魔人シュトロームとの対決に決着!
賢者の孫 11巻 / 吉岡 剛
・前:賢者の孫10巻の感想・評価へ。
<あらすじ>
いよいよシュトロームとの決戦です!
『一ヶ月の猶予をあげます。その間に戦力を増強させ、一ヶ月後にこのウォルフォード君が作った囲いの中で雌雄を決しようではありませんか』
そうシュトロームが宣言してから、アルティメット・マジシャンズのメンバーたちはそれぞれ戦力を磨いてきました!
シンだけでなく、敵も味方も存分に暴走する爽快なシリーズ11巻。決戦に勝利した暁には結婚式も待っています!
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★
戦闘・バトルの量:★★★★★
ラブコメ量: ★★★★
読みやすさ: ★★★★★
<感想>
この賢孫シリーズは主人公や仲間たちが異常なスピードで成長して行くので、長くは続かないと思っていました。もう11巻ですがよく続いたもんです。
それもマンネリ化した内容じゃなく、毎回新鮮な楽しさや新展開があるので嬉しいです!
今回はシュトロームとの決戦です。
シンが強い魔法を使う分には、もう大して驚きはないですが、アルティメット・マジシャンズの他のメンバーたちが個々の実力を開花させ、急成長したのは読んでいてとてもワクワクしました!
ちょっとネタバレをすると、今回は『魔人同士の間にできた子供』が登場します。この子が魔人ではなく人間だったので、「魔人は子孫を残せない」ということで繁栄を諦め、自滅していった……。という流れでした。
これが私は納得がいきませんでした!魔人も元々人間ですし、人間の子が産めるならもうそれは人間として生きていけばいいのに!
彼ら魔人たちはそんなに『自分は人間ではない』という意識が強かったんでしょうか……。(困惑)
私はこの11巻で『賢者の孫』は終わると思ってましたが、どうやらまだ続くようです!
正直、『ここで終わっといた方が良いのでは?』とは思いますが……。今回で十分なフィナーレを迎えたのに、これ以上一体何があるというのか。想像がつきません!
(『賢者の孫』11巻[一騎当千の新英雄]の感想・評価)
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