【ロキ・ファミリア】と【ヘスティア・ファミリア】。冒険者たちの団欒!
ソード・オラトリア 5巻 / 大森 藤ノ
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<あらすじ>
この5巻からアニメ化されていない部分です!
【ロキ・ファミリア】の活躍のほかに、冒険者の二つ名をつける神々の神会(デナトゥス)の様子も描かれています。
「ほい、冒険者エリカ・オーザリア。称号は【美尾爛手(ビオランテ)】、と」
「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
一方。
命からがらベルが辿り着いた18階層では、【ロキ・ファミリア】と【ヘスティア・ファミリア】の交流が始まります。
アイズ達に同行していた椿の話で、精霊は人間の子を産めないものの、精霊の血を継いだ人はいることが判明。ヴェルフの魔剣を打つ能力は、精霊の血によるものでした!!
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★★★
戦闘・バトルの量:★★★
ラブコメ量: ★★★★
読みやすさ: ★★★
<感想>
今回はバトルはかなり少なめ。お休み回でした。私は命を懸けた冒険をしてるより、こういうのほほんとした回の方が好きだったりします。
ベルがアイズ達の裸を見てしまった後の話が増量されてて面白かったです。レフィーヤ大激怒!(ここまで大事になっていたとは……)
ダンまちの本編にはレフィーヤは殆ど出て来ません。この外伝だけでしか読めない話、知れない事情がいっぱいあって、『作者さんはここまで設定を作り込んでるのか!』と感心させられます。
ベルは英雄譚が好きですが、アイズのお母さんがその英雄譚に登場する精霊なんじゃないかという説が出て来ました!(しかし精霊は人間と子を作ることができないようですが)
アイズは自分の過去を秘密にしていて話してくれないので、メンバーたちが色々詮索している状況です。
……でも、私としてはアイズよりも他のメンバーのことが気になります!アイズの過去も気になるんですが、彼女のことはなんとなく分かってきましたし、情報もそろってきています。
【ロキ・ファミリア】のメンバーは皆過去に何かを持っていそうでとても気になります。なのに全然情報が出て来ません!
リヴェリア、ガレス、フィンの3人はどういう経緯で手を組んだのか。どうやってロキと出会ったのか。アマゾネスの双子、ティオナとティオネも人には話せない過去を抱えているようです。
皆の人となりが謎だらけのままストーリーが進んでます!そのせいかなんとなく感情移入しづらいのは残念かも。
(『ソード・オラトリア』5巻の感想・評価)
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