元【アレストア・ファミリア】にして『豊穣の女主人』の店員エルフ、リュー・リオンが主役の外伝です。
ファミリアクロニクル episodeリュー / 大森 藤ノ
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＜あらすじ＞
リュー・リオンを中心とした『ダンまち』の外伝です。
二つのエピソードが収録されています。
・『グラン・カジノをぶっつぶせ！』
とある大カジノのオーナーがある男をカジノで騙し、大金の代わりにその男の娘を奪ってしまいました。
このカジノのオーナー(テリー・デルバンティス)は、これまでも同じことを繰り返していて、何人もの愛人を手に入れてきたようです。
リューはカジノに潜入し、囚われの女性たちをを助けます！
・『そこは豊穣の酒場 Girl meets Girls』
リューが『豊穣の女主人』に拾われた時のお話。
お店の店員たちの素性や、店で働くようになった経緯が分かります。
＜感想・評価＞
＜作品の特徴(５段階評価)＞
おすすめ度 ★★★★★
ハーレム度 ★★
戦闘・バトルの量：★★★
ラブコメ量： ★★
読みやすさ： ★★★★
＜感想＞
よかったです！
『豊穣の女主人』の店員たちのことは気になっていたので、この本で色々と知れて嬉しかったです。
『ダンまち』本編やオラトリアとはイラストレーターが変わっていて、絵の雰囲気が違いますが慣れれば平気です。(ただ、女性キャラの胸が全体的にちょっと盛り上がってるのは気になるかも？)
今回はリューが主役でした。
リューがベルのことを好きになっているような描写はありましたが……
正直私は、リューを『ダンまち』のヒロインとしては見れません。リューはシルの恋を応援していて自分がベルとくっつく気がありません。リューは高潔なエルフなので万一ベルがハーレムルートに進んだとしても、リューがそこに加わることは想像できません。(『To loveる』の小手川さんとかとはわけが違います。ハーレムとかありえない)
リューがベルのことを好きな様子でも、私はリューを『ベルの戦友』としてしか見れません。
ベルがリリとイチャイチャしている所は見ていて楽しいですが、リューがベルに照れてる所を見ても、不毛な感じというか、リューが少しかわいそうに感じてしまいます。
リューが嫌いという訳では決してないですし、この本は面白かったですが、暴力的な人ですし、女性的な要素も見た目しかありません。ベルは否定してましたが、私はリューを『女性』としてみるのは難しそうです。
『豊穣の女主人』のミアさん、名前はかわいらしいと思ってたんですが、フルネームは『ミア・グランド』っていうんですか……。やっぱりゴツい名前でしっくりきました！
(『ファミリアクロニクル episodeリュー』の感想・評価)
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