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学戦都市アスタリスク、14巻[熾烈魂戦]の感想・紹介です。
<王竜星武祭(リンドブルス)>5回戦！

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学戦都市アスタリスク 14巻[熾烈魂戦]　/　三屋咲 ゆう
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★


今回は＜王竜星武祭(リンドブルス)＞の5回戦！
各学園の精鋭達が集結して戦います。星導館からはユリス、沙々宮、綾斗、レスターなどが残っています。
ユリスの対戦相手は武暁彗。絶望的な相手ですが、彼女は彼に勝てるのか(というか勝たなくてはならないのですが……)、注目の14巻。
ひたすら大会のバトル描写が続きます！


(武暁彗VSユリス！)


今回もずっと大会でバトルしている状態でした。
「○○VS○○」の戦いがただただ淡々と続きましたが、意外と飽きることはありませんでした。むしろ結構読みやすかった印象。
単純にこのシリーズのバトルはとても多様で、読んでいて面白いです！いつもは綾斗が主人公ですが、だんだんユリスとかの他のキャラに焦点が移って来ていて、『戦ってる皆が主人公！』みたいな感じ。
アスタリスクには『クインヴェールの翼』みたいな外伝もあります。キャラが立っている、個性や思い、歩んできた人生の濃い人達ばかりなので誰でも主役になれちゃうんでしょうか？

……ただ、これまで全然出て来なかったキャラにいきなりスポットが当たってガッツリ心情やバトルシーンが描かれてたりするので、ちょっと『いや、お前誰だよ……(汗)』とちょっと思うことも。

あれだけクセモノ臭を放っていた《大博士(マグナム・オーパス)》ヒルダですが……。急に小者に成り下がった？ちょっと彼女は期待外れだったかも？

次の15巻あたりでいよいよユリスと綾斗がぶつかってしまうかもしれないので、そこが凄く気になる所。どっちも譲る訳にはいかない戦いなので……。どっちも救われてハッピーエンドに最終的にはなるんでしょうけど、(このシリーズはビターエンドとかバッドエンドとかは無いタイプのご都合主義のラノベだと思うので)でもユリスと綾斗がどっちが勝つのか、負けた方はどうやって救われるのか(？)
ちょっと先の展開が読めないです。気になる！

個人的には今、<王竜星武祭(リンドブルス)>の戦いが楽しみ！(正直、今は《金枝篇同盟》の行動とか割とどうでもいい……)
次もバトルシーンに期待！