今回紹介するのは「ゼロから始める魔法の書」1巻です!(電撃文庫)
ゼロから始める魔法の書 1巻 / 虎走 かける
おすすめ度★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★
2巻感想:ゼロから始める魔法の書2巻 感想!モテモテ獣主人公……!
ゼロから始める魔法の書1巻の詳細!
<紹介>
この世界には『魔術』を使う『魔女』がいます。しかし、魔術よりも利便性の高い『魔法』という技術は知られていませんでした。
主人公は”獣堕ち”と呼ばれる獣人。人間から生まれた人間の子のハズですが、訳あって半分獣の姿になっているのでした。
この世界には”獣堕ち”は他にもいて、狼や犬などいろんな”獣堕ち”がいます。主人公は詳細は不明ですが、白いネコ科の獣人です。(ホワイトタイガーでしょうか?)
主人公は傭兵稼業を生業としていて、いつか人間の姿に戻って、普通の人間の女性と結婚するのが夢でした。
そんな獣堕ちの主人公が一人の魔女と出会い、運命が一変します!
魔女:「――戻りたいのか? 人間に。ならば傭兵、我輩の護衛になってくれ」
少女は「ゼロ」と名乗り、主人公は「傭兵」と呼ばれることになりました。傭兵の主人公は人間の姿に戻るため、嫌いな魔女と手を組み、二人の奇妙な旅が始まったのでした……。
ゼロ書の主人公!(獣人の傭兵)
<感想>
魔術の設定がやや凝っていたのでその辺りはちょっと読みづらかったですが、それ以外は読みやすいですし面白いです!
あとがきで作者さんは「主人公が獣人であることを除けば、このお話はベタベタの王道展開を突っ走る、いわゆる剣と魔法のファンタジーです」「素直なお話が好きです。ついでにささやかなラブがあったら最高にハッピー」と書かれています。
ですが、作者さんが言うような「ベタさ」は読んでいて感じませんでした。あとがきを見て、「言われてみたらベタな展開なのかも?」と思うくらいです。
ただの王道の真似事じゃなくて、作者さんがしっかりこの作品の世界とストーリーを作り上げているのでとても面白いです!むしろオリジナリティが高いように感じました!
あと、「主人公が獣人」って何気に大きいポイントかも。「男」が主人公のラノベが多いですが、なんか違うんです!例えば、普通の男主人公みたいに当たり前のように女の子たちが寄って来ては不自然になります。(この世界では獣人は普通に怖がられています)
私は主人公に共感して、なりきってラノベを読んで行くタイプなんですが、「人との距離が遠い」「ちょっと寂しい」など、いろんなことを感じながら読んでいました。
あと、ゼロがかわいいです。(重要!)
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