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2019年07月31日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5巻の感想(ベル達が中層で行方不明に!)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5巻の感想・紹介です。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5巻 / 大森 藤ノ
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★
(5段階評価)
次:6巻の感想
前:4巻の感想
5巻のネタバレ。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(5) (GA文庫) [ 大森藤ノ ]

価格:702円
(2019/6/16 19:59時点)
感想(1件)



<紹介>

ヴェルフが仲間になり、ベル達は中層へと挑むことになりました!(13階層以降が中層)
しかし、中層はモンスターの量が大幅に増え、しかもモンスターが知性まで兼ね備えています!
こちらの攻撃を先読みして躱すという上層モンスターではありえない動き、強力な炎の範囲攻撃。次から次へと迫る厄介なモンスターに苦戦するベル達。

そしてその頃【タケミカヅチ・ファミリア】のパーティも、ベル達と同じく中層へと挑み苦戦していました。
タケミカヅチ・ファミリアはモンスターを捌ききれずピンチに陥り、自分たちを襲っていたモンスターをベルたちに押し付けて逃走!

リリ:「リリ達は囮にされました! すぐにモンスターがやって来ます!」
「…そんなっ」
「おいおいっ、冗談だろ?」

……こうして、そのままダンジョンから戻らないベル、リリ、ヴェルフの3人を捜索するため、地上のヘスティアがクエストを発令!
内容はベル達の捜索。報酬はファミリアの全財産!

絶体絶命の状況の中、ベル君が生きていると信じてヘスティア様本人も捜索隊に加わります。

<感想>

4巻はだいぶ穏やかな内容でしたが、今回はなかなか苛烈なお話でした!
ピンチに次ぐピンチの連続でドキドキしながら読んでいました。結局、ベルの『英雄願望(アルゴノゥト)』が凄い!(笑)

正義漢で曲がったことが嫌いな男が、仲間を助けるために他人を犠牲にしたり。それまで忌避していた力を、最後には頼るようになったりするシーンが良かったです。
極限の状態に追い込まれた時の人間の行動というか、人の本性が見えた気がして良かった。

今まで特に触れられてなかったですが、『そもそもダンジョンは何なのか?』という疑問が浮上してきました。
神様たちは何かを知っているようですが、人間たちにダンジョンの正体を教えてはくれません。
それと、神様はダンジョンに潜ってはいけない決まり事があるらしいです。(今回、ヘスティア様と神ヘルメスがこの決まりを破っていましたが)
今のところの印象なんですけど、ダンジョンは『何か良くないものを封じ込めた場所』という感じがします。
ダンジョンはモンスターを輩出して侵入者を拒み、神を憎んでいるようですが……?

次回はもうちょっと穏やかなお話を希望です。ベル達を休ませてあげて!
(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』5巻の感想)





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