ラノベぐらし！

ダンまち15巻の感想・評価。今回は各キャラの過去のお話が沢山入ってます。(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 15巻　/　大森 藤ノ

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15 （GA文庫） [ 大森藤ノ ] 価格:691円 (2019/9/21 07:58時点) 感想(4件)

15巻は短編集です！
オラリオに来る前、そして来たばかりの頃のベル、ヘスティア様、ヴェルフ。リリや命・春姫、エイナさんの過去の話などが載っています。

また、過去の話だけでなく、無事に地上に生還できたベル達の様子(14巻の続き)も短編の合間に入っています。ベルの左腕が大変なことに！レベルをランクアップできるようになったメンバーも何人かいます。

自堕落だった頃のヘスティア様も見れました。

「……ちょっと、ヘスティア？　あんた、いい加減に子供の勧誘を始めなさいよ。言っとくけど【ファミリア】の旗上げはそう簡単にいくもんじゃ――」
「ああ、明日からするよー」(３ヵ月経過)

＜５段階評価＞
おすすめ度　　　　★★★
ハーレム度　　　　★★★
好き・気に入った：★★★
戦闘・バトルの量：★★★
ラブコメ量：　　　★★★
読みやすさ：　　　★★★

＜感想＞
まず、表紙の雰囲気がガラッと変わったのが気になります。いつもは普通に書かれてる巻数の数字ですが、この15巻は『15』の文字をベルとヘスティア様の髪の毛がくぐってます。今後はこういう感じの表紙になっていくんでしょうか？(別に全然いいですけども)

内容はこれまでと比べるとかなり穏やかで、言ってしまえば大したことないお話が多かったです。ヴェルフが家出した話や、リリの幼少時代などシリアスな話も入ってますが、リューさんと地獄の『深層』を彷徨って『ジャガーノート』に襲われた14巻に比べれば大分気軽に読めます！

私としては、もっともっと日常のベル達の話が読みたいです！仲間たちとの会話や、ベルの恋愛模様などが面白いのでもっと見たいです。
リリがベルをデートに誘ってみたり、いっそ誰かベルに告白したりしたら面白くなりそう。ちなみに今の所一番ベルに積極的なのは、たぶん春姫です。意外にも。

春姫：「は、春姫は――メイドをいたします！」

リューさんが今後ベルにどう接していくのか気になってましたけど……。リューさんはベルを直視できなくなっていました。『豊穣の女主人』にベル達が来ても、ベルが視界に入りそうになると『ぐるんっ！』と勢い良く体ごと反転。とことん不器用なリューさんが微笑ましかったです(笑)

きっとまた冒険に出てしまうんでしょうけど、できることなら次回も穏やかな回であって欲しいです。

(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』15巻の感想・評価)