ベル君に様々な変化が!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4巻 / 大森 藤ノ
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★
(5段階評価)
・4巻のネタバレ
・次:5巻の感想!
・前:3巻の感想!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 (GA文庫) [ 大森藤ノ ] 価格:669円 |
<紹介>
3巻ではミノタウロスとの戦いに勝利したベル。このミノタウロスはフレイヤ・ファミリアの高レベル冒険者、オッタルが直々に鍛えたモンスターで、かなりの強敵でした!
この功績が認められベルはレベル2へランクアップ!ベルが冒険を始めてから約一か月半。彼はレベル2到達の世界記録を達成してしまいました!
今回はヘファイストス・ファミリアの鍛冶師、ヴェルフ・クロッゾと出会い一緒にダンジョンを冒険します。
新たな出会いの多いシリーズ第4冊目。
<感想>
レベルが2に上がり、ベルは待望のスキルを手に入れ、新たにアビリティも手に入れました!読み始めて早々にベルが超強化されていたので驚きました。
新登場の仲間、鍛冶師のヴェルフ(男)が芯が通っていて好印象。
自分の仕事への拘りは素直にかっこいいと思いました。
ヴェルフ:「違うだろ、そうじゃないだろ、武器ってやつは」
「政治の道具でも、成り上がるための手段でもない。武器は、使い手の半身だ」
「使い手がたった一人で、どんな窮地に立たされたとしても、武器だけは裏切っちゃいけない。柄を掴まれた時から、そいつと使い手は一心同体なんだ」
「鍛冶師(おれたち)は、そんな作品を送り出さなきゃいけない」
「極限まで熱い熱で、極限まで鉄とやり合う。俺達が鉄と正面から向き合って、やっと一つの武器ができるんだ。片手間で片づけてどうする、血で剣を作り上げてどうする、鍛冶の本懐を忘れて、どうする?」
「俺は魔剣が嫌いだ。使い手を残して絶対に砕けていく」
「俺は、魔剣が大っ嫌いだ。あれの力は人を腐らせる。使い手の矜持も、鍛冶師の誇りも、何もかも。少なくとも、俺達(クロッゾ)の打つ剣はそうだ」
「俺は魔剣を打たない。打ったとしても、それは売らねえ」
今回はヴェルフと出会ったのが大きな出来事で、あとは細々としたお話でページが埋まっていた印象。比較的穏やかな回でした。
仲間が増えてくれたのは良いんですが、【ヘスティア・ファミリア】のメンバーは一行に増えません……。
新しい入団者が入って3人になったら、ベルとヘスティア様の関係はどうなるのか、ちょっと楽しみかも。
(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』4巻の感想)
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