<グレン=レーダス>
グレン=レーダス。男。
魔術嫌いな魔術講師。セリカの家でニートをしていました。
しかし、とうとう愛想を尽かしたセリカに言われ、強制的にアルザーノ魔術学院の魔術講師をやらされることになってしまいました。
いつも金欠気味で、酷い時は学園に生えている木の枝で糊口を凌ぐことも。典型的なダメ人間ですが、イザという時は頼りになります!
何故か「変化の停滞・停止」を促す魔術に適性があり、(珍しい)グレンの固有魔術(オリジナル)、【愚者の世界】を使うことができます。
自分も周りの人間も魔術を使えなくする魔術です。グレンはこれによって相手の魔術を封じ、得意の拳闘(ボクシング)で相手を殴る戦術を得意としています!
<新任講師!>
初めのうちはやる気の無いダメ講師でした。初回の抗議で大遅刻をかまし、黒板にデカデカと「自習」と書いてシスティーナに怒られています。
しかしその後講師としてやる気を出し、素晴らしい授業をして生徒たちから一目置かれるようになります!
<元、帝国暗部>
グレンはもともと帝国の暗部部隊で働いていました。悪の組織などを相手にし、時にはターゲットの殺害も行う戦闘部隊です!
グレンは宮廷魔導士団特務分室、執行ナンバー0『愚者』という地位でした。
ちなみに、他には執行ナンバー17『星』のアルベルト、執行ナンバー7『戦車』リィエルなどが作中で頻繁に登場します。
特務分室を辞め、講師となってもグレンは彼らと手を組み、任務を手伝わされています……。
(リィエルは後にグレンのアルザーノ魔術学院に入学してきました!)
<実は実力者!>
魔術師としては三流。魔術の才能もありません。しかし、グレンのオリジナル【愚者の世界】を初めとする様々な魔道具、不得意な魔術、そして戦略を駆使して敵と戦います。勝利の目を嗅ぎ付ける能力は確かなもので、他の特務分室のメンバーからも一目置かれています!
魔術もそこそこのレベルでは使えますし、知識の深さは確かな物。グレンが子供の頃は魔術が大好きで、大魔術師であるセリカから魔術を教わっていました!
セリカはグレンの母親代わりです。
<生徒からの信望は厚い!?>
魔術の講義をきちんとするようになってからはグレンの評価は好き・嫌いの両極端にキッパリ分かれるようになりました。
今も遅刻の常習犯ですが、そんなグレンのことが好きな生徒も沢山います!中には恋愛感情を持つ女生徒まで……。
<現在はルミア護衛のために講師を続ける>
「天の智慧研究会」という見境の無い魔術探究者の集団があります。この危険な組織にルミアが狙われてしまっているため、グレンは彼女の護衛も兼ねてアルザーノ魔術学院の講師を続けています。
グレンは、ルミアのクラスの担任です!
ルミアの護衛には他の特務分室のメンバーが絡むこともあるので、今でもグレンの元同僚たちがしばしば登場します!(原作8巻現在)
<恋愛関係は?>
リィエルが熱烈なラブコールを送っています!……リィエルの場合は、恋愛感情というより『グレンがいないと生きてる意味が無い』という依存状態な気もしますが……。
そしてシスティーナ(白猫)がツンデレのツンの状態!一時はグレンとシスティーナの婚約者の二人でシスティーナの取り合いをしたことがありましたが、結局勝負は引き分けに終わり、結婚騒動はうやむやのまま終わってしまいました。
システィーナはかつてグレンが好きだった女性ににているようです。(グレンはこの女性を『白犬』と呼んでいました)
システィーナ自身『自分はグレンの事が好き』という、自分の気持ちに気づけていない節があります。
ルミアもグレンが好き!グレンの周りに女の子たちが集まってくることには寛容で、システィーナとグレンが結婚しそうになった時、「私が先生のお妾さんですか? ……ふふっ、それもいいかもしれませんね?」という爆弾発言をしました!
ちなみに、それに釣られてリィエルも「ルミアがめかけになるなら、わたしもなる」と言っていましたがリィエルは多分、意味を分かっていません!
以上、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」ロクアカの主人公、グレンーレーダスについての紹介でした!