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2016年07月21日

9巻の感想![ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン]

ハロの髪の毛って文中では「水色」って書かれてるのに、イラストは紫色になってるのがずっと気になってました。
でも、ここへ来て紫色の方がなんかいい感じ(?)

今回は 「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、9巻の紹介です!

次:ねじ巻き精霊戦記、10巻の感想![天鏡のアルデラミン]
前:ねじ巻き精霊戦記、8巻の感想!(天鏡のアルデラミン)

内容のネタバレはこちら:ねじ巻き精霊戦記、9巻のネタバレ![天鏡のアルデラミン]

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 9巻 / 宇野 朴人
おすすめ度★★★
ハーレム度★
お気に入り★★★★
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン、9巻の表紙。パトレンシーナとなったハローマ・ベッケル。
<紹介>

やっと反乱分子たちを抑え、国内を掌握した女帝、シャミーユ。しかし、今度は国内のアルデラ教徒たちに不穏な動きが現れます。
アルデラ教は帝国の国教です。しかし、他国と戦争している現在、国内のアルデラ教の司祭たちは自由に国境を渡ることができず、総本山であるラ・サイア・アルデラミンとの断交が続いていました。

他国との睨み合いが続いている現在、ラ・サイア・アルデラミンとの国境の正常化は当面不可能。
神官たちの日常業務に多大な支障をきたしていました ――。

そして長い眠りから覚めた謎の存在、「パトレンシーナ」とは?

新しい波瀾が幕を開けます!

キオカ第四艦隊のエルルファイ・テネキシェラとグレーキ・アリュザドリ。ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン9巻の巻頭絵より。
(捕虜として帝国につかまっているキオカ第四艦隊。彼らの動きにも注目!)
<感想>

今までの戦争は軍人同士の戦争でしたが、今回は民間人も巻き込む形になります。さらにヤトリとイクタは不在……。
さらにさらに「パトレンシーナ」の暗躍……。

今までの戦いの様子とはかなり勝手が違いました。全体の大きな指揮をイクタがとっているシーンが無く、かわりにマシューやその他現場にいる武将たちの苦闘の描写が多かったです。

そして相手はキオカ軍のジャン・アルキネクス。これだけで切望的な状況なのに、今回ばかりは帝国軍は自軍の中に最大の不穏分子を含んでしまっています!
マシューも凄く成長したんですが、今回ばかりはかなり苦しい展開を強いられました。もっとマシューの活躍が見たい!(マシュー大好き!)

ハロのキャラは「ただの良い人」だったのでここへ来て彼女についての話を掘り下げてくるのはとても興味深かったです。
1巻で初めて会った時も、他の騎士団の皆が17歳だったのに1人だけ19歳だったのも気になってはいました。
詳しくは自分で読んで確かめて下さい!

ここからはただの憶測ですが、これでイクタ、ヤトリ、ハロ、シャミーユの話が出てきて、マシューの家庭も分かっている今、1人だけ何の話も持ち上がってこない騎士団メンバーがいます。
トルウェイ・レミオン、彼も何か過去に持っていたりするんでしょうか?ただの思い過ごしであることを願いたいです。

それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン、9巻の詳細はこちら。






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