1巻を読み終えてもタイトルの本意がよく分からないです。これから明らかにされていくんでしょうか?
どうも。ラノベ仙人です。
今回は 灰と幻想のグリムガル 1巻の紹介です。
灰と幻想のグリムガル 1巻 / 十文字 青
おすすめ度☆☆☆
ハーレム度☆
お気に入り☆☆☆
<紹介>
“――目覚めよ”
誰かの声が聞こえた気がして目を開けたハルヒロ。
背中にあたるゴツゴツとした感触から洞窟の中のような場所だと推測できるものの、あたりはわずかに蝋燭の火があるのみで真っ暗。
しかし、耳をそばだてるとかすかな息遣いのようなものが聞こえます――。
ハルヒロ:「もしかして、誰かいる……?」
近くから答えが返ってきます。
「あ、うん」
「……います」
「ああ」
「やっぱり」
「何人いるんだ?」
「数えてみる?」
「……ていうか、どこなの、ここ」
「さあ……」
「わかるやつ、いねえのかよ」
「どうなってんの?」
「なんだよ、これ」
――。
お互いの姿も見えず、ここがどこなのかすら分からない。
更には記憶も失い、自分が何故ここにいるのか全く分からない12人の男女たち。
彼らの、モンスターたち蔓延る未知の世界での生活が始まります――。
(ゴブリンとの戦闘シーン)
<感想>
このブログでは普段、ギャグ要素の強いラノベを紹介することが多いんですが、この「灰と幻想のグリムガル」はなかなかシリアスで読み応えがあります。
最近のラノベって戦闘が起こっても人が死なない作品が最近は多いですよね?
でもこの「灰と幻想のグリムガル」は普通に人が死にますし、モンスターたちが死んでいく様子も凄くリアル。人々の行動も現実味があります。
頭蓋骨が硬いゴブリンの頭を何度も何度も殴り血まみれになったり、身内同士で本気のケンカをしたり……。
もちろん、嫌なことばかりではなく、だんだんこの世界での生活に慣れていったり、苦い思いをしながら主人公たちが成長したりしていく様が良く書かれています。
描写がリアルで臨場感があり、登場人物たちの苦労や混乱、悲しみなどが本当に良く伝わってきます。
読んでいてとても引き込まれます……。ついつい一気読みしてしまいました!
真面目なファンタジーが読みたい方には是非、おすすめします!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
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タグ:灰と幻想のグリムガル 十文字 青
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