どうも。ラノベ仙人です。
今回はハルチカ第1巻、「退出ゲーム」の紹介です。
脱出ゲーム (ハルチカ1巻) / 初野 晴
おすすめ度☆☆☆
お気に入り☆☆☆
<紹介>
「わたしはこんな三角関係をざったいに認めない――」
そう言う穂村チカは廃部寸前の吹奏楽部のフルート奏者。
そしてその幼なじみの上条ハルタはその吹奏楽部のホルン奏者。
ふたりは音楽教師の草壁先生の指導の下、吹奏楽の“甲子園”、普門館を夢見て日々練習に励んでいました。
そんな二人の下に次々と舞い込んでくる事件や謎。
2人の推理が冴えわたる才俊ミステリ、ハルチカシリーズ、第1弾です!
(祝・アニメ化!原作も面白いです!)
<感想>
推理小説のような感覚で事件の真相を自力で解明していきたい人にはあんまりおすすめできません。
どうしてかと言うと、推理不可・予測不能な結末が待っているからです!いくら頭を捻っても分かるような答えは出て来ません!
(それだけ「え?何その答え……」と思うような強引なオチも多いです……。まあ、それでも考えるのが楽しかったりしますけどね!)
でもこれ、「吹奏楽部」っていう設定にする意味あったんですかね?
あんまり吹奏楽要素は出てこないです。
完全にミステリです。
(まあ、某古典部も「古典」要素はあんまりなたったですし……)
あと、これは注意点なんですが、ハルタとチカの間での恋は一切ありません!ハルタとチカには二人とも他に好きな人がいるので!
ハルタとチカがイチャイチャしたりいい雰囲気になったりすることはまずありえないので期待しないでください。このふたりはむしろ天敵同士だと思って下さい。
恋愛要素は割と薄いです。
この作品は不可解な謎で読者の頭を「???」でいっぱいの状態にして、最後の答えで「ほう……!」となるのが面白いんです!
なのでメインは恋愛要素ではなく、ミステリですね。(あと、個性的な登場人物たちも魅力的です!)
謎解き・ミステリが好きな方は是非読んでみて下さい!
なかなか楽しめるハズです!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
《おすすめのラノベ》一覧へ
ハルチカ ネタバレ!@「退出ゲーム」
《ハルチカ2作目》「初恋ソムリエ」の紹介,感想