ラノベぐらし！

『続・この素晴らしい世界に爆焔を！』2巻[わがままバスターズ]の感想・紹介です。(『この素晴らしい世界に祝福を！』のスピンオフ作品)


続・この素晴らしい世界に爆焔を！ ２巻　/　暁 なつめ
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★(メインキャラは女性ばかり)
お気に入り★★★★
続この爆2 感想：続・この素晴らしい世界に祝福を！2巻 ネタバレ・荒筋(冒険したいめぐみん！)


この素晴らしい世界に祝福を！(このすば)のスピンオフ作品。主人公はめぐみんです！
めぐみん、ゆんゆん、イリス(アイリス王女様)たちが冒険に出かけます。冒険がしたいめぐみんと、城の外の世界に興味津々なイリスに振り回され、ゆんゆんがちょっとかわいそう。

短編形式で、大きく分けて３つのお話が入っています。
１、梅雨の雨をもたらすと言われる『キングトード』の討伐。
２、水の都アルカンレティアでスライムが大量発生。
３、絶滅したと言われる『クリスタルライガー』の宝石。
めぐみんをリーダーに、紅魔族と王女様が暴れます。(ゆんゆん頑張れ！)


(爆裂魔法！)


冒険がしたくてウズウズしているめぐみんが、周りを巻き込んで難題に挑む……というお決まりの展開。ワンパターンですが、それだけに分かりやすく、読みやすかったです。
ゆんゆん、セシリー、アイリスあたりはスピンオフでしかあまり登場できないので出番が多くて良かったです。

梅雨の時期にキングトードを退治しする話から始まり、全体的に粘液とか水が多かったというか……。ヌルヌルした物が多かったのが気になりました。
もともとアクアが水の女神で洪水を起こしたり、温泉を掘り当てたり、ヌルヌルびしょびしょになる要素は多かったのかも。(今回気づいた)

リーダーのめぐみんが爆裂魔法しか使えないので基本ずっと役立たずです！爆裂魔法を撃つ機会も思ったより無くてちょっと残念だったかも。

登場キャラたちが皆が好きなように動いていて、これで話が面白くまとまってるのが不思議。皆がボケで皆がツッコミみたいな。とても賑やかで楽しいです。

今回は全体的に軽めなお話でした！
例えばアイリスの家の問題とか、紅魔の里のピンチとか。込み入ったお話は本編でやるということなんでしょうか？
サブタイトルの『わがままバスターズ』の通り自由に冒険(笑)。強い敵が出てきても、最強の王女様アイリスがいるので怖くないです。
登場人物たちも、本を読んでいる私自身も、緊張感一切無しであっという間に終わってしまいました。