どうも。ラノベ仙人という者です。
今回はソードアート・オンライン 2巻の感想です。
ソードアート・オンライン 2巻 / 川原 礫
(略称:SAO)
おススメ度☆☆☆
ハーレム度☆☆
お気に入り☆☆☆☆
<紹介>
1巻でクリアされた「ソードアート・オンライン」ですが、今回はクリアされるまでに主人公、キリトが体験したことをまとめた短編集となっています。
第1話:<黒の剣士>
シリカという女性プレーヤーとのお話。
シリカはこのSAOの世界では珍しい「ビーストテイマー」です。
ごくまれに現れるプレイヤーに友好的なモンスター。
ビーストテイマーとは、このモンスターをを飼いならし、自分の《使い魔》として使役することに成功した者のことです。
しかし、シリカはある日窮地に陥り、最愛の使い魔ピナを失ってしまいます。
キリトが助けに入って一時難は逃れたものの、ピナはもう二度と戻ってこない――。
……そう思っていたのですが……?
圧倒的な強さを誇るキリトが女の子を助けるお話。
第2話:<心の温度>
アスナの知り合いで鍛冶屋を営んでいる女性、リズベット。
ある日、キリトは彼女の鍛冶屋に赴き、こう言い放ちます。
キリト:「予算は気にしなくていいから、今作れる最高の剣を作ってほしいんだ」
――燃え上がるリズベットの鍛冶屋魂。
最高の材料(インゴット)を手に入れるため、2人はドラゴン退治へと向かいます!
(シリカ&ピナ&リズベット!)
第3話:<朝露の少女>
キリトとアスナが結婚し、第22層で暮らしている時でした。
ある日、森で少女の幽霊を目撃したという話が二人の下に舞い込んできます。
森を探検することにした2人を待っていたのは「ユイ」と名乗る謎の記憶喪失の女の子との出会いでした――。
第4話:<赤鼻のトナカイ>
ずっとソロプレイを続けてきたキリトが初めて入ったギルド、「月夜の黒猫団」。
キリトは自分の本当のレベルを隠し、そのギルドに溶け込みます。キリトの先導の下、順調にレベルを上げていった月夜の黒猫団。しかし、彼らの愉快な日々は、突如終わりを告げてしまいます……。
キリトが体験した、最悪の悲劇の物語。
<感想>
普通、短編形式って読みやすくなる代わりに一つ一つの話の内容は浅くなるじゃないですか。
でも、このSAO2巻は一つ一つの話が重かったですねー。
特に最後の「赤鼻のトナカイ」は読み終わった後もしばらく残る余韻のようなモノが付きまといます。
後味最悪なお話かと思いきや、想像外の結末……。軽く涙が出て来そうでした(読んだのが人目の多いバス内だったので耐えましたが……)
ソードアート・オンライン、1巻を読んで、「もうちょっとこの作品に浸りたい」と言う方は、是非、この1巻の内容を補足する短編となっている2巻も読むことをおススメします。
個人的には2巻の方が心に来る物、考えさせられることが多かったように感じましたね……。
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
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タグ:ソードアート・オンライン 川原 礫
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