リゼロ11巻のネタバレをしていきます。(ストーリーのあらすじ・概要)
ネタバレを見たくないという方はご遠慮下さい。
11巻の感想:Re:ゼロから始める異世界生活11巻の感想!またしても『死に戻り』スバルの境遇が辛すぎる……!
次12巻のネタバレ:リゼロ12巻のあらすじ&ネタバレ!魔女7人が揃った!?
前10巻のネタバレ:Re:ゼロから始める異世界生活10巻のネタバレ!(スバルが家族と再会!)
リゼロ11巻の詳細へ
〜Re:ゼロから始める異世界生活11巻〜
<死に戻り!>
屋敷は『腸狩り』のエルザによって襲撃され、屋敷にいたレム、ぺトラ、フレデリカ、ベアトリスの安否は不明。(恐らくは殺されてしまったのでしょう)
スバルも屋敷でエルザに殺害され、『死に戻り』をしました。戻った場所は墓所。墓所で行われる『試練』の1つ目を突破した地点からでした。(スバルが家族と再会し、過去を乗り越えたあの試練です)
その墓所内ではまだエミリアが『試練』に苦しんでいました。
エミリアの『試練』は失敗。
そしてスバルはリューズ達に自分にも『試練』を受ける資格があること、『試練』は全部で3つあること、エミリアの代わりに自分が『試練』に挑戦したいことなどを説明しました。
しかし、リューズとガーフィールはスバルが『試練』をクリアすることを拒否。
『エミリアに皆を救わせる』のがロズワールの思惑で、リューズ達はなるべくロズワールの意向に沿いたいとのことでした。
(結局、この『聖地』の住人達はロズワールの助けなしでは生活できない人がいるので)
<屋敷へ急行!>
『聖域』に囚われている村人たちをアーラム村に帰す交渉をスバルはロズワールに頼みました。
今までは村人たちを人質にしていた『聖地』の住人ですが、今はハーフエルフのエミリアが『聖地』に入ってきたので彼女で十分です。
(『聖地』にはハーフの血の者が出られない結界が張られていて、『聖地』にはハーフたちが暮らしています。そしてその結界を解くためにエミリアは『試練』に挑戦しています)
そして「既にアーラム村に戻っている人たちに、家族が戻ってくることを伝えたい」という口実でスバルはロズワール邸に戻ります!
屋敷にいるメンバー(ぺトラ、フレデリカ、レム、ベアトリス)だけでは『腸狩り』エルザと戦う戦力が足りないので、ラムにも同行してもらいました。
屋敷に戻るとぺトラとフレデリカが出迎えてくれました!(まだ生きてた!)
フレデリカがスバルに渡した輝石。これによってエミリアが気絶し、この輝石を奪ったスバルが転移させられました。
この輝石のことをフレデリカに問い質しましたが彼女はこの事に関して全く知りませんでした。
その後、ぺトラを人質に取られてエルザの襲撃に遭いました。これによってラム、フレデリカ、ぺトラが死亡。スバルも重症を負います。
<ベアトリスの『福音』!?>
レムだけは助け出そうとスバルは重傷を堪えて行動しますが、途中で『扉渡り』が起こり、ベアトリスの部屋に連れて来られてしまいました。
(ベアトリスが助けてくれたみたいです)
結局レムは助けられませんでした。
禁書庫のベアトリスは何故か魔女教が持つ『福音』にそっくりな本を持っていました。
その本は『福音』なのかとスバルが聞いても答えてはくれませんでした。
やがてエルザが扉を開け、スバルは死にました。
<再び『死に戻り』>
再び『死に戻り』で1つ目の『試練』をクリアした地点に(墓所の中)に戻ったスバル。
『クレマルディの迷いの森』でガーフィールとリューズにスバルは前回と同じような説明をしました。
しかし、スバルにまとわりつく『魔女の残り香』が『死に戻り』をしたことで強くなっていたため、ガーフィールに不信感を与えていました。
更に「試練を突破した」と試練が全部で3つあることを言う前にまるで「結界を解いた」かのような発言をしてしまい、完全に信用を無くしました。
結果、スバルは猿轡をハメられて手足を縛られ、拘束監禁されることになります。
3日後。商人オットー・スーウェンがスバルを助けに来てくれました!
突然スバルがいなくなったことに『聖域』に捕らえられている村人たちは爆発寸前!エミリアも精神不安定になったとのことでした。(スバルの影響力がいつの間にか凄く大きくなってます!)
ちょっと遅れましたがロズワールとの面会で、ベアトリスの持っている『福音』(?)について聞きました。
ロズワールが言うには魔女教徒たちが持っている『福音』は、ベアトリスが持っていた本の劣化版。ベアトリスの持っていた『福音』は完成品で、この世に2冊しかない本当の未来を記す『叡智の書』に最も近いものだと説明されました。
ベアトリスが魔女教や、それに関する存在ではなかったと分かり安心するスバル。
屋敷がエルザに襲撃される件ですが、ラムを連れて行っても結局皆がエルザにやられてしまいました。
かと言って戦力になりそうなロズワールやガーフィールなどは連れて行けません。(ロズワール:大怪我。ガーフィール:『聖域』の結界に囚われている)
そこで、敵じゃない(『福音』を持ってても魔女教徒という訳では無かった)ベアトリスを戦力にできないかと画策します。
ロズワールが言うにはベアトリスに「ロズワールは、質問をしろと言っていた」と言い、その後に「自分が、『その人』だ」と答えればベアトリスは言うことを聞いてくれるそうですが……?
(この段階では何のことか不明)
<『聖域』脱出の失敗……>
拘束監禁から逃げ出したスバルは、そのままオットー、ラムと一緒に逃げようとしますが、ガーフィールに見つかり失敗に終わります。
村人たちにも結局スバルが監禁されていたことがバレていて、スバルの手助けをしますが、大きな虎に獣化したガーフィールに、次々と凪殺されていきました。
(ここからスバルはガーフィールを特に警戒するようになります)
パトラッシュが『聖域』の結界の外までスバルを投げてはくれたのですが、(ガーフィールは結界の外には行けません!)そこで『転移』が何故か発動してしまい、スバルはワープさせられました。
(この『転移』の原因もいまだ不明です)
スバルは『クレマルディの迷いの森』の最奥に来ますが、そこでは雪が降っていて、一面っ白に染まっていました。
そこでスバルはかわいらしいウサギの大群に食い荒らされて死亡しました。
(『傲慢』テュフォンと『暴食』ダフネ!)
<『強欲の魔女』エキドナと再会!>
『死に戻り』をする際、再びスバルはエキドナの茶会にやって来ました!
そこでまたしてもスバルは『ドナ茶』(強欲の魔女エキドナの体液的な物)を飲まされ、ぺトラからもらったハンカチに「保険だよ」と言って何か細工をされました。
スバルはこのエキドナの茶会で、他の魔女たちと面識を持ちました!
『傲慢の魔女』テュフォンに腕を千切られ、『憤怒の魔女』ミネルヴァがそれをすぐに回復してくれました!
(ミネルヴァとエキドナは大分危険度が低そうです。エキドナ以外の魔女は皆ブッ飛んだ性格っぽいですが)
『暴食の魔女』ダフネとも対話できました。今回スバルはウサギの大群に食い殺されましたが、それは三大魔獣の1つ、『大兎(おおうさぎ)』だったようです。本来は『多兎』と書いた、ウサギの大群で、勝手に増えていくので討伐は困難です。
スバル:「何のためにだ! お前は、あんな化け物を、白鯨は何のために作ったんだよ!?」
ダフネ:「――? おっきぃ生き物の方が、食べがいがあるじゃないですかぁ」
ダフネ:「大兎なんてぇ、いくらでも増えるんですよぉ。あの子がいればぁ、誰もお腹が減ったりせずに済みますしぃ、すごぉくないですかぁ?」
スバル:「その、大兎に大勢が食われてるってんだよ!!」
……このように、エキドナ以外の魔女との対話は不毛なものに終わりました。
<死に戻り後……>
スバルが茶会から戻り、『死の戻り』によって墓所で目覚めると、『聖域』が謎の漆黒の影によって全て飲み込まれていました。
墓所にはエミリアもいませんでした。
外に出ると不信なぬるい風が吹き、その風を目で追うとスバルのすぐ近くに影がありました。(その影に対して『相手の顔が見えない』などと書かれているので人影?文章からは良く分からない)
その影はスバルに蕩けそうな情愛を込めて「――愛してる」と囁きました。
別の場所。
ロズワールは影に包まれる景色を見ていました。その手には黒い装丁の、題名のない本を大事に抱えています。(もう1冊の『福音』のオリジナルなのか?)
ロズワール:「――やれやれ。どーぅにも運が無い。よもや、『試練』の成否もわからないとは」
「墓所の『試練』にエミリア様が挑み、それを助けに君がゆく。そうすれば、状況はいずれかわる。……ただ、それを見るのは私ではないらしい」
「――次は、間違えないようにね。ナツキ・スバル」
そして全ては影に呑まれて消えました。
以上、リゼロ「Re:ゼロから始める異世界生活」11巻のネタバレでした。
最後、ロズワールが『福音』っぽい本を持っていたり、スバルの『死に戻り』のことを知っているかのようなことを言っていたり、そもそも強欲の魔女エキドナの墓所を『聖地』と呼んでいたり。
かなりロズワールが胡散臭いことになってきました。
それでは今回はこの辺で!
リゼロ11巻の詳細へ