どうも。ラノベ仙人です。
ずずー。……ふう。うん、……まずくはないかな。
はい。というわけでまずはアクセルワールド1巻を読んでみました!
アクセル・ワールド1巻 / 川原 礫
(略称:AW)
おススメ度☆☆☆☆
ハーレム度☆☆
お気に入り☆☆☆☆
<紹介>
舞台はソード・アート・オンラインよりも更に未来。
(ソード・アート・オンラインは2022年、アクセルワールドが2046年頃の話だそうです)
主人公は梅郷中に通う1年生、有田ハルユキ。画像を見れば分かる通り、デブです!デブでいじめられっ子で運動も人付き合いも苦手。こんなコンプレックスだらけの主人公ってめずらしいですよね。
(ハルユキ)
いじめられっ子だった主人公のハルユキはある日、梅郷中の副生徒会長、通称「黒雪姫」に加速世界へと誘われ、転機を迎えます。ハルユキをいじめていた同級生を加速の力と黒雪姫の協力で退学へと追いやります……。そしてハルユキは黒雪姫のために加速世界で戦うことを決意します。
(黒雪姫。クールだけど若干、中二病?)
現実世界ではダメダメなハルユキが加速世界で「シルバークロウ」となって戦うシーンがかっこいい!いや、かっこいいというか……ギャップが凄い!皆さんも自分に飽きて「変わりたい」と願ったことはあるんじゃないでしょうか?その願いが叶った世界がここにはあるんです!
このお話の住人はみんな「ニューロリンカー」という機器を首に装着しています。ニューロリンカーは脳に直接情報を贈ることができる端末です。
(生徒たちには目の前に黒板やテキストが表示されているんです……!)
このお話の面白いとこは「現実世界」、「学内ローカルネット」、「加速世界」といった風にアバターとして現実世界以外の世界に入り込み、登場するキャラの姿がコロコロ変わるんですね。登場キャラのいろんな姿やいろんな面を見れて面白いです!
(ピンクのブタ、デブ、シルバークロウ……全部ハルユキなんです!)
<感想>
とても想像力を刺激される未来的なお話でした。
アクセル・ワールドの世界ではソーシャルネットカメラという物で日本中が監視されています。誰かが犯罪を犯したらそのカメラが犯人をずーっと追って監視し続けるので逃走はほぼ不可能な環境になっています。犯罪は抑制されて治安は良くなる一方、プライバシー的に問題があるんじゃなかな?と感じました。ずっとカメラに監視されて生活するのってイヤじゃないですか?
なんだかアクセル・ワールドの住人達が首に嵌めているニューロリンカーも首輪みたいに見えて、国が国民を飼っているような感じがしました。このまま科学技術が発展していくとこのような世の中になっていくのかもしれませんね……。
実際に今の日本でも国民全員に番号を付けて監視しようという動きがありますし、コンビニや銀行に行けば監視カメラで監視されてるんですよね。そう考えるとこのアクセル・ワールドの世界も割と近いうちに実現したりして。
……とまあ、こんな感じに読んだ後、いろいろ考えてしまいました。
ライトノベルでは珍しいことなんですが、主人公がコンプレックスだらけでダメダメな少年です。でも、主人公が加速世界という全く新しい世界を手に入れ、そこで活躍し、居場所を作っていき、自分に少しづつ自信を持っていく過程に惹かれました。最初からチート能力を持ってるような主人公よりよっぽど共感が持てますね。(まあ、主人公の加速世界でのデュエルアバターはややチート気味の凄い能力を持っていますが……)
世界観や設定がかなり作り込まれていて、正直、このブログでは説明しきれません。でも、とても斬新でドキドキするお話でした。まずはアクセル・ワールドの1巻だけでも読んでみることをおススメします!
それでは、また次の記事で!
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