇよ」
キリト:「ボタンがないって……。そんなわけないだろ。よく見てみろ」
自分でも確認してみるキリトは、やはり何故か「LOG OUT」のボタンが存在しないことに気づきます……。
クリアするまで脱出不能。ゲーム内での死は現実世界での死を意味する悪魔のシステム。
ゲームプレイヤーから囚人となった人々の物語はこうして始まったのでした……。
(SAOの舞台、「アインクラッド」。全100階からなる巨大な空中に浮かぶ城)
<感想>
最高にドキドキした1冊でした!
「ゲームの中に閉じ込められる」、「ゲーム内で死ぬと現実世界の方でもナーヴギアが脳を焼き切る」、「現実世界で他者がナーヴギアを外そうとしても脳が焼かれ、死ぬ」……。
ゲーム内にいる人たちはこんな本当かどうかもよく分からない情報を元に、それぞれ行動します。
脳を焼き切られるなんて言うのはウソだと信じ、自殺する人々。
とりあえず現実世界の方から助けが来ないか待ってみる人。
2年も経った後、「これだけ待ってもログアウトされないんだから本当のことなんだろう」とあたりを付ける人。
積極的にゲームを攻略する人、敵モンスターに殺される人、ギルドを作って助け合う人、生活基盤を作って暮らす人、商人になる人……。
登場する人たちの行動や言動がリアルで、「人間、こういう状況になったらこうなるのか……」と読んでいて妙に納得してしまいました。
登場キャラ一人一人がリアルです。
自分のことを「わたくし」と読んだり、ラノベにありがちな変にキャラを作ってる人も出てこないです。「ラノベのキャラ」ではなくて本当に現実世界とおんなじ人たちが出てくると思って下さい。
それと、この1巻でキレイに完結するのもいいですね!
「ソードアート・オンラインは1巻で終わってて、以下続刊は全部蛇足だ」と言い切る私の友人もいます(笑)
緊張感のあふれる別世界を体験してみたいという方、是非読んでみてはいかがでしょうか?おススメです!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
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タグ:ソードアート・オンライン 川原 礫
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