ラノベぐらし！

リゼロはまたアニメ化するんでしょうか？刊行ペースはなかなか早いので可能性はありそうです！

今回は「Re：ゼロから始める異世界生活」11巻の感想です！


Re：ゼロから始める異世界生活 11巻　/　長月　達平
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★
（略称：リゼロ）

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スバルは1つ目の『試練』を突破し、試練が全部で３つあることを知りました。しかし、スバルと一緒に挑戦していたエミリアは過去の自分と折り合いを付けることができなかったようで、試練に失敗してしまいます――。
その後ロズワールの屋敷に戻ったスバルは、エルザに襲われ、またしても『死に戻り』をすることになってしまいました！
スバル人生の再開地点はエキドナと会った遺跡。ここからまたしても、スバルの奮闘が始まります！
何故、ロズワール邸が襲撃されていたのか、屋敷にいたぺトラ、フレデリカ、レムを救うにはどうすればいいのか。

今度はエルザの襲撃から皆を救うために、スバルは頑張ります！
強欲の魔女、エキドナとの再会、更には他の魔女たちとも遭遇もある、Re：ゼロから始める異世界生活シリーズ第11巻。

（他の魔女たちも登場！）


相変らず救いの無い展開で、エグいです……。
「死にたくても死ねない」「死ぬことを許されない」というスバルの異様な境遇がこれでもか！というくらい描かれていました。

スバルが何回も『死に戻り』をすることによって今まで知らなかった、登場キャラの一面が見れるのが面白いです。
それまで接していたキャラ達とスバルが何回目かの同じやり取りや、前とは違うストーリー展開を起こった時。「お前ってそんな奴だったんだ…」とか、「お前、そんなに強かったのかよ！」とか「あれ？前とは違うぞ？」とか。スバルが運命を変えようと毎回行動を変えるので、周りがどんな反応をしてくるのかドキドキしながら読んでました。
リゼロならではの楽しさだと思います。

ただ、読んでて本気で辛くなることがありますね……（汗）
スバルが何度も人生をやり直しますが、その度に皆が惨い死に方をしたりします。
スバルは周りから愛され、信望も厚いので、皆は頑張ってスバルを生かそうとし、囮や犠牲になっていきます。スバルだけが生き残っても彼は自殺してやり直すので、完全に無駄死にです。
やるせなさ、惨さ、絶望、焦り、読んでていろんな悪感情に駆られます。まあ、そういうのも含めてリゼロの「面白さ」なんだと思いますが。

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