書道部から抜けて生徒会へ！
可愛ければ変態でも好きになってくれますか？ 6巻 / 花間 燈
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★★
お気に入り★★★★
(５段階評価)
6巻のネタバレ・あらすじ
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 | 可愛ければ変態でも好きになってくれますか？ 6 （MF文庫J） [ 花間燈 ] 価格:648円 |
＜紹介＞
書道部なのに紗雪先輩以外は書道をしていない書道部。その実態は慧輝を中心に、彼のことが好きな女の子たちが集まったハーレム状態。更に部費でバニー服４着(8万５千円)を買っていたことも発覚！
部活の趣旨からも、風紀的な面からも問題な書道部は愛梨から目をつけられていました。そして部費の横領問題がトドメとなり、書道部は廃部の危機に瀕してしまいます！
しかし寛容な生徒会長、高崎志帆さんは部費さえ返せば廃部の件は無しだと言ってくれました。
紗雪先輩だけがお金が足りずアルバイトをすることに。更にお金を返済するまでの間、慧輝が生徒会の臨時役員として働かされることになってしまいました。
慧輝を人質に取られ、生徒会の彩乃さんや愛梨とイチャイチャする慧輝に、書道部の女の子は不満でいっぱいです。
登場する女の子がだいたい変態な高校生活、第６冊目。
＜感想＞
正直シンデレラの話も終わって、5巻はマンネリした感じでしたが、この6巻では慧輝が書道部ではなく生徒会に行くようになったので変化が出てて面白かったです。
生徒会のメンバーは、彩乃さん、愛梨、そして1年生の三谷凛(みたに りん)という生徒が慧輝と関わってきます。書道部に負けず生徒会もキャラが強烈な子ばかりで楽しいです。もう慧輝がかわいそうになってくる(笑)。
みんな最初に登場する時は普通の人に見えるので、性癖が発覚して裏切られた時のインパクトが強い！『どうせこの子も変なやつなんだろうな』と思いながら読んでいますが、それにしても毎回驚きます。
ちょっと気になるんですが、三年生で生徒会長の鷹崎志帆(たかさき しほ)先輩の出番が全然なくて、まだ彼女の素性は謎。
この人も今の所は、書道部の横領を許してくれたりする良い人に見えますが……。もうこのラノベの新キャラは信用できないです。この人も変な人なんでしょう。きっと！
新登場の三谷凛さんが強烈でした。
慧輝が女の子に困らされるシーンは多いですが、今回は珍しく女の子とケンカしました。いつもは慧輝の方が一方的にやられる側なので、彼の方からも悪態をついたのは印象的。
慧輝の方からデートに誘ったり、皆の変態を改善しようとしたり、皆を集めて話し合いを起こしたり。主人公が自分で考えてアグレッシブに行動を起こします。まわりの人たちのせいで精神的に相当参ってるでしょうに……。
どこまでも優しい主人公でした！
可愛ければ変態でも好きになってくれますか？6巻 感想・レビュー
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