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2015年10月24日

緋弾のアリア1巻の感想・評価(銃撃戦の絶えない高校生活!)

『緋弾のアリア』1巻の感想・評価。
武力を行使する探偵、『武偵』を育成する武偵校の物語!

緋弾のアリア 1巻 / 赤松 中学


・次:2巻の感想・評価へ。
<あらすじ>

主人公の通う東京武偵高校。ここは武力を行使する探偵、通称武偵を育成する特殊な学校です。
「あるきっかけ」で頭脳と身体能力が飛躍的に向上するという特殊能力を持った主人公、遠山キンジはそのことを周囲に秘密にしつつ、平穏を求めて日々を送る高校2年生です。

そんな主人公がある日、通学途中に爆弾事件に巻き込まれ、そこで武偵高のエリートである神崎・H・アリアと出会うこととなりました。
Sランクの最強武偵、アリアと(普段は)ただの一般人、キンジが凶悪犯たちを相手に立ち向かう、大スケールアクション&ラブコメディーです!

<感想・評価>

5段階評価
おすすめ度    ★★★★
ハーレム度    ★★★★
戦闘・バトルの量:★★★★
ラブコメ量:   ★★★★
読みやすさ:   ★★★★
感想
このシリーズの魅力は、まず何と言っても話のスケールがデカイ!
この1巻はまだ最初なので日本国内からちょっと足が出るか程度の規模ですが、最終的には世界(あるいはそれ以上のスケール!?)を巻き込んで主人公のキンジ達が大活躍します。

中国に行ったりフランスに行ったり……。妖怪が出てきたり宇宙人が出てきたり。また、その度に主人公のキンジが女の子を落としまくるので20巻あたりでは主人公の周りはもう女性ばっかりになってます!

登場人物一人一人のキャラが立っているのでキャラが増えてもしっかり全員把握できます。印象に残るようなキャラばかり。
キャラ(主に女性キャラ)が多いので全体的に賑やかな印象です。
女の子キャラの描写がまた魅力的。 勇敢で荒っぽい女の子を描きつつ、後になって急に可愛らしい一面を見せてきたり、(アリアが寝ている時の寝言とか、照れた時とか……)女の子の匂いや感触の描写をしたり……。
視覚描写だけでなく、匂いや音、触感の描写が多くてリアリティがあるのもよかったです。読んでいて作品中に凄く引き込まれます!
今回メインのアリアに関しては、初見での印象がかなりの暴力少女で頑固そうだったので、意外と早い段階で笑ったり、子供っぽくてかわいい姿を見せてくれるようになったのは意外でした。

あと、これは個人的な意見になりますが、私は無口キャラが好きです。(ISのラウラとか、ゼロの使い魔のタバサとか、精霊使いの剣舞のエストとか)このシリーズに出てくる「レキ」って言う子が個人的にはドストライク!(それも私がこの作品を好きな理由の一つかも)

この作品はバトルと女の子とのイチャラブがメインの話ですが、(私はそう思ってます)紹介の所で書いた、主人公の「あるきっかけ」で開花する能力がバトルとラブコメを繋ぐすごく良い架け橋となっています。
この主人公の特殊能力を思いついた作者の赤松中学さん、ナイス!

激しいバトルやハーレム物に興味のある方にはおススメできるシリーズです。





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