今回は ノーゲーム・ノーライフ、9巻[ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです]の紹介と感想です!
10巻: ノーゲーム・ノーライフ10巻の感想 (概念的に巨乳になる!)
8巻: ノーゲーム・ノーライフ、8巻の感想![ゲーマーたちは神話を継いでいくそうです]
ノーゲーム・ノーライフ 9巻 / 榎宮 祐
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★
(略称:ノゲラ,ノゲノラなど)
<紹介>
位階序列十位・『機凱種(エクスマキナ)』。
城の前に堂々と「休業中」の札を吊るして業務をサボる空白の下に機凱種たちが集団で押しかけて来ました!
暴力が効かないこの世界ではゲームによって全てが決まるので一方的に城が攻め落とされることはないものの、明らかな異常事態です!
警戒する空たちに対して機凱種は……
機凱種:「逢いたかったぞ『愛しい人(シュピーラー)』よ。さあ、いざ愛を育もうぞ!」
空の貞操が大ピンチ!?
意外過ぎる来客に大混乱のシリーズ第9巻です!
(迫りくる機凱種(エクスマキナ)たち!)
<感想>
さて、「ノーゲーム・ノーライフ」は基本的には楽しい作品なんですが、かなりメチャクチャな作品でもあります。
メチャクチャな部分を気にしたら負けです!しかしあえて今回はその「メチャクチャな部分」、「気にしたら負けな部分」を具体的に少しだけ書いてみようと思います。
機凱種(エクスマキナ)と空&白がチェス勝負するシーンがあるんですが、この勝負がもう本当に意味不明でした。というか、2者間で熱戦が行われているのにそのルールに穴や不明な点が多すぎて「バカやってる?というか何やってる?」という感想。
場面が進むにつれて意外なルールや、空たちの奇策が明かされたりしますが、「策」云々の話ではなく何でもアリなので……意外性もクソも無いです。「なんでもし放題だろうに、なんでそんなことを?」と、こう思うだけです。
空たちはチェスをやりながら帆楼(ほろう)のライブを盛り上げるなければなりません。
で、機凱種はチェスなんかやらずにライブの妨害をするだけで勝てます。(爆音を出したり、グロ映像を映したり、何でもいいですけど)
それとチェスのルールも流れてくる音楽に合わせて駒を打つという物なんですが、これ、相手の駒も自分の駒も同時に動くことになると思います。つまり永遠にキングを取ることが不可能なのでゲームとして成立してないと思うんですが……。
帆楼のライブの演出機材が揃わなかったから機凱種を機材として使いたいという話だったと思うんですが、「特定の場所に駒を打つとイメージした通りの演出が可能なチェス盤」を使ってます。
そもそも、ジブリールがいれば演出なんか容易いハズです。
いや、その前に空と白は国王なのに機材がそろえられない時点でかなり不自然です。
……と具体的にツッコんでいくのが馬鹿らしくなるくらい意味が分かりませんでした。まあ、いつもの事です(笑)
この作者さん、ゲームのルールや状況をちゃんと描写する気はあるようで、詳しく状況は書かれているんですが、如何せん展開もゲームルールも抜け穴だらけなのにそれに何一つ気づかないキャラ達の思考の不自然さ、ただチェスをするだけで勝てるのにワザとハンデを付けて過酷なゲームにする空の謎行動などなど……。
説明しきれるものじゃないですし、本当に気にしちゃダメですよ!(私は正直、しばしば「?」ってなっちゃいますが……)
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
ノーゲーム・ノーライフ9巻の詳細!
タグ:ノーゲーム・ノーライフ 榎宮 祐
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